【つぶやき】帰りたい場所がまたひとつずつ消えていく
私は中島みゆきさんの『誕生』という曲が好きだ。
好きな理由はまたゆっくりと綴りたいが
最近は「帰りたい場所がまたひとつずつ消えていく」
という歌詞が特に沁みる。
一昨日、マルシェに出展した際に知り合った
占い師さんの無料ワンオラクルを受けた。
違和感…
最近違和感を感じることばかり。
言葉の真意を読み取り選択するのが難しい。
仕事
今の会社に入社して2年近くが経った。
老舗とはいえ小さな会社で人間関係も狭い。
何度も記載するが驚くほど安月給なこと、
職場までが遠いこと(自分が選んだから仕方ない)
以外には大きな不満もなくここまで来ていた。
親からも珍しく愚痴が出ない会社と言われてた。笑
ただ社長が前職の私の上司たちと知人なこともあり、
面接時からなんとなく社長の裁量で採用して貰えていた気がしていた。
(裏方業界は狭いので知り合いばかりな不思議な世界)
同僚や近しい上司には嫌われてはいないだろうなと感じつつも、
2年近く経った今も部長からは好かれている自信がない。
そんなことを考えながら新年度を迎え、
人生初の役職をもらい、さらに部長との仕事が
急激に増えた。
でもやはり好かれている気がしない。
しかしピンチはチャンスでもある。
とはいえ、即戦力で入れてもらっても
初経験の仕事もあり、部長の求める完璧には及ばない(ヽ´ω`)ﾄﾎﾎ･･
そんな矢先に社長が緊急搬送された。
予断を許さないという訳では無いが
直ぐに復帰はできないだろう。
というか、もう70代。
そろそろ現役を引退する時のなのかもしれない。
でも、後釜はいない。
いや、女性陣の中では会社の不安は
折に触れて話はしてきた。
ただ一社員が心配したところで何も変えられないのが
サラリーマンのつらいところ。
少し前に建設関係の講習会に行った際も
会社の将来が不安と言ってる人がたくさんいた。
そんな状態と連休前の慌ただしさで
社内は殺伐とした不穏な空気が流れていた。
あぁ、連休明けに出社するの嫌だな
そんなことが頭を過りつつ、
せっかくの休みを満喫しようと思っていた。
そして、
アラジンを観に行きウキウキし、
縁談話で仲介からのNGという初体験をし、笑
学生時代の友人と子どもたちに癒され、
楽しい日々を過ごしていた。
さらにこの休み中に
前職場の先輩がハンドメイド用に
いらない端材をくれるとの事だったので
元職場へ行った。
そこで
『人に仲介してもらう難しさ』に書いた話。
あの後「わざわざ足を運んでもらったのに申し訳ない」とLINEがあった。
いやいや、足を運んだのは端材取りに出し、
謝るところそこじゃないよ？
ついでにやり取りを遡ると
・◯◯を担当してくれる営業がほしい
・色々な経験を経た人が必要
・失ってちぇり子の大切さに気がついた
という内容。
具体性がないので営業の元上司にも話し、
工場長と話して返答するとの事だったが
連絡は一切無し。
私から改めて工場長に
早めにイエスノーが欲しいと伝えると
「営業が潤えば変わる、
営業じゃなくても工場勤務の事務でも良い」と。
それが
そもそも営業の人手が足りてないなんて話ないって
営業の元上司に聞いた時にすぐにわかるだろ～。
ことの始まりからを知っていた端材をくれた先輩が
ちぇり子ちゃんは営業がいいだろうけど、
工場の事務の話は？と聞いてくれたが
「事務なら職人がほしい」っておいっ。
先輩が「うちの上司が本当にごめんね、
ほら、謝ってくださいよ!!」と言ってくれたので
一応ぺこりな感じ。
先輩からは
「人間不信になりそうな出来事だけど気にしないように。工場長もちぇり子ちゃんと働きたかったのは本心だと思うし、営業もタイミング悪かっただけだと思うから!!」と連絡をくれた。
先日、この先輩と一緒に女子会をした同僚も
このことを知っていたので報告したところ、
私が辞めてからの会社の内部も知っているので
ちゃんと決めてからちぇり子に話すべきだと怒ってくれた。
転職の時に散々話を聞いてもらった恩師にも
ちらっと2社から転職の話があると話していたので
片方はアルバイト、片方は妄想構想でなしとなったと
連絡したら、
