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蕪と仔羊の煮込み料理 ナヴァラン・ダニョー

ブリュッセルは昨日、この冬初めての雪が降りました。
寒い日には煮込み料理が食べたくなるので、最近はストウブが毎日大活躍しています。

先日はスーパーの野菜コーナーで蕪(Navet)を見つけたので、蕪を使った煮込み料理 ナヴァラン・ダニョー(Navarin d'agneau) を作りました。仔羊肉と蕪、人参、玉ねぎをトマトペースト、ニンニク、ハーブで煮込んだフランスの家庭料理です。ベルギーでもよくお惣菜屋さんで売られているのを見かけます。

ベルギーの蕪の旬は日本と同じで、春と晩秋〜冬の年2回です。

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ベルギーで売られている蕪は、写真のように上の部分が紫色です。色が付いているのは皮だけなので、剥くと中身は真っ白です。日本の蕪に比べると瑞々しさが少ないですが、煮るとほっくり柔らかくなってとても美味しいです。

作り方

材料(4皿分)
仔羊肉(今回はblanquetteを使用)  500g
蕪              小さめ4~5個
人参                   2本
玉ねぎ                                                    小2個
2倍濃縮トマトペースト                      1缶(70g)
にんにく                                                     1片
小麦粉(肉にまぶす用)         適量                                            オリーブオイル             適量
ローリエ                  1枚
乾燥ハーブ(タイム、オレガノなど)   少々
スパイス(クミン、ターメリック、シナモン、ナツメグ、カイエンペッパー)                    クミンのみ小さじ1、他のスパイスは少々 
塩                   適量         

1.  フライパンにオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたにんにくを加える。にんにくの良い香りがしてきたら、小麦粉をまぶした仔羊肉を加えて炒める。

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2. 煮込み用の鍋に炒めた仔羊肉を移し、肉が被るくらいの水を加え火にかける。トマトペースト、ハーブ類(ローリエ、タイム、オレガノ)、スパイス類(クミン、ターメリック、カイエンペッパー、シナモン、ナツメグ)を加え、蓋をして弱火〜中火で45分加熱する。

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スパイスは入れないレシピもあるので、お好みで。私はクミン大好きなのでいつもスパイス入りで作っています。

3. 蕪、人参、玉ねぎを適当な大きさに切り、オリーブオイルで炒める。

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4. 鍋に炒めた野菜と塩を加え、更に45分煮込む。

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5. お肉と野菜が柔らかくなっていたらできあがり。器に盛り、パセリをちらす。

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ニンニクとスパイスの香りが食欲をそそります。仔羊肉はスプーンで切れるくらい柔らかく、蕪もトロトロでとても美味しいです。

蕪の季節が終わる前に、ぜひおすすめです。



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