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Aチームで戦う難しさ

私は高校時代二年生までBチームで過ごし、度々Aチームで出る程度でした。でも、先輩の引退に伴い、高校三年生ではAチームで試合に出場することができました。

このような高校時代で高校二年の時、Aチームで試合に出たくないという気持ちがありました。

なぜ、私がAチームで試合に出たくないという気持ちがあったのか。

それは、AチームとBチームには大きな気持ちの違いがあったからなのです。

Aチームは、試合に勝たなければならない。チームの代表という気持ちがありました。それに対して、Bチームでは、試合に勝つことももちろん大事にしていましたが、それ以上に試合を楽しむという感覚があったのです。

Aチームでは試合に勝つことに執着しすぎて、楽しむ気持ちを忘れていたのです。あくまで、試合に勝つことに楽しさを見出すことは大事です

しかし、そのことに執着しすぎてしまうと負けた際に楽しさというものが全く見い出せないのです。その楽しさがAチームでは見つけられず、Aチームで出たくないという気持ちがとても強くなりました。

私が高校三年生になってからの話です。私が最初に述べた通り、高校三年生ではAチームに入ることができました。

私としては、Aチームであろうが楽しむ気持ちを忘れず、Aチーム、Bチーム関係なく全員がどのカテゴリーに入ろうが遜色なく、試合を楽しむようにしたいという気持ちがありました。

ただ物事ってうまく進まないんですよね、、、

いざ自分がAチームに入ってしまうと、Aチームの空気感に流されてしまって、チームとしてピリピリしてしまいました。そういうときって、チームとしてもいい方向に向かず、負けが続いてしまいます。

自身としては、Bチームにいた時代が長かったので自覚しているつもりでした。でも、気が付かない間にチームの溝は広がっていたのです。

このときにはっきりと

「ピリピリしているから試合に出たくない。」

と友人に言われたことを今でもはっきりと覚えています。自身が経験して嫌だったことを繰り返してしまうなんて。。。

ただ、Aチームって難しいんですよね。勝たなければ監督に怒られるし、そこでピリピリしてしまうと周りとの波長が合わないというか、なんというか。。

私たちのチームはここで一旦バラバラになったと思います。ここからチームを修復するのにも時間がかかりました。

溝が広がると、自然とチームとしての一体感がなくなってしまいます。やっぱりスポーツの根源って「やらされている」のではなくて、「好きだからやっている」ですよね。

スポーツに真摯に向き合えば向き合うほど、その気持ちはなくなってしまいます。その気持ちは忘れそうになりますが、自身が先にもそのスポーツを続けていく中でも大切な気持ちです。

スポーツが嫌になった人は是非この気持ちを思い出してほしいです。

必ず「楽しむ」という気持ちがスポーツを続けるにあたって、支えとなるはずです。

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