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2020年11月 幸食記②

●宮崎市 東南アジア料理

狙いをつけて行ったお店が、時間によりランチ終了となっていた。
店主に『他に良いお店はないですか?』と尋ねると、斜め前の日当たりの良い建物を指して、
『あそこの2階のお店は評判良いですよ。』
と教えてくれた。

勧められるままに伺ってみたのだが、これが “ 大当たり‼︎ ”
ラクサが既に売り切れていていただけなかったのは残念だったが、
チキンライス、ココナッツカレー、パッタイをオーダーし、
そのどれもが都内でもなかなか食べれないような逸品であった。

この辺りには美味しくておしゃれなお店が多いのだが、まさかこんなに美味しい東南アジア料理に、宮崎の路地裏でありつけるとは思いもしなかった。
出逢いに感謝!

●宮崎市 懐石料理

宿泊したホテル内にあった和風創作料理のお店。
味も悪くなく、頑張っていることは伝わってくるのだけれども、これといって響くところのないお料理たちが残念だった。
創作というところに囚われずに素材の味を活かすことを最優先に考えられた料理であれば、このホテルの在り方にマッチしたお店であり、料理になったのではないかと感じた。


●日南市 伊勢えび料理


日南市で伊勢えびまつりが行われていることを知り、前日にお店に電話を入れる。
『ちょっとお待ちくださいねぇ。』
の一言をおいて、30秒程度の沈黙の後、無事に3席押さえることが出来た。

テレビ取材のあったホテルだったので、正直かなりの期待が最初からあったのだが、良い意味でそれを裏切ってくれた。
伊勢えびの刺身やグラタン、フライを筆頭に、小鉢や御造り、様々な料理の数々は、お料理を作った人からの食べる人に対する想いが籠っていた。
かなりの量でもあったのだが、勿論、完食。
生きるエネルギーを頂けた、と感じられるような夕食であった。

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