なぁ、人生よ。
なぁおい人生よ。
私の友よ。
私の唯一無二の悪友よ。
私の弱点で、
私の敵で、
私自身の魂のカケラよ。
今の気分は、どうだい?
一体全体、なんでこんなことになったんだ。
なんでこんな腐敗した人生になったんだ?
なんでこんな腐敗した人生にしたんだ?
まず、私を騙して、偽の愛情をわたしに
植え付けた。
私を裏切って、偽の友情をわたしに紹介した。
私に期待させて、希望を持たせておきながら、
わたしから、夢と進路を、一緒懸命に築き上げたものを、一瞬にして奪い去っていった。
ようやく足掻いてもがいて、
お前の掌から、
囁きから逃げ、
たった一つ叶えたわたしの勇気は、
見るも無惨に、恐怖から足がすくむ自分によって、馬鹿馬鹿しく世にもおかしなことに、投げ出されそうになっている。
おおい、人生よ。
なあおい、人生よ。
わたしの唯一無二の悪友よ。
どうしたらいいんだろうか?
もう笑うしかないだろう。
認めて受け入れるしかないだろう。
わたしはお前に何をしてあげたらいいんだろうか?
わたしはお前に、何を与えてあげればよかったんだろうか?
わたしはどうすればよかったんだろうか?
一体全体、わたしが何をした?
何を望んだ?
何を期待したんだ?
わたしはお前だ。
紛れもなく、純粋に。唯一無二に。
わたしはお前でお前はわたしだ。
たった1人の、
無様で、
愚かで、
醜く、
美しい薫りのする、
汗と血で泣いている人間だ。
おおい人生。
変わろうじゃんか。
やってやろうじゃんか。
無様で醜く、
愚かに踊って。
唄って。
笑らって。
散ってやろうじゃんか。
わたしは、「お前」なのだから。
「お前」は「わたし」で、
「わたし」は「お前」なのだから、
どうしようもなく唯一無二の、
この世で1番愛されるべき大切な、
愚かで弱い1人の人間なのだから。
愛すべき、人生へ。
愛すべき、私の悪友へ。
愛すべき、わたし自身へ。
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