鮮やかすぎる世界
世界には何種類の色があるのだろう。
小学生の頃。夕焼け空と自分のパレットを見比べながら、見た通りの色が作れなくて四苦八苦していた。
私たちは無数の色を作ることができる。
自然界もまた、未知の色を生み出し続ける。
この瞬間にも、名前を付けるのも追いつかないほどの色が生まれて、名もなき色として記憶に焼き付いていく。
でもこの鮮やかな世界は、
私には刺激が多すぎる。
あらゆる色をシャットダウンしたくなる。
ものをたくさん持つと管理ができなくなって頭がぐるぐるしてしまうように、
色も目に入りすぎると、処理できなくなる。
ものも、情報も、色も。
何でもちょっとだけ。
把握できる範囲だけを眺めていたい。
あなたがよんでくださって心がポカポカしています☕