「キリンを作った男」を読んで~続~
一番学んだことは
「結局ヒット作は一人の人が全部作れるわけではないんだ」ということ。
「ハートランド」「一番搾り」「淡麗」「氷結」などは
チームの中で生まれたヒット作であり
彼の一番貢献したことは
仲間を大切にすること。
人を重んじること。
部下から自由な発想を引き出すこと。
ヒットすると思ったものをスピーディーに商品化すること。
だったのではないかと
個人的に受け取りました。
一方で、本の帯には
あたかも一人で全部生み出したようなキャッチコピーが書いてあったので
全部前田さんの発想・実行だけだと思って読んでいたので
ギャップ感を感じてしまい
少々残念な思いになりました。
でも今まで大好きだったのに知らなかった
ビールの日本近代史。
大好きな銘柄は
このような闘いの中で生まれたのか。
いろんな作品は生まれては消え、生まれては消えている中で
消えない商品を生み出した彼のチーム、彼のもので育った人材は
とても貴重なものなのだ。
ということがとても勉強になりました。
勉強になったフレーズは
もっとダサくしろ。
カッコよすぎるものに
人は親しみを覚えない。
ヒットの5条件
①企業の思い入れ
②オリジナリティ
③本物感
④経済性(お得感)
⑤親しみやすさ
ブレストの時
前田さんはいつも結論を求めないので
メンバーはみな自由に発言し
発想を広げることができました。
そのため、前田さんのチームは
いつもモチベーションが高く
みな仕事を楽しんでいました。
次はサントリーの本も読んでみたいなと思いました。
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