「なんとちぇり子ちゃんに失礼な話!!」と返信が来た。
私の周りの人々の私以上の怒りには
いつも逆に笑わせてもらう。笑
振り返ると
ロマンス詐欺みたいな半年だったなと思う。
なんだかんだ先輩がいなかったら、
結末すらも迎えてなかったし、
話の俎上まで見えなかっただろうから感謝。
先にも書いた通り、業界は狭く
今の会社に入っても繋がりがあり、
今まで前職場に行くのは
結構楽しみ時間だった。
今後も行けと言われれば笑顔で対応は出来る。
でも心の中ではきっと工場長に不信感を抱くし、
営業のメンバーにもなんだかモヤっとした気持ちになると思う。
元同僚や先輩とはもはや従兄弟のような感じで
何かと連絡を取ってるので関係は変わらないだろう。
ただ好きだった場所の印象は変わってしまった。
そして、男性は有言実行出来る裁量の人がいいなと
またハードルも上がってしまった(›´ω`‹ )
今の会社で頑張れということでもあるのだろうが、
存続が心配だ(´꒪⌓꒪)
プライベート
友人が店長を務めている会社の
社会人サークルに参加している。
昨年末辺りから店長ともう1人の男性が主体となっているサウナの会にも参加していた。
人生初めてのサウナだったが
あまりの心地良さにハマった。
が、回数を重ねる毎に
主体となってる男性に違和感を覚え始めた。
よく言えば楽天家、いつでもハッピー、
悪く言えば有吉がベッキーに名付けた
『元気の押し売り』。笑
『文章の先にあるものの伝え方の難しさ』に
登場した方だ。
店長と婚活の話をしていたのは私のミスであったが、
やはりアドバイスが腑に落ちるよりもお節介に感じ、
ゆっくりしたいサウナもゆっくり出来ない。。
逆に疲れる。
元気はサウナで貰えるから
押し売りは要らん。笑
テントサウナという新しい楽しい場所を発見したが
会から離れてしまった。
こちらも店長との交友は変わらず続いていくだろう。
しかし好きになった場所をひとつ失ってしまった。
ただ、この出来事がなかったら
noteは始めてなかったし、
それはそれでよかったのかもしれない。
婚活
少し前にキャンドルの恩師から
縁談話をもらった。
私が初めて行った婚活、
「キャンドル婚活」で講師を務めていたので
私の婚活事情には詳しい。
私がキャンドル教室を卒業したあとも
転職や婚活の話など折に触れて会話があった。
noteにも綴るほど好きな場所。
見た目は童顔が好き、
歳上よりも同世代から少し下の方が好き、
お互いの友人の輪に入れるような人柄の人が良い、
なども話はしていた。(あくまでも全て理想)
婚活迷子の私に何かしらしてあげたいと言う
親御心だったと思う。
ただ紹介された人は
私より10歳位年上の45歳前後、
そしてバツ2。
見た目もごりごり男という感じで
ツーブロック？の長髪で
あ、うん、あ、どうしよ、となった。
バツも見た目も否定する訳では無いのだが、
我が家の場合は父が早くにお母さんを亡くし、
祖父の後妻(義理母)と合わず
かなり苦労した人生だったこと、
母も結婚後に父の義理母と
色々と大変だった経験があり、
バツにちょっと敏感である。
結婚相談所でバツ1(子あり別居)の人と
お見合いから仮交際に進んだ。
プロフィールが抜群に良かったのだが
お見合いでやや違和感を感じた。
お子さんのことにも触れ、
なんでも聞いてくださいというわりに
話をそらす傾向にあるなと思った。
仮交際に進むと、
それは益々加速した。
店選びも行きたい場所を匂わすけど
決定はしたくない。
ここの店よく行くといいながら
注文やお家計のシステム知らない。
青年会議所の資料を見せられ、応援して欲しいと言うが何かやりたいか書かれていない。
具体的に何をやるのか聞いたら、「具体的な事を書いたら実行出来なかった時に文句言われるから書かない」と言われた。
そして「仕事も青年会議所も濁すのが基本だろ!!」とキレられた。
まあこの辺で難しいなと思いながらも
仲人さん経由で相手の方が
「ちぇり子さんは運命の相手だ」と言ってるそうで
よかったですねと連絡が来た。
そう思ってくれてるならと
「私持ち家で貴方はの家業の自営だけど住まい考えてる？」と聞くと
