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初めての「世田谷ボロ市」 世田谷ボロ市って何が買えるの?

今回は、はじめて訪れた「世田谷ボロ市」のレポートをお届けします。

うつわ好きで骨董にも興味があり、「世田谷ボロ市」は以前から気になっていたイベントです。
毎年、ニュースで見る“混雑”の様子にひるんで、行くのをずっと躊躇していました。

「東京に住んでいるんだから1回くらい行ってみよう」と、思い切って(大げさ?)12月16日に初参戦。

土曜日ということもあり、予想通りの混雑でしたが、おもちゃ箱をひっくり返したような雑多な品ぞろえは見るだけでも楽しめました。

そして何より「世田谷ボロ市」が、どんなものなのか体験できたのが収穫でした!

世田谷ボロ市が気になる、まだ行ったことがないけど何があるの? 
そんな方には、この記事を読んでお出かけの参考にしてくださいね。

はじめに 世田谷ボロ市とは?

【開催概要】
開催日:毎1月15・16日および12月15・16日 9:00~20:00
場 所:東京都世田谷区世田谷1丁目「ボロ市通り」とその周辺
最寄駅:「世田谷線」世田谷駅・上町駅、徒歩3分

世田谷ボロ市は、毎年1月と12月の15・16日の年に4日だけ開催。
代官屋敷』を中心にしたボロ市通りに約700もの露店が出店。
1日で20万人もの人出でにぎわう、冬の風物詩の1つです。

1578年に小田原城主北条氏政が楽市を開いたのが始まり。最初は古着を扱ったため、「ボロ市」と呼ばれるようになったと言われています。

私が初めて訪れた印象は、“ボロ市とは、縁日と骨董市が一緒になった町ぐるみのイベント”という感じ。

ふだんは静かであろう、世田谷区とはいえ下町感あふれる住宅街に数百もの露店が並ぶ光景はかなりレアです。

テレビで見ていた混雑が目の前にあり、常に押すな押すなの状態。
私が意外に感じたのは、飲食店の多さ。

骨董や着物など古いものの売るイベントというイメージだったので、古着店の横や向かいに、飲食のブースがあるのはなかなか面白いなと思いました。
(一応、飲食ブースはまとまって並んではいるのですが…)

どんなお店があるの? ボロ市で買えるもの

ボロ市のメインは古物

特に多いのは、「古物」を取り扱うお店。古物といっても、ジャンルはさまざまです。
古着、古い着物や骨董のうつわ、昔のペコちゃんの置物など、古道具屋さんやリサイクルショップなどで販売されているものはたいていあります。

古物ばかりじゃない! 世田谷みやげや物産展なども開催

ただ、古い物ばかりではなく、お箸や木のスプーン、バックやアクセサリー、手作りの革製品など新品を販売しているお店もありました。

また、地方の名産品を扱う「ふるさと物産展」も開催。我が家は、岩手県の店で1個100円のリンゴを朝食用に購入しました。

数あるブースの中で人気だったのは、「古い教科書」のコーナー。
大江戸骨董市などにも出店している「とちや」さんで扱っていました。

1冊300円均一という、破格の価格ということもあり黒山の人だかり。
時代や科目でジャンル分けした棚の前には立ち読みしながら、選ぶ人でにぎわっていました。

また、私が個人的に気になったのは、「昭和の薬箱」。
常備薬を保管していた、取手付きの木箱にひかれました。
表面に書かれた薬屋さんのロゴなども味があり、
奥行きが20~30㎝位なので、小物の収納にいいサイズ。

昭和の薬箱。手描きの文字がいい感じです!

DIYが得意な人なら、複数個組み合わせて、チェストにするのも良さそう。
見たことがないものに出会えるのが、ボロ市の魅力ですね!

うつわは何があるの? 多いのは「骨董」のうつわ

骨董のうつわがお得

うつわを扱うお店は、結構ありましたが、ほとんどが骨董のうつわ。
印判や古伊万里、漆器などを扱うお店が多く、私の印象では骨董市よりややリーズナブル!
年末なので、新年のうつわをまとめ買いするにはいいタイミングです。

リーズナブルなレトロ食器も

その次に多いのが、最近注目の昭和レトロなグラスなど。
人気のアデリアグラスのような柄入りのカラフルなコップはお手頃価格。
お子さん用にもいいですし、ホームパーティー用に複数個買うのもいいなと思いました。

作家物や海外のうつわもあります!

あと、少数ですが、作家物のうつわを扱うお店もありました。
長野など東京以外からも出店している方もおり、お目当ての作家さんであれば行ってみるのもいいですね。

また、トルコ食器、ポーランド食器など海外のうつわを扱うショップもあり、クリスマスのうつわとして買うのもいいかも。

国産の洋食器。和食に合いそうですね。


町中が縁日のようなイベント 
古い物好きさんやお祭り好きなら楽しめそう

ブリキの看板も売っています。インテリアにいいですね!

世田谷ボロ市は、古い物が中心なので、品ぞろえがお店によってバラバラ。
そのため、行ってみないと何があるか分からないワクワク感があります。

また、飲食のブースも多く、夜8時まで開催しているので、縁日感覚で楽しむのもあり。

とにかくお店が多く、ジャンルごとに並んでいるようで並んでいないごちゃ混ぜな感じが面白いイベント。買う物をある程度決めつつ、たまたま見かけたものを買う感じがいいのかなと思いました。

結局、うつわは選びきれず、お土産はリンゴのみでしたが、“歩き回れる縁日”を堪能しました。

次回は1月15日・16日の開催 
防寒&歩ける服装で出かけましょう!

次回の開催は、年明けの1月16日・16日の2日間。
とにかく、広範囲にお店があるので、かなり歩きます。
歩きやすい靴とエコバックの持参、寒さ&混雑対策をしてお出かけ下さいね。

事前に出展場をチェックして、どんなお店があるか予習していくとスムーズですよ。

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