精神病院日記~入院編

メンヘラって便利な言葉よのぉ。
ちょっとした気持ちの不安定からリストカットしちゃうよな子のこともひとくくり。
メンヘラ上等。
ガチの精神疾患、狂い人二瓶です、どうぞよろしく。
精神病院に入院したことはおありですか?
ドグラ・マグラお好きですか?
私は今んところ七回ほどお世話になっております、自慢できることじゃねぇけどな。
入院は医師が決める。
あなたは〇〇入院ですと、まぁこれは措置入院とか医療保護入院とか色々あるんだけど、決まったら身に付けているものをはずされる。アクセサリーしかり洋服しかり。マニキュアもとる。パンツははいていたような。
病衣に着替えて、心電図をとる。点滴をうたれる、これは安定剤なんかな?この際下手くそな医者にあたったら罵ってもよいでしょうか?YES!!暴れる患者なんてざらだから相手もびびりません。点滴しっぱいされると痛いもんね。
部屋に案内されます。
わたしの場合、檻のある個室からスタートですな。一回目の入院のとき、牢屋にとじこめられたのかなと思いました。トイレが部屋の中にあるのだけど、自由には使えません。ナースコールをしての使用、流すことすら自分ではできない。不自由ですな。
檻の部屋にはベッドしかありません。
ここですることは、ぼーっとすること。
虚無、悟り、修行僧の気持ち。
大阿闍梨?これまでの苦難は修行だったのだな。
と妄想して、部屋の中をぐるぐる回るのもよし。疲れはてて眠るのもよし。
わたしはほとんど妄想してました。動物と会話ができる超能力があるのだ、とか実はわたしは陰陽師であるとか。
その一方でこういうことを医師や看護師さんたちに言ったら、退院が長引くということを冷静に判断している自分もいるわけです。
だから街中であれ?この人ちょっといっちゃってるなという人でも普通の状態のときもあるのじゃないかなと思う。人間は多面的だから不思議で面白いもんすね。
気が狂う、気がふれるということは誰にも起こりうるし、そういう人たちを笑ってるあなたも明日どうなるかわかんないってこってす。
わたしは、躁の時にめちゃくちゃ踊るんです、渋谷の交差点とかでね。
回りの人から観れば、あちゃー狂い人来ちゃったよってかんじでしょうけど、本人はいたって真剣なのです。わたしはなぜ踊るのか。世界平和のため。祈りのために踊ってるんすよ。トランス。
むかしある神社で巫女のバイトしたことがあって、シャーマン能力が身についたのかもしれませんね。いらんけど。
まぁ入院のはじめは休息、くすりをきちんと飲む、飯を三食たいらげる。睡眠。以上。
落ち着いてきたら制限がとれてくるんで。
退屈の極み。
あまり面白いもんじゃないです。
精神病といっても色々あるし、人によって症状もそれぞれですから、一生に一回も入院しなくてすむ人も勿論います。
あと
病院によってもやり方が違いますからね。
では今度はよくなって次の病棟に移動したら、どうなのかについて書きます。
下手くそな文でお目汚し失礼しました。
これはノンフィクションです。

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