「どっか間にマンション借りれば？」と投げやりな回答。
あとから知らされたが彼も持ち家で、
3軒の家賃とローンを払うつもりだったのかと思うと
3代目が会社を潰すという言葉が頭に浮かんだ。
そしてお子さんとはしょっちゅう会っているようで
女の子二人で小学校高学年の多感な時期。
私は自分の子どももほしいけど、娘さん達とも
仲良くなりたいことを伝えた。
ただそれには私の両親の説得が必要かもしれないと
話した。
回答は
「ご両親のせいにしてるけど、
ちぇり子さんが俺の娘のことが嫌なんだろ」と。
もう1年半くらい経つが忘れもしない言葉だ。
仲人さん経由で仮交際終了を伝えた。
あちらの仲人さんからも謝りの連絡。
バツは人によって考えが違う。
①1度でも結婚出来ただけマシな人。
②バツがついた理由がある人。
私はこの時に②を感じてしまった。
そして私の大好きな恩師の奥様からも
「ちぇり子ちゃんにバツがついたら
バツの人との再婚は良いと思う。
初婚の間は初婚の人を探しなさい。」
と言われ、とても腑に落ちた。
そんなこんなでバツありさん、
家業の2代目以降さんには
申し訳ないがトラウマがある。
キャンドルの先生が紹介してくださった方は
サラリーマンだし、多分子どもはいない。
ただバツ2。。
紹介してくれた理由は
私と共通のカメラ好き、猫好きだからだったらしい。
ただ私は男性と写真を撮りたい、
猫を飼いたいという願望はなく、
やはりお互いの友人に気兼ねなく会いたい。
出来れば挙式もあげたいし、
それが叶わないとしても
近しい人にはご挨拶したい。
そんな時に「この人、3回目のお祝い貰ってる」と
絶対に頭に過ぎる。笑
ウキウキで受け取っても厚かましい奴と思うだろうし
いいですと言っても私は初婚なのにと思ってしまうだろう。
母からも「そこまでハードル下げる必要ある？」
と言われたこともひっかかり、
私の友人にも快く会わせられないと思った。
あぁ、こんなに長く私の婚活を見守ってくれてても
ちょっと難易度高い人しか紹介されないのだと凹んだ。
先生には父の生い立ち、結婚相談所での話、
お互いの友人に会えない気がすることを話した。
傷つけてごめんと言わせてしまった。
また鍵垢のインスタの限定ストーリーに
婦人科検診に行った話を書いた。
なにかあれば出産を諦められる、
そしたら婚活も終わる、
そんな気持ちもあった。
先生からは実際に筋腫とかあったら
大変なんだよ!!と連絡が来た。
私はすでに子宮筋腫がある。
多少妊娠出産にリスクはあるだろう。
それも話したら老婆心でごめんねと
また謝らせてしまった。
キャンドルの先生のお店は大好きな場所。
だった。
でもお互いにシュンとしてしまったこと、
そして紹介された方もお店関係者なので
会う可能性を考えると足が向かない。
ああ、
またひとつ好きな場所に少し距離が生まれた。
結婚相談所で結婚した友人が
「婚活で行った場所は後に嫌な思い出になることが
多々あるから気をつけてね」とよく言う。
なんかわかる気がする。
たしかにあまり行きたくない場所もある。
ただ、中華街だけは違う。
元彼とも真剣交際の相手とも行ったし、
最近も婚活で出会った人と中華街行くと話してたのに
突然都内を提案されて、結果本当は中華街行きたかったと訳の分からんことを言われてイラッとしたが、
中華街に行きたくないなんて思わない。
好きなことを好きなように楽しめば
彼氏は出来る…
私の場合は人の集まる場所に行くと
遮断される何かがある。
人を信じるとマイナスなことが起こる。
結果1人でお出掛けするし、
会話しなくていいものに没頭する。
それで本当に出会いなんてあるのか…。
今まで好きなことをしてて楽しくても
男性との出会いはなかった。
中島みゆきさんは
「帰りたい場所がまたひとつずつ消えていく」
のあとに
「すがりたいだれかを失うたびに
だれかを守りたい私になるの」と言っている。
私もこれくらい強くなりたい。
※見出し写真はネットから拝借致しましたm(_ _)m
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