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三大県民歌・【秋田県民歌】の歌詞の意味

はじめに

皆さん、初めまして。理学療法士で歌手でアクティビティディレクターのchiaki matsuta と申します。この度、noteデビューをいたしました✨その目的は、日本の歌を、世界の人にも分かりやすい言葉で届けたいという想いからです。

記念すべきnote第一号は、私の生まれた故郷秋田で愛され続けている、三大県民歌の一つ、【秋田県民歌】について書き記していきたいと思っています。早速、秋田県民歌について書きたいところですが・・・昔から文章を書くのは苦手で、国語が一番成績が悪く、次に悪いのは英語。それでも歌が大好きで歌を届けたい!のですが、歌には言葉やメッセージが込められています。言葉、歌では歌詞が持つメッセージを理解せずには歌手は成り立たない・・・というのは大袈裟ですが、避けては通れない予感がずっとしています。(まだ現実には至ってないのか!そんなことはないけど・・・) 私の文章は、主語がなかったり、一つの文章が長くなってしまったり、思いを上手く言葉に出来なかったりするのですが、そんな私が、noteデビューしたのには理由があります。ですので、第一号は寛容な皆様のお心で、沢山の文字数になってしまうことをお許しください。いやいや、そんな時間はない。秋田県民歌について何を記してあるんだと思う方は、どうぞ下の方へスクロールしてください。でも、本当は今から記してあることを読んでいただけたなら、この世の中に小さな灯火やアイディアが繋がっていける可能性があるかもしれません。

noteを始めようと踏み出せた理由

コロナ禍の中、芸術家そして特に歌手は、皆さんに生の音楽をお届けすることを阻まれる状況が強くありました。そしてまだその状況は続いています。世界は発信の方法を工夫し、リモート演奏やライブ配信など、様々な方法で音楽を届ける工夫を今も試みています。いつか、この状態が収束することを全世界が祈っていることでしょう。コンサートが演奏者もお客様も共に安心して行えるまで、きっと皆諦めないことでしょう。でも、皆とても苦労し、疲弊しています。私は、昨日フィギュアスケーターの羽生結弦さんのスケート中継をみて、とてつもなく感動しました。この一年、コーチを置かず、大学での勉強を続けながら、一人で自分の演技を追求し、練習していたそうですね。10ヶ月以上の期間、試合から遠ざかっていて、いざシーズン初戦として迎える全日本選手権。演技を見た方ならば、私がここで多くを語らずともわかっていただけるでしょう。今日のニュースで読んだのですが、本当は一人で辛くて、辞めようかなって思ったこともあったそうです。それでも、緊張からの失敗なんて言葉は、彼のプログラムにはインストールされてない。どんな事を考え、自分を信じ、あのようなパフォーマンスをすることができるのか。もう一人のフィギュアスケーター三原舞依さん。難病にて去年はリンクに起つことが出来なかったそうで、やせ細った肉体からリスタートしたトレーニングはどれほど辛かったでしょう。でも、彼女もまた、リンクに立つことの喜びを爆発させ、自分のパフォーマンスを出し切ることが出来ました。私は・・・ここに書くのには忍びない程にいろいろあったのですが、いつからこんなに前に進むことが怖くなっていたのでしょうか。20代のような勢いは、もう持てないなんて、ほんとは自分でそう思い込んでしまってるのではないだろうか。もちろん、30代らしい考え方、動き方はあるのでしょうけど。

