言い訳としての目標論【2024年最新版】
2種類の目標
ようこそ皆様、ごきげんよう。
謹賀新年。2024年の幕開け。言祝ぎ目出度い年始の祝賀。今年もグレゴリオ暦のリセットに伴い、皆々様に置かれましては大・小・特大・あるいは無。種々様々の目標を立てていらっしゃること存じます。
もちろん、年始のこの時期は何かを為そうと決意するのにちょうどいい時節でございます故、不肖私、皆々様の瑞々しい決心に余分な水を差そうとする気など毛頭ないのでございます。
ですが大変申し訳ありませぬ。私は皆様にぜひ胸に手のひらをそっと当て、考えていただきたいことがあるのでございます…。
マウントに使うやつがいる
手前のその目標、まさか見栄ではないですよね?
ああ、申し訳ございません。つい汚い言葉が出てしまいました。
いえ、まさか貴方様に言ったわけではありません。この場にお集まりいただいた皆様のなかにはそのような方はひとりとしていないと、私確信しておりますので。
夢、目標、志。
野心、大志、向上心。
抱負、憧れ、目的、希望。
野望、マウント、志望校。
別に呼び方はなんだってよいのでございます。
ただ貴方様が初春御目見え啖呵を切った大口上、実現させる気おありですか?
目標とは道具である
もちろんですとも。責めてるわけではございません。
人類種というものは向上心のある者を高く評価する傾向にありますから。貴方ができもしない目標を立てるのも、年の暮れに焦燥に暮れるのも、毎年々々同じ轍を踏みしだいてしまうのも、そんなものは文化的圧力によるひずみのようなものに過ぎないのです。つまり恥じる心配はございません。
ただ他人に勢いで口から出任し驚かし、感心されて気持ちの宜しいあの瞬間。あの一瞬が秋の貴方をみじめったらしい気分にさせるのでございます。
ですがそんな貴方も絶望するには及びません。あなたの定めたその目標、うまく扱えば瓢箪から駒の出るように、嘘から真が出るように、叶えることすらできるかもしれませんよ。
目標とはなんであるか
目標とは他人に見せびらかし気持ちよくなる以外にも活用法がございます。
それは計画を立てることです。
おや、反応が鈍い…もっと感動していただけねば私も張合いがないのでございますよ。
どうせ、な~んだとでも言いたいのでございましょう。ええ、ええ。存じております。
カス野郎がよ。
目標が掲げるだけで歩いて動いて達成してくれるんだったら世話ぁねぇでございます。どうぞ、その目標めをこの屏風から追い出してくださいませ。そしたらきっと捕まえてご覧にいれましょう。私、縄の準備はできていますので。
目標→計画→行動
おや?まだですか?ええ、その通りでございます。貴方がするしかない。
この自覚こそが何より大切な第一歩でございます。
するとあとは赤子の手を捻るより簡単です。
目標を常に意識し、計画を立て、行動し、修正し続ける。ただそれだけでいいのですから。
続く計画、続かない目標
それでは僭越ながら、少しでも長く目標を意識する日々が続くように私の知りえる限りの注意点をお伝えしたいと思います。
目標は立てたその場で計画へと変化させることです。根のない花は咲きません。
加えて申せば、計画は守る必要すらありません。計画を守れなかった、その事実こそが肝心かつ重要、すなわち肝要なのです。
さらに大切なことは計画を修正し続けること。そのために必要なのが逃れられない夢、言動、つまりは過ち。換言すれば抱負ということになるです。
なぜ今年の抱負なのか
新年とはいいものですね。どんな大言壮語でも滑らす場がなければ無に他なりません。皆の前で取り返しのつかないことをする、心に消えない心的外傷を為すこと。ただそれだけが人間を必死にさせるのでございます。
言い訳としての目標論
よろしいですか?それではここからが今回の本題でございます。
極論を申しますと、人、世界、宇宙に意味はございません。でも人は今日も元気に生きています。少し聞いてみましょう。
なぜ生きているのですか?
…ええ、いまあなたは言い訳をしましたね。家族の為、遊びの為、神の為、そしてそれを探す為。
きっと、誰も正解は言えない、そもそも正解などない、しかしそれでいい。これでいいのでございます。
理由などなんでもいいのです。だったら、失言を理由にして何の不足がございますか?
