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ずっと動画を見ている子どもにすすめたい5つのこと

保護者の子ども時代に比べて、お子様が動画に触れる機会が格段に増えています。

子どもはじっと画面を見つめてしまいがちなので、長時間動画を見続けていると、視力低下や睡眠障害など健康への影響が心配ですよね。

また、動画視聴に長い時間を取られると、運動や勉強にかけられる時間が減るので、体力や学力の低下も問題視されています。

そこで今回は、動画を見続けてしまうお子様におすすめしたいことを、5つご紹介します。


1.視聴時間を制限する

まずは、視聴時間を明確に設定しましょう。

生活時間に合わせた適切な視聴時間を決めます。手間はかかりますが、家にいる時間の時間割を作って、宿題や食事、お風呂などにどのくらいの時間がかかるのかを目で見て分かるようにすると、視聴時間の納得が得やすいでしょう。

画面の隣に時計を置いたり、画面に時計を表示したりしても、初めのうちはお子様だけで時間を守るのは難しいでしょう。目覚まし時計のようにタイマーを設定して、立ち上がらないと止められない場所に置いておくのも良い方法です。

動画を見る前に、(1) 終わりの時間と、(2) 終わりの時間になったら、どのような方法でそれを伝えるのか、(3) 終わりの時間になったらどうするか、親子で確認しておきましょう。

また、終わりの時間の前に「あと5分だよ」などと声をかけるのかどうかも、事前に決めておくとトラブルを減らせます。

例えば、以下のようなことを、あらかじめ約束しておきましょう。

  • 画面に時計を表示する。

  • 「あと5分だよ」というような声を保護者はかけないので、子どもが自分で時間に注意する。

  • 終了時間になっても動画を見ていたら、動画が途中でも、保護者は電源を切る。

  • どんな理由でも延長はしないので、見たい動画が時間内に見終わるのかどうか、終わらない場合はどの程度まで見られるのか、事前に確認して心構えをしておく。

2.視聴内容を一緒に選ぶ

保護者の方が動画視聴を心配する理由には、視聴する番組の内容が不適切だと感じることもあるでしょう。

不適切な内容が表示されないようにする子ども用のシステム設定は必要ですが、保護者が推薦する番組ばかりでは、お子様にストレスがたまりますし、自主性や好奇心も育ちません。親子で話し合うことが大切です。

教育番組や科学実験、工作など、学びや成長につながる動画は、制限した視聴時間以外で、親子で一緒に見てもよいでしょう。

3.他の楽しみを増やす

読書、運動、遊びなど、動画視聴以外の遊びや学びを提案しましょう。お子様が興味を持てるような、さまざまな経験をする機会を増やすことが大切です。

遊びのメニューを紙に書いておくと、退屈したときのヒントになります。図書館で本を借りてきて、置いておくのも良いでