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マネーフォワード新卒デザイナーが1年間で学んだこと3選

こんにちは。マネーフォワードのデザイナー、三上千夏です!

3月ということで、マネーフォワードに新卒入社してそろそろ1年が経とうとしている...早すぎる...ってノロノロ記事書いていたら4月になろうとしてました😇

この1年間仕事を通して大小様々な壁にぶち当たり、その壁の乗り越え方について知っていく中でたくさんのことを学びました!

そんな中でも今回は、1年間の中で特に学びとなったことを3つほど紹介したいと思います💪

1. サマーインターンの企画の中で学んだこと

■自分がやりたい!と思ったらとりあえず手をあげちゃおう!

私は「サマーインターン」というイベントにめちゃくちゃ思い出があります。

大学時代、周りにインターンできる場所が少なかった私は長期休みに参加できるサマーインターンにいくつか参加していました。

デザイナーさんからレビューをいただきながら作業できたことや、自分と同じデザイナー志望の学生と交流できたことはとても刺激になりました。
自分がデザイナーになれたのはサマーインターンでたくさんのことを学べたからだと思っています。

そんな思い出深いサマーインターンが、なんと私が入社した年にマネーフォワードで初めて開催されることになったんです!!!🎉

そんな時に、こんな投稿が流れてきて...

やりたい!と思いましたが、社会人になりたての私が企画に携わっても良いのかな...と手をあげるかとっても悩みました。

しかし「自分がサマーインターンで得られたような体験を、学生の皆さんにも届けたい!」と強く思い、手をあげました。

思い返すと超大事な行動だったな〜と思います。
とにかく挑戦して経験値を上げることが新卒の成長にとっては大事だと思います。
その面でやりたかったら手をあげられる、新卒にもそのチャレンジをさせてくれた職場には感謝しかないです🙏

■自分にできることは何かを考える!

サマーインターンの企画に勢いよく手をあげたはいいものの、話し合いにあまりついていけていない自分に焦っていました。

「企画自体もまだまだ改善の余地があるのに私は何もできていない、このままじゃいかん!」と思い「自分だからこそ貢献できることは何か」を考えました。

このインターンに参加するのはデザイナー志望の学生です。
インターンを成功に導くためには、実際にオンラインサマーインターンに参加するorしたことのある学生の意見が必要だと思いました。

そこで私はオンラインのデザインサマーインターンに参加したことがある大学時代の後輩に声をかけ、以下の情報を引き出すためのヒアリングを行いました。

・オンラインインターンの日程・当日の流れ
・インターンに期待していたもの
・オンラインインターンのメリット・デメリット

このヒアリングを行えたことで、学生の気持ちに沿ったインターンの日程方向性を定めることができました。
(インターンの企画や当日の流れについて、詳しくはこちらをご覧ください👇)

ついこの前まで学生だったからこそ、取り掛かる事ができたヒアリングだと思っています。

この機会があったおかげで「自分が持っている武器」と「組織が求めていること」を意識して、自分と組織がwin-winになるよう仕事に取り組めるようになりました。


2. 抱えている問題と向き合う中で学んだこと

■自分の中のモヤモヤと向き合うとハッピーに過ごせる!

私が所属しているデザインチームでは、仕事や生活の中で生まれてくるモヤモヤを晴らすヒントを得るための取り組み「2on2ミーティング」を定期的に行なっていました。

この取り組みのおかげで、仕事に限らずプライベートでもとても晴れやかな気持ちで過ごせました。
自分が悩んでいたことが実は問題じゃなかったり、別の場所に問題があったことに気づけるようになったからです。

2on2はオンライン形式で4人で行うミーティングです。一人一人、配役を決めてからスタートします。

🙋‍♀️配役🙋‍♂️
【Aチーム】
相談者:2on2の主役、困っていることや曖昧な悩みを話す
支援者:相談者が持ち込んだ話題に対して、事実のみ深掘る
 ―――――――――――――――――――――――――― ――――― 
【Bチーム】
観察者1、観察者2:他者の視点を提供。問題解決的な発信はしない

