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恋愛の賞味期限

告白とは、互いの関係値の確かめ合いでは?と最近考える。

「好きです」と相手に伝えて、恋愛感情を表明する。
告白された側は、相手の好意を恋愛的に受け取れるか否か判断する。

では、その通過儀礼を失敗に終えて、「友達としては仲良くしていきたい。」をそれまで以上に遂行した男女がどうなるのか。

少なくとも自分は、「かけげえのない男友達」として堕落していくだけだった。



私は大学に入ってから様々な人を好きになって告白→フラれる、という経験を4度も経験した。

「告白は3回目のデートまで」とはよく言ったもので、その俗説に従い、忠実に実行してきた。

見事玉砕というルートをたどっているが…(笑)



しかし、不幸中の幸い(?)なことに、フラれた後も彼女達との交流は続いている。

喫茶店や映画、美術館に居酒屋など、
告白以前と変わらず、気が向いたときに2人きりで出かける。


むしろ、告白を通してより仲が深まったと言えるかもしれない。

でもそれって

恋愛的には完全にアウトじゃないか?



告白後はいい意味で遠慮がなくなり、互いに踏み込んだ話をたくさんするようになった気がする。

将来のことや金銭感覚、結婚願望などの真剣なものから、共通の友人に対する愚痴大会や好きなタイプの異性、くだらない下ネタなど。


話せば話すほど、相手の価値観を垣間見ることになる。
そのたびに、相手と付き合えない理由を悟ることが多かった。


要するに、知りすぎてしまったのだ。



相手のことをあまり知らなかったからこそ、恋愛対象として見ることができていたのかもしれない。

時間が経てば経つほどふるいにかけてしまう。


恋愛には賞味期限が存在する。


鉄と恋は熱いうちに打て。

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