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ミロ美術館(Fundació Joan Miró)inバルセロナ

賑やかなバルセロナ市街地から離れて、モンジュイックの丘にあるミロ美術館。
イタリアやスペインの美術館の企画展でミロの作品を見る機会はあったものの、ミロの作品だらけの『ミロ美術館』だなんて、もう本当にワクワクする。

1番好きな作品
ミロらしい作品
こんな方がいたとは!

突然日本語が目に飛び込んで来てびっくりしたが、日本人コレクターの勝田氏が集めた32点ものミロの作品もこの美術館に展示されている。ついつい美術品というと国のものだったりするイメージがついてしまっているが、東京の国立西洋美術館の松方コレクションもそうだが、美術品を大切に保管したり手放さないようにしてきた人の熱意のおかげで、今こうやって作品を見ることができるのだと思うと感慨深い。昨今は投資目的で美術品がオークションで売買されていると何かの番組で観たことがあるが、そういう人々は購入する作品にちゃんと思い入れがあるのだろうか??ちょっと話はそれてしまったけれど、ミロの好きなところと言ったら、シャープすぎない毛糸のような黒色の線の使い方だったり、暖かみのある基本原色の使い方だと思う。他の美術館で見かけたミロの作品についてもまた書いていきたい。バルセロナの中心地は見どころがありすぎてお腹いっぱいになってしまう時もあると思うので、そんな時はモンジュイックの丘はいかがでしょうか。ミロ美術館目当てでなくても爽快な気分になってリフレッシュできるのでおすすめです。

美術館のテラスから見えるバルセロナの街