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レザーキャッシュトレー2種

皆様こんばんは。
暑さに負けず、偏頭痛にも負けず、鼻緒ズレにも負けず、副交感神経にも負けず、自律神経にも負けず。

日々精進していたら3ヶ月も更新が滞ってました。

相変わらずスケジュール管理には惨敗の日々です。
そんな最中、オーダーの作品が完成しましたので写真で綴ります。


下準備

デザインと型紙製作。
デザインをトレースし。

染色工程

いきなり染色。
こういう場合は難易度の高い方から。
こちらは焦茶で。
何度も重ねて濃くします。
染色工程終了。

立体加工

勿論難易度の高い方から。
セルフカスタムベベラーの登場。
更にセルフカスタムモデラーも使って。
立体的に。
文字も当然立体的に。

珈琲染め

毎日飲む珈琲を使って背景を染色します。
染色しました。
しました。

仕立て

形成、張り合わせ、裁断、手縫い、小端磨きを経て。。。

完成です。

珈琲染めキャッシュトレー

画像は以上となります。

解説

台風の影響で偏頭痛がしてる時に撮ったのが原因なのか、実物の色味が上手く再現出来ませんでした(汗)

珈琲屋さんからのオーダーなので、珈琲豆をイメージして楕円型に、更にそこで購入した珈琲で染めました。
珈琲染めは草木染めなので媒染によって様々な色になりますが、6種類試してみて最も珈琲らしい色味のモノを選びました。

染色と立体加工ですが、どちらを先にしてもメリット、デメリットがあります。
今回は染色を先にしましたが、これはちょっと稀なケースです。

それと図案のロゴの方は名井珈琲商店の持ち込みデザインでして(当初は右下の方を省く予定でしたが、良く見たら名井珈琲商店と描いてあったので少しだけバランスを変えて描き直しました。)
文字の方は隷書を3種類くらい混ぜてオリジナルで描きました。
草書、崩し字等だと雰囲気が硬くて古過ぎるので、大正〜昭和のタイポグラフィ風にしようかと思ったのですが。
どう足掻いてもポップ過ぎて合わないと判断し、間を取って明治時代の雰囲気を取り入れて描きました。

因みに最近SNS各種の更新は動画が多いので、静止画を撮り忘れてる工程はスコーンと抜けてます。

今回も良いオーダーを有難う御座いました!
では次のオーダーの製作に取り掛かりたいと思います。

それでは皆様また会う日まで。


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chelsea leather art work
北崎厚志

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