「思いやりは大切ですけどね、女性軽視への思いやりは無用です。」
女性らしい言葉遣いを求められる社会
タレントでありエッセイストでもある小島慶子さんが11月6日、自身のtwitterにて、彼女が取材時に感じたジェンダーバイアスに関してツイートした。約1万7千いいねを獲得するなど、話題を呼んでいる。
今回のツイートでは小島さんが、ジェンダーがテーマの取材で、
といった、提案されることが多々あると打ち明けた。
小島さんは、それらの提案が「炎上対策」という配慮であるとした上で、
と、皮肉交じりにその提案がいかに「女性軽視」であるかを強調した。
リツイートでは、日本メディアの社会における意思決定層に対する忖度を批判する声も見受けられた。
また、根深いジェンダーバイアスに言及するコメントも多くあった。
小島さんは以前に講談社が発信するwebマガジン mi-mollet (ミモレ)の取材に対し、メディアにおけるジェンダーバランスの偏りを指摘している。
このような、多様性が育まれにくい社会構造が根強く存在している日本社会に対して、小島さんはこのように続けている。
近年、女性芸能人がテレビで「性欲」について語るようになったり、従来のジェンダー規範に縛られない芸能人が起用されるなど、多様性が尊重される社会に大きく前進したかのように思われる。
しかし他方で、社会の求めるジェンダー規範は今だに根強く日本に存在している。
小島さんは、今回のツイートに返信する形で以下のように締めくくった。
根深い日本社会におけるジェンダーバイアスに切り込んだ今回の小島さんのツイート、皆さんはどう思われますか?
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