配役を決めたあと、以下のようなステップでミーティングを進めました。

2on2ミーティングに関して以下のような記事もあります👇

1対1の会話と違い、2on2では「観察」というフェーズがあります。
その結果、参加者が話題に対して俯瞰しやすくなる特徴があります。
何が問題なのか、そもそもそれは問題なのか」2on2の目的は相談者の悩みやモヤモヤの解消です。

そのため、最終的に「問題と思っていたことは、問題ではなかった」となっても良いのです。

私たちのチームでは、仕事の話に限らず、プライベートの問題も持ってきて話し合ったりしました。(ダイエットの話をしているチームメンバーもいました💃)

2on2シート

抱えている問題と向き合うのって、自分1人だと結構難しいなと思います。しかし、2on2なら色んな気づきが得られます。
そのおかげで1年通し、割と前向きに過ごせたなと思います。

また自分の問題や悩みについて放置せず「何がモヤモヤの根源なのか」を考える癖がついたのは、大きな成長だったなと思います。
(学生の頃だったらモヤモヤして終わっていたと思う笑)

3. プロダクトのリードデザイナーになって学んだこと

■ちょっとずつ全体的にタスクを作り上げてくと、自分にとってもチームにとっても良いことがある!

私は今年の1月からマネーフォワード クラウド勤怠というプロダクトのUIデザインを1人で担っています。

元々は先輩デザイナーさんと一緒にプロダクトのUIデザインを行っていました。
が、その先輩がPDMに転向したことをきっかけに、デザインタスクについては自分がリードしていくことになりました。

ワクワクした気持ちもありつつ、不安もあった1月だったなあと思います。

そんな不安の中で大きく占めていたのは「どんな風にデザインタスクを進めたら良いのかわからない」という気持ちです😭

もともと私はどんなタスクにしろ順番通りに進めてしまうタイプでした。

例えば画面のワイヤーを10個作るとしたら、1から順番に進めていって3の時点でつまづくと、ずっと3について考えてしまいそこからなかなか抜けられないタイプでした。

このような進め方によって、以下のような問題が起きました。

😵3以降にどんな魔物が潜んでいるか分からないので、スケジュールの全体感を掴めない。暗中模索で動いている感じ

😵つまいづいているものに一生時間がかかってしまう

😵チームメンバーもデザインの全体感が掴めないので不安

しかし、この悩みは先輩デザイナーに教えてもらった「全体をちょっとずつ作り上げていく」を実行したら驚くほどに解決しました。

今まで、1~10を順番にやっていた私でしたが、1~10までをちょっとずつやることを繰り返して完成に近づける進め方に変更してみました。

すると嬉しいことがめちゃくちゃ起こりました!

😍1~10までを一度軽くおさらいするだけで、どこにどんな問題がありそうかがわかるので、スケジュール感を掴みやすい

😍3で躓いたとしても、4以降に3のヒントになるようなタスクがあったりしてスピードUP!

😍チームメンバーもデザインの全体感をすぐ把握できて安心!

今まで不安な気持ちのまま進めていたタスクが、この進め方に変えたことで気持ちよく仕事に取り掛かれるようになりました。

また自分の気持ちが晴れただけではなく、チームメンバーへのレビューもしやすくなり、アウトプットを完成させるまでのスピードも早まりました。


■いざというときは周りに助けを求めよう!

上記での悩みが解決できたのも周りに相談できたからだったので学びとしておきました!(笑)

記事で紹介した出来事以外でも、自分が壁にぶつかりまくり転びまくってもなんとか前進しながら頑張れたのは、周りに相談して切り口を見つけられたからだと思っています。

(先輩方、同期の皆へ
根気強く&快く相談に乗っていただきいつもありがとうございます🙇‍♀️)

その一方で自分だけで考える時間も大事だと思います。
1-10まで一旦自分の方で考えた上で「もうどうすればいいかわからん!お手上げ!」って部分はすぐ周りに相談することを心がけ、これからもプロダクト作りに励んでいきたいです🔥


最後に

最後まで読んでくださりありがとうございました!!!

この記事を読んで「マネーフォワードのデザイナーって他にどんなことをしているんだろう」「どんな人がいるんだろう」と興味が湧いた方は、マネーフォワード・デザインマガジンからの発信を見ていただけると幸いです😉

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