8年間取材を受け続けるのは、想いのある発信を続けられたから
私は、2018年からCHEESE STANDの広報を担当しています。その中で一番驚いたことは、取材の数です。
これまでも飲食・ライフスタイル分野を中心に様々な企業やブランドのPRを担当してきましたが、これほどにも沢山の取材を受け続けるブランドは、他にないのではないかと思います。
2012年のオープン以降、把握できている限りでもTVが50件以上、雑誌が100件以上、WEBを含むと相当な数になると思います。しかも、オープンから8年間取材が途切れることなく続いているんです。これって、広告換算値で表したら、すごい額になるのではないでしょうか。
CHEESE STANDのメディア掲載一覧(TV・雑誌):
https://cheese-stand.com/media
そもそも、TV、雑誌、WEBのメディアで最も大事なことは「ニュース性」です。しかし、6年以上も新商品を投入してこなかったCHEESE STANDが、なぜこれほどにも取材を受け続けるでしょうか。
まずは圧倒的な商品力があると思います。やっぱり、世の中の支持を集めるには、商品に対する一定の魅力があることが大前提。CHEESE STANDで言うと、一番はこれまで海外や地方の牧場に行かないとなかなか食べることのできなかった新鮮なチーズが東京の真ん中で食べられること。
これは、CHEESE STANDの代表 藤川真至のセンス、感性、パッションが築き上げてきたもの、そのものだと思います。
この商品力に加え、「チーズ」と言う存在のポテンシャルの高さもあるように思います。
・単体でも成立し、時に料理の食材にもなる万能アイテム
・子供から大人まで幅広い層に愛される
・朝から晩まで様々な時間帯で楽しめる
それから、「奥渋」「クラフト」「専門店」「手みやげ」といったキーワードが周期的に取り上げられる中で、CHEESE STANDのブランドや商品がその都度注目されています。
例えば、
・2013 「ELLE a table」の「スイーツハンターSATOKOのてみやげBOOK」で紹介
・2014 「& PREMIUM」の「LIKE A LOCAL」特集、VOGUEの「華があって絶品!新年お取り寄せ図鑑。」で紹介
・2015 「Hanako」で「甘いの、しょっぱいの。朝ご飯が待ち遠しくなる最高のパンのお供。」として紹介
・2016 「SKYMARK(機内誌)」の「大人の「奥渋」で宝探しのような街
歩き」で紹介
・2017 「ELLE gourmet」の「グローサリーもクラフト主義がいい」、「Oggi」の「奥渋」特集で紹介
・2018 「Tokyo Walker」の「大人の渋谷を楽しむための20のキーワード」特集で紹介
・2019 「GINGER」の「宇野実彩子(AAA) 今すぐしたいこと"チーズ専門店に行きたい"」で紹介
・2020 「料理通信」の「素晴らしき日本の発酵文化」、「大人の週末」で「日本チーズ」として紹介
さらには、経済系メディアなどから注目される「酪農」という第一次産業との繋がり。これは、グルメやライフスタイル文脈とはまた違った角度での取材獲得につながる一つのきっかけとなっています。
コロナ禍で酪農家にエールを発信
2012年のオープンから藤川が大事にしていることの一つに自己メディアでの発信があります。Facebook、Instagram、Twitter、CHEESE STAND Media(オウンドメディア)などあらゆるコミュニケーションツールを駆使してステークホルダーとのコミュニケーションを図り、自分たちの想いを自分たちの言葉で伝えていくことを大切にしています。
例えば、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた緊急事態宣言中、学校給食の取りやめなどで牛乳の需要が大きく落ち込んだことから、農林水産省が各家庭で牛乳やヨーグルトを1つでも多く買ってほしいと呼びかけをしたことがありました。
日頃から、酪農家さんのおかげで美味しいチーズを作らせていただいているブランドとして、私たちCHEESE STANDは、お店に来店する高校生以下のお客様に対して牛乳を一杯プレゼントすることを決め、SNSなどで告知を始めました。
すると、瞬く間にその投稿を見たメディアの方から取材の問い合わせがいくつも入りました。
また、藤川のnote「コロナ禍でCHEESE STANDとして行ったこと まとめ」にもまとめていますが、店舗の短縮営業・休業期間中、様々な取り組みを実施しては、発信を繰り返してきました。こういった一つ一つの取り組みも、丁寧に発信し続けることで、取材につながったものもいくつもあります(もちろん、その時は取材を受けるなど微塵も考える余裕なんてありませんでしたが)。
宣伝会議で取り上げていただいた記事:
生産者と消費者をつなぐ食事会を開催 ファンと直接、話せる機会をつくる
会社の利益に対して数字に見えづらいこともあり、発信はとても地道なことなのですが、その時にお客様が求めていること考えて行動して、そのことをしっかり想いを込めて発信していく。
その継続が「いま、こんなご時世にCHEESE STANDはどんな取り組みをしているのだろう」とメディアの方の関心を生むのではないかと思っています。
CHEESE STANDが取材を依頼され続ける理由は、想いのある発信の継続。そしてこのnoteもその発信の一つです。CHEESE STANDの「想い」を発信していければと思います。
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CHEESE STAND 広報 M(中の人)
趣味が高じて飲食業界に足を踏み入れ、2018年からCHEESE STANDの広報を務める。SNSの運用はじめ社内外のコミュニケーション全般を担当。日々、飲食店を巡り、美味しいご飯をつまみにお酒を嗜む。
edited by Ichiro Erokumae