noteに期待する私の夢・拡がり・共存

私は、YOUTUBEやinstagramなどで、様々なジャンルの歌を発信しています。また、介護予防体操動画なども配信しています。その活動の中で、日本人だけではなく、海外の方からもアクセスして頂くことがありました。日本の歌の歌詞には風情があり、また昔から愛されてきている童謡・唱歌などの歌詞も奥深いものがあると以前から感じていました。YOUTUBEでは、自動翻訳機能があり、日本語字幕をこちらが入力しておくことで、世界の言葉に翻訳してくれるというとても便利な機能があります。でもそれは、私の入力した日本語字幕が圧倒的に分かりやすい日本語であった場合です。歌詞は沢山の背景やニュアンスが短縮された形で、さらに昔に作詞されたものは活用形を理解する必要があり、日本人である私が、この歌の素晴らしさを世界に広めよう!なんて意気込んだものの、大変難しい作業であることがわかってきました。そして、出来るのならば、作詞者に会って話を聞いてみたい…これはクラシックを愛する人あるあるですが、もうお亡くなりになっている偉人たちに訊ねることはできません。でも、これらの素晴らしい歌を、歌いたいし、歌詞の意味を深く理解して届けたいのです。例えば、「童謡 歌詞 意味」なんてネットで検索した場合、何人かの方の、ご自身でこのように訳してみましたというページに出会いました。これらを書かれた方には、本当に脱帽です。でも、このようなページはごくわずかなのが現実です。それでも前述の気持ちを諦めたくなくて、私のYOUTUBEでは、私なりに解読した日本語字幕をつけていますが、乏しい日本語読解力とネイティブな秋田弁の力だけでは、果たして外国語に翻訳された時、うまくニュアンスが伝わっているのか自信がありません。そこで、皆様にお願いがあります。私の想いに共感してくださる方やすでにこんな方法で私は対応しているよ等々、様々なご意見が皆さんにもお有りかと予想します。私は、そんな方達と出会い、繋がり、共存して生きていきたくて、書き記すことを決心しました。お恥ずかしながら、私が考える日本語対訳をここに書き記していきますので、もし、この歌詞ははこんな意味なのではないかなどと教えてくださる方や一緒に考えてくださる方がいらしたら、とても嬉しいです。コロナで人と人とが分断されている今、繋がることで発生するのはクラスターではない、アイディアだと信じています。本当に宣言通り、長くなってしまいましたが、読み手のあなたのおかげで、私の想いが広がっていく世界を楽しみに、noteを始めていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

秋田県民歌について

秋田県民歌は、1930年(昭和5年)に制定。作詞・倉田政嗣、補作詞・高野辰之、作曲・成田為三。
1945年(昭和20年)の太平洋戦争終結前には山形県の「最上川」、長野県の「信濃の国」と合わせて「三大県民歌」の1曲と称されていました。

スポーツの開会式や、イベント・式典において斉唱される事が多く、県民の大合唱は見事で、県民にとても愛されている曲の一つです。歌詞は4番まであり、秋田の自然の魅力から歴史等を歌い上げています。

秋田県民歌 歌詞

一、
秀麗無比なる 鳥海山よ
狂瀾吼え立つ 男鹿半島よ
神秘の十和田は 田沢と共に
世界に名を得し 誇の湖水
山水皆これ 詩の国秋田

二、
廻らす山山 霊気をこめて
斧の音響かぬ 千古の美林
地下なる鉱脈 無限の宝庫
見渡す広野は 渺茫霞み
黄金と実りて 豊けき秋田

三、
篤胤信淵 巨人の訓
久遠に輝く 北斗と高く
錦旗を護りし 戊辰の栄は
矢留の城頭 花とぞ薫る
歴史はかぐわし 誉の秋田

四、
民俗勝れて 質実剛毅
正義と自治との さとしを体し
人材遍く 育みなして
燦たる理想に 燃え起つ我等
至純の郷土と 拓かん秋田

どうでしょう・・・・ちょっと難しい漢字が並んでいたり、昔の活用形が使われていて、この分野のプロの力を借りたいのが本音です・・・

それでは、Google翻訳機能を意識した、私なりの対訳を記載します。

一、
秀麗無比なる 鳥海山よ
狂瀾吼え立つ 男鹿半島よ
神秘の十和田湖は 田沢湖と共に
世界に名を得し 誇りの湖水
山や水が皆 詩の国秋田

ニ、
周りの山々は 霊気を込めている
斧の音が響かないほどの 永遠に美しい林
地下なる鉱脈 無限の宝庫
見渡す広い野は 霞んでいる遠く果てしなく
黄金に稲が実る 盛大な秋田

三、
平田篤胤・佐藤しんえん(思想家) 素晴らしい人の訓え
北斗七星のように高く 久遠に輝く
戊辰戦争で 錦の御旗(天皇軍の旗)を護り勝った
戦いを休み 城のそばで花が薫っている
歴史はかんばしい 誇りの秋田

四、
民俗が際立って 意思が強く くじけない
正義と自治との 説諭を守る
人材の育みは 広く行き渡る
燦たる理想に 燃え起つ我等
至純の郷土と 拓こう秋田

歌を聞いたり、歌ってみましょう

この対訳で、上記の動画をお届けしています。改めまして、皆さんからご意見やご指摘を頂いた場合には、随時内容を更新していきたいと考えております。まずは、第一号ですので、これからどのように舵をとっていくのか、不透明な部分もありますが、芯はぶれずに発信していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。ここまで読んでいただきありがとうございました。

Chiaki Matsuta


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