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プレッシャーへの耐性は慣れと関係があるのかもしれない。

バンクーバーはクリスマス直前なムードが出てきて一年は早いなあとしみじみ感じています。
さて本題に入りますが、一ヶ月前に働いていたレストランはミシュラン1スターで、仕事の内容は結構なプレッシャーを伴っていたのだけど、よく耐えられていたなあと思う。。まあ、緊張負けしていた時もあったのですが、振り返れば自分にしてはよくできたと思います。
多分6−7年前の私なら緊張しすぎて働けなかった。
現に6年くらい前にそのレストランに近いレベルのお店で働こうとして首になったこともあるくらい、プレッシャーに弱かったのです。
いつからこんなに肝が据わったのかといえば、もしかしたら前に書いた夢のレストランにインターンに行った後からかもしれません。
インターンに行った先はハイエンドなレストランで働いたことのない私にとってかなりなチャレンジでしたが、あれほどの緊張感はバンクーバーのどのレストランにもないと思います。
現職場はタイプが違うレストランなので前職場のようなプレッシャーはなく、こんなに楽なのかと思うくらい気持ち的に余裕で働けています。
かといって働いている人たちのモチベーションや意識は高いので、特に自分の仕事のハードルを下げたようには思わないので、物足りなさも感じません。
何よりもお店と自分のやっていきたい方向があっていて、自分がキッチンを動かす側にいるのが大きいのかもしれませんが。
話が逸れました。以前は仕事で調理ラインに立つとある種の緊張が自分を取り巻いていてそれが結構ストレスだったのですが、不思議なことにそれがいつからか全くなくなったのです。
つまりは慣れたということでしょうか。またはあまりにも緊張が高い仕事を経験したから、他の場所に行ってもそれほど緊張しなくなったのかもしれません。
緊張やストレスは外側の環境ではなく、自分が作り出しているのですよね。
自分がどう感じるかをコントロールするのはなかなか一筋縄ではないですが、できるようになると疲労もしにくくなるし毎日がもっと楽しくなると思います。

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