全ては言い訳です。義務、仕事、約束。人間は勅令の為なら大量虐殺だって出来るのです。だったらこんなにもクリーンなリーズン、言い訳として使い倒してしまいまわねば雷が降るというものです。
もちろん夢は少ないほうがいい
おっと、ここでひとつご忠告。目標はひとつに絞るのがよろしいかと。
どうせ余分なことも始めやがるのです。ラクな方の目標に逃げる貴方の姿が私、目に浮かぶようでございます。
というわけで今年の目標
では、前置きが長くなりました。私の今年の目標を発表致したいと思います。
毎日投稿
ええ、致します。やりますとも。もちろん。虚言の類ではございません。本当ですよ。あたりまえです。なにか問題でも?
今年の最後の方は様々なご支援もありまして、少しは良いところ・悪いところの把握もできたような気がしております。
心がまえというものがかなりわかってまいりました。
一文字以上。ハードルは低いに越したことはないのでございます。さらに申せば、歩くだけで1mmのハードルは越えられるのです。継続のみが目標なのです。まずは1文字。あとは野となれ、山となれ。一字も千字も変わりますまい。継続の目的はやめないことです。理由などそれで充分です。気持ちよく来年もnoteを書いていたらうれしいですね。
テーマを定めるのでございます。お恥ずかしながら、私はテーマ文というものが苦手なようなのです。どうしても言いたいことを詰め込もうとしてしまうのです。そういったことは短くても別の記事に分けるべきです。多いに越したことはないのでしょう。長くて読みにくいより、短くまとまったのが沢山ある方がよいのです。
タグを意識するのです。私の書く文はがんばったやつとがんばってないやつがあるのです。このふたつを同じものとしてみなすのは私に対する冒涜です。ろくなのが書けなくても大丈夫。頭の中は少しずつ整理されているはずですので。
noteの人と気まずくなることもございます。具体的には毎日投稿するとか言って休んだ日とか、コメントでしつこい行為をはたらいたときとか、未読の積読が溜まってるときとか。そのようなときはプラットフォームに非はないということを思い出してください。少しくらい記事を読んだところでスキさえしなければバレないのでございます。こちらに義務はないということを思い知らせてやりましょう。
生活リズムを乱されたとき。華麗な日常のシンフォニーに突如割り入る不協和音。そのような日はまず自分のせいじゃないということを思い出してください。しょうがない。私の座右の銘でございます。同様に、プライベートを確保できない日々の場合。それも自分を許してあげましょう。あなたはよい子です。休めば書けるようになるはずです。休息も人生には必要です。一休み、一休み。
下書き機能を使う。これは正直賭けだと思っております。腐る下書きのプレッシャーに負けるのが先か、書きかけのソレを救い出すのが先か。ですが試してみねば始まりますまい。新年きっての大勝負にございます。
行動ベースに落とし込む
大変結構な目標ですね。ですが言うだけなら簡単ですが、達成とはままならないもの。どうにか万策を用いて噛み砕く必要があるのでございます。
生活習慣を整える。即ち変なことはしない。安定が第一でございます。不意の惨事は対処に多大なリソースを割かれてしまいます。そのような無駄をなるべく減らすことがここの目的でございます。
早寝です。いいですか、早寝(早起き)なのです。二度と(早寝早起き)などと併記するのは止めていただきたい。睡眠が足りない状態で早起きしても百害あって尚害もあり、でございます。夜に為せることなど塵芥に等しいということを肝に銘じてくださいませ。
机にございます。机に座ること、メモをとること、ノートをとること、noteを読むこと、勉強すること、本を読むこと、PCを叩くこと…。これらは全て、座らないとできないことでございます。故に、なるべく多くの時間を机の前で過ごすこと。それ自体を差し当っての道標へと据えたのでございます。
記録すること。新しいアプリを導入いたしました。時間計測ができるものでございます。これで座った時間を計測いたします。これにより定量的に論じることができるようになりました。めんどくさい設定や分類は一切致しません。ただ、座った時間のみ。これだけをありとあらゆる方法を用いて計測していく所存にございます。
おわりに
如何でしたでしょうか?皆様により良い人生を送ってもらえるように私はこれからも草葉の陰から見守って行きたいと思います。
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