"ヘルプカード" を作ってみた!

こんにちは。

発達障害(ASD、ADHD)、精神疾患のある
通信制高校卒業生 の 放送大学生 チーズフォンデュと申します。


"ヘルプカード" 、ご存じでしょうか?


"ヘルプマーク" は知っているけれど、ヘルプカードは知らないという方が多いかと思います。

(今回は、ヘルプマークについては割愛いたします)

緊急連絡先や必要な支援内容などが記載された「ヘルプカード」は、障害のある方などが災害時や日常生活の中で困ったときに、周囲に自己の障害への理解や支援を求めるためのものです。

 現在、区市町村において、ヘルプカードのほか、SOSカードや防災手帳等、地域の実情に応じた様々なカードや手帳等が作成されています。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shougai/shougai_shisaku/card.html
ヘルプマークを作成した、東京都福祉保健局のHPより


私はヘルプマークを常にバッグにつけて生活しています。


在住の自治体でいつの間にかヘルプカードが導入されていることを知ったので、

ヘルプマークと一緒につけようと思い、今回ヘルプカードを作成してみました。

ヘルプカードについて


ヘルプカードはヘルプマークと同じく、病気や障害があることを周りに伝えるためのものです。


ただヘルプマークと少し違う点は、多くのヘルプカードは折りたためるカード形式になっているため

症状だけでなく名前、通院先や親族などの緊急連絡先、いざという時の対応方法など…

ヘルプマークだけではわからない、書ききれないことまで記載することができます。


ヘルプカードは、いわば「書き込めるヘルプマーク」です。



ヘルプマークの裏に症状や名前、電話番号を記入したものを貼っている方も多くいらっしゃいますが

『簡単に見える場所に、名前や電話番号を記入することには抵抗がある…』という方も、必要に応じて見せるヘルプカードなら安心です。



一部にはなってしまいますが、自治体で無料配布されており

ダウンロードや郵送で簡単に作れたりすることも!



(2年前の統計ですが)都道府県だと半数以上、市区町村だと三分の一程度導入されています。


お住まいの自治体で導入されていない方などは、こちらのサイトで申し込めば、全国どこでも郵送してくださるそうです。


実際に記入してみた

私は在住の自治体配布のものを使い、ヘルプカードを作成してみました。


ヘルプカードには自治体によってデザイン等が違い、自治体名やキャラクターが書かれたりしているので

家バレ防止のために、写真をお見せすることができないことをご了承ください。



私はヘルプカードをダイソーで購入したチャック付き名札ケースに入れ、

ヘルプマークと一緒にバッグにつけることにしました。


防災リュックにも入れておこうと思います。


私のヘルプカード  〜記入例〜


・名前などの個人情報

・緊急連絡先(母)
・病院の連絡先

・障害名(精神疾患、ASD、ADHD、チック症)

・「感覚過敏で、特に聴覚が過敏です。」
・「パニックを起こしている場合、静かな場所に連れて行ってください。」
・「チック症で勝手に身体がピクピク動きます。」

・「この紙を開くと緊急連絡先が書いてあります」



ヘルプカードは書く内容がある程度指定されているものが多いので、迷いにくく書きやすいと思います。



私の記入したヘルプカードには、「緊急時に見てください」などといったことが元々書いてありませんでしたので、

ヘルプカードを知らない人にも伝わるよう、緊急連絡先が書いてあることを自分で書きました。


具合が悪くて座り込んだりしても、なかなか居合わせた人は助けてくれません。


なので、病気や障害を持つ方は特に「あなたの助けが必要です」としっかり意思表示をしておくことは、重要だと私は考えています。



ヘルプマークは、作られて10年になるそうです。


SNSの普及でヘルプマークを知っている人も多く、私の住む地域では外出すれば必ずヘルプマークをつけている方を見かけます。



最近は優先席付近のピクトグラムが描かれているステッカーに、

マタニティマークと共にヘルプマークが描かれていたりと…


ヘルプマークは認知度も低くはありませんので、助けや理解を求める意思表示にいかがでしょうか?



ご拝読ありがとうございました。


「卒業した通信制高校のコース紹介」を、在学中に在校生目線で書いています。

非通学型を極めたコースを紹介しているので、気になった方は是非!

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