日本と違うぞ、ホーチミンのお部屋探し

海外での部屋探し、大変ですよね。
国内なら何度か足を運んで様子を確認しながら、なんてことも可能ですが、急な転勤、ご家族でのお引越し、ともなれば、お部屋探しのためにホーチミンに来る旅費だけだってバカにならない。それも、下見に来れれば良い方で、下手をしたら、たった一度の内覧で決めなければならないことも。

加えて、ホーチミンでのお部屋探しは日本のそれとは勝手が違う。お部屋探しの現場から見て驚くこともしばしばなので、これからお部屋を探そうとする方のために、ちょっと色々書き出して見ます。

ホーチミンのお部屋探しは争奪戦！

えー？でも今どんどんマンションができてお部屋たくさんあるんじゃないの？と思われた方。その通りです。お部屋の数は増えています。

ただしホーチミンで海外の方が望む条件を満たす物件＝セキュリティがしっかりしている・広さがある・綺麗である・アクセスが便利・買い物などの生活環境が整っている、などの条件を満たそうとすると、もちろん限られて着ます。

プラス…いろんな種類のお部屋があるとはいえど、自分がいいな、と思う物件は、他の人もいいな、と思う確率が当然高い。人気物件からなくなっていくのは自然な話。

そして一旦、お部屋を決めると、よほどのことがない限り、またはお引越しマニアじゃない限り、なかなか出てはいかないもの、そうすると良い部屋ってなかなか空かない。

結果、争奪戦になっていきます。
だから、もしもとっても気に入るお部屋を見つけられたら、それはとってもラッキーなこと。

そのためにも、どんなお部屋が良いのか、とか、お部屋には何が必要だと思うのか、とか「これだ！」と言うのを感じられる感性を磨いておいてくださいね。

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ポイント①：あなたが良いと思ったら、皆も良いと思うと心得よ！

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ホーチミンのお部屋は即決推奨！

気に入ったお部屋を探し当てるには、納得いくまでいろんなお部屋を見てください、と、言いたいところなのですが…？
ここ、日本とは大きく違うところですので、よく読んでくださいね。

ホーチミンのお部屋契約は、デポジットを払った人に優先権が

例えば、あるお部屋を気に入ったとします。でも、気になって入る物件が、もう一件ある。今日はもう時間がないから、明日そっちを見に行ってから決めよう、と思い、翌日行ってみたけれど、やっぱり昨日に見たお部屋が良くて、その旨業者さんに伝えると…？

「申し訳ありません、あのお部屋はもう他の方が契約されました」

なんてことがザラ。
え。昨日見に行ったばかりですよ？明日まで返事待つって言ったじゃないですか！と、息巻いたって、すでに契約は他の方が結ばれてるので、どうしようもありません。

これは、たまたま起こったこと？
いいえ。これは頻繁に起こっていること。実際私がお手伝いしているケースにも何度も起こっていることであり、長くホーチミンに住まれている方の間でも「ホーチミンあるある」とされていることなんです。

でもこれ、日本の方に事前に説明しといても「へえっ！（笑）」とは聞いてくれるのですが、実感されない人がほとんどなんです。そしていざ、欲しいお部屋を逃した時に「昨日まであったのになんで？！」と言われるんです。そこで「えーっと、先日お伝えしたように。。。」と、もう一度その話をすることになるんですが、日本人的には考えられないスピードなんでしょうね。でもこれが現実です。私も最初はびっくりしました。

決断力が、必要です。
ピンときて、もうこれで行こう！とする決断力がとても大事。もしくは、少なくとも見るべき物件はデータ上で絞り込んで、短時間で見て回り、すぐに決める。ここ、大事。スピード勝負。

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ポイント②：決断力が物を言う。優先事項は事前にしっかり確認を！

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どうやったら即決になるの？

では、心は決めたが、契約はどうやって決めるんですか？と言うお話ですが、これはズバリ、お金です。

日本でもそうですが、ホーチミンでもお部屋を借りるには「デポジット」が必要です。物件により色々ですが、大抵は１〜２ヶ月分。そして手付を打つには、約１ヶ月分のデポジットを払えば、借りる権利が「一旦は」確保されます。

そしてその後、残りのデポジット＋契約開始前に最初の月の家賃（場合によっては３ヶ月分まとめてなどのところもある）は、いついつまでに払ってください、という約束事をするので、それまでにその金額を払います。契約書も交わして、ここで完了。

ちなみに残りのデポジットや、前納の家賃を期日までに払わなかった場合は、手付として払ったデポジットはが戻ってこないケースもあるので、手付を払ったからと言って怠惰は禁物。どこの大家さんだって、お金にきちんとしている人を選びたいのは当たり前。

当然ですが、規定金額が完納されないと、契約には至れません。うーん、だったらやはり安易に手付は払えない、と思われるかもしれませんが、デポジットを払う時＝決めた時。そして自分の中で決めた物件の権利を手に入れるためのデポジットです。

というわけで、内見をする際には予算１ヶ月分のキャッシュを持参されることを推奨します。もちろん、翌日、翌々日まで物件が残っている可能性もあります。が、そこは仲介業者が保証できるものではありません。そして業者さんによっては、オーナーと契約を結び、数日の確保は確約してもらえるケースもあると思います。そこは各ケースでご確認してくださいね。

ただ、確実に欲しい物件を決めるなら、手付金を用意しておくと確実です。

ちなみに、手付として払った（もしくは追加して払う規定の金額）「デポジット」名目の金額は、よほど部屋内の物をひどく破損しない限り、退去時に丸っと返ってくることがほとんどです（各契約の規定により例外はあり・要確認）。なのでそこは出し渋ったりケチるとこではないので、何より大事なのは「決断すること」。そのために、優先事項を明確にしておくことが大切ですね。

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ポイント③：借りる権利はキャッシュで解決。デポジットが物を言う！

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ホーチミンでは交渉しないと損をする

お部屋を借りる際に、大家さんと交渉の余地がいくらかあります。価格はもちろんのことですが、例えばたくさんお部屋を持っている大家さんなら、家具やその他を余分に持っていることもあり、もしかしたら希望する家具が手持ちにあるかもしれません。

購入が必要な場合は、大家さんの状況や契約内容にもよりますので、ケースバイケース。必ず叶うものではないけど、言うだけタダです。ダメなものはダメ、とキッパリ言われますので、とりあえず希望を伝えましょう。意外とすんなり受け入れてもらえることもあるので、言わなきゃ損。

ただし、当たり前のことですが、希望が通らないからといって、それは契約前のこと。もしくは、借りた後であれば契約内容には入ってないこと。不当にゴネるのはルール違反。それで大家さんに「面倒臭い奴だなぁ」と思われたら、その後の関係を続けていくのに自分が損です。ですから、そこはこちらも誠意を持って対応しましょう。

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ポイント④：交渉は遠慮無く。でも、引き際は心得て！

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仲介業者は使うべき？

これは私の経験から言うと、使った方が効率的だし諸々トクだと思います。ただし、仲介業者さんにも色々あって、

・手数料はクライアント無負担 / 手数料はオーナーからのみ発生
・手数料をクライアント負担 / 手数料として請求
・手数料はクライアント負担 / デポジットを増額してそこから充当
・手数料をクライアント負担 / 月々の家賃を増額してそこから充当

と、様々ですので、吟味した業者さんを使うのは得策、と言うのが正確かなと言うところ。個人の足で探すよりも、選択肢が圧倒的に多いですしね。

ただクライアント（借り手）負担の手数料をかけるケースでは、それをわざわざ言わないケースも。手数料無料！を謳って、実はデポジットや家賃に加算、と言うパターンもあります。

でもこれを悪くは思わないでください。彼らは仕事をしてくれてるのですから、手数料が発生するのは当然です。ただ、月々の家賃に乗せられていたりづるとクライアント（借り手）にはわかりにくいケースもある、と聞いたことがありますので、そこはみなさんの情報収集力が問われるところ。

ちなみに、しれっと宣伝しますが、私が紹介できる、

My Saigon City　ホーチミンのお部屋探しなら！！

こちらの業者は、保証します、お客さんには手数料負担させません！じゃぁタダ働き？と言うと、そんなことはもちろんなくて、成約時には、オーナーさんが業者にコミッションを払うシステムだそう。

これは業者を使わなかったからと言って、顧客に払われると言うものでもなく、且つ割引なんかもされません。だから…

・情報収集
・内見スケジュールの調整
・交渉ごと
・契約締結までのお手伝い

などで　My Saigon City　をあれこれ使ってもらっても、お客さんには金銭的な負担がない！だったら使わにゃ損でしょー！！

ちなみにこちらが詳しく私が、この会社をご紹介した記事

まぁそうじゃないと私もブログで紹介しにくい。特に近しいお友達には言いづらい(苦笑)　そこら辺から判断をしてもらった上で、ご興味ある方は是非ご一報。英語に関しては私もお手伝いいたします＝日本語でご要望その他、していただけます！

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ポイント⑤：業者を選べば、高くないどころかむしろ得？！

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と言うわけで、おさらいです

これからホーチミンでお部屋を借りねば！と思う方は、以下の点を思い返してくださいね。

ポイント①：あなたが良いと思ったら、皆も良いと思うものだと心得よ！
ポイント②：決断力が物を言う。優先事項は事前にしっかり確認を！
ポイント③：借りる権利はキャッシュで解決。デポジットが物を言う！
ポイント④：交渉は遠慮無く。でも、引き際は心得て！
ポイント⑤：業者を選べば、高くないどころかむしろ得？！

できるだけスムーズに、手間をかけずにピッタリとくるお住いを。ホーチミンの事情も知った上で挑んでください。そしてお困りの際には、私のもお手伝いいたします。

ホーチミンのお部屋は家具付きのところが多く、週に数回〜毎日お掃除がついている、なんて物件も多く、お部屋のデザインも、１室ごとに個性があって、内見するのも楽しいですよー！

お引越しはそれでなくても大変なので、せめて楽しく楽チンに。ホーチミンでの生活は大変ながらも、良いところもたくさんあるので、ぜひワクワクしながらいらしてください。お待ちしてます！

ちぇり
26 Sep. 2018