ゼロから個人で仕事を始められるようになるまでの3つの変化

私は、現在5歳の長男が1歳を過ぎた頃、
何か手に職を…。
できることなら家で働ける仕事がしたい…。
と、思いオンラインで学べるWebデザインの講座を受講しました。

その頃、そのスクールの卒業生で実際にWebデザインの仕事をされている方のインタビュー記事を読んでいて、
「そんなうまい話あるかいっ!」
と、毎回一人ツッコミを入れていたことがありました。

それは、「どうやって一番最初のお仕事を獲得されたんですか?」という質問に対して、「知人のお店のホームページを作ってほしいと声をかけていただいて…」という回答。

「え、そんなうまい話ある?」

私には、ホームページを必要としているであろう知人はいない。
お店とか個人で商売をしている知り合いもいない。

でも、

「独立した知人の名刺を作らせてもらいました」
とか、
「知り合いのお店のチラシを作らせてもらいました」
という、

「知人からの依頼」で、仕事を始めたという話、割とよく聞くんです。

なので、当時は、個人で仕事をしていくには、たくさん知人友人がいて、人脈の多い人が絶対的に有利で、友達が数えるほどしかいない私のような人間には厳しい世界なんだと思いました。

0を1にすることは、とてつもなくハードルが高くて、結局のところ未経験から仕事ができるようになるなんて夢の話なんだわ…。

どんなに架空事例を自分で考えて作ったところで、誰の目に止まるというのだろうか。

完全に諦めモード、まっしぐらでした。

でも、それから2年半ほどが過ぎ…

私は、いわゆる「知人からの依頼」で、初めてのお仕事をさせていただくことになりました。

その時のお仕事のことについては、こちらの記事でも書いています↓

そして、その「知人からの依頼」をきっかけに、知人から知人へと輪が広がり、ありがたいことに絶え間なくお仕事の依頼をいただくようになりました。

2年半前、知人からの依頼なんてあるわけないと諦めモードにいた私と、今の私、一体、何が違うんだろう?
と、考えてみると、

圧倒的な違いが3つ。

  1. 相談できる人がいること。

  2. 目の前の人のために、私にできることを考えるようになったこと。

  3. 恥はかき捨てる覚悟ができたこと。

相談できる人がいること。

これは、私にとってはかなり重要なポイントでした。

自分のやりたいことを現実にしていこうとすると、必ず、分からないこと、やったことのないことで溢れてきます。
というか、それしかないぐらい。

今までは、とにかく検索、検索、検索!
情報収集しまくって、それが仇となってやる気を失うなんてことはザラにあって…。

分からないからやらない。
できる自信がないからやらない。

壁一つ乗り越えられず、やらない言い訳を探すのが上手になっていきました。

それが、今では、困りごとを気軽に相談できたり、話を聞いてもらえる人と出会うことができました。

それは、自らオンラインコミュニティに入ったり、SNSで声をかけてみたり、学びの場に参加したりしたことでご縁を広げていったことがきっかけです。

私にとっての勝ちパターンは、頼れる人、憧れる人が近くにいて話が聞ける状態に身を置くことだということがわかりました。

ひとりで黙々とやるのが好きなタイプではありますが、それには限界があって、上手く人に頼ることはすごく大切だと感じています。

目の前の人のために、私にできることを考えるようになったこと。

私にできることなんて…
もっとすごい人は世の中にいっぱいいる…

そんな風に思って、自分から何かを差し出す勇気など全くなくて、常に受け身の状態にいるのが当たり前でした。
それが当たり前のことすぎて何とも思っていなかった。

そりゃ、私より高いスキルを持った人はたくさんいますが、そんなこと正直、どうでもええやんって思ったんです。

みんながみんな高いスキルを持った人を求めているわけではなかろう。

どんなに小さなことでもいいから、目の前の人が喜んでくれることができればそれで十分。

私にできそうなことがあれば、とりあえず手を挙げてみよう。
できるんじゃない?って自分で思ったことは、大体できる。
やってみたら超難しいこともあるけど、それならできるように勉強したり、誰かに頼ったりすればいい。ここでも、相談できる人がいることが効いてきますね。

とにかく、目の前の人の困り事を解決するためには?と、考えれば、できないことはないはずなんです。

恥はかき捨てる覚悟ができたこと。

これが一番、私の中では大きな変化だと思います。

うまくできなかったらどうしよう。

失敗したらどうしよう。

そう思うと動けなくて、分からないこと、知らないことは全部解消するまで動けない。
そんな私でした。

でも、発信することに少し慣れてきて、身の回りに相談したり、頼れる仲間ができてきたころに思うようなったことが。

ええねん、失敗したら。
最高のネタになるんやから。

人の失敗談ほどおもしろい話はありませんね?笑

きっと、私の失敗談で救われる人がいる。
そう思えば、もう恥はかき捨て。全てネタにすればいい。

やっちまった〜ってことほど、学びは多いし、次につながるチャンスも転がっていると思います。

それに、

うまくいかなかったらどうしよう。
失敗したらどうしよう。

と、思うなら、うまくいかなかった時、どうすればいいのか、先に策を考えておけばいいだけだと気づきました。

大抵、不安になるのは、先のことが分からないから。

でも、先のことはどんなに考えたって、誰にも分からない。

そもそも何が失敗で、何が成功なのかも、分からない。

やってみないと分からないことしかないから、それならさっさとやってみて、次に進んだ方が気が楽です。


そんなわけで、まとめると、今の自分にできることを全力でやればいいとわかって、相談できる人や頼れる人がいれば、失敗しても怖くないと思えるようになったことで、個人で仕事をしていくことができるようになりました。

最初は、相談できる人もいないし、自分にできることもわからない、何もないゼロの状態でした。

でも、今はSNSやオンラインであらゆる人たちと繋がれる時代です。

私の第一歩はこのnoteを始めたことでした。

(↓一番最初の記事。タイトルからしてまだ何もない状態なのがよくわかる笑)

そこから出会いが生まれて、視野が広がり、考え方もどんどん変化していきました。

少しの勇気の積み重ねで、1年後には大きな変化が現れます。

「そんなうまい話あるかいっ」と突っ込んでいた私に、そんなうまい話が転がり込むことになるんですから、人生何が起きるかわからないし、人間誰でもいつからでも変われるんだなと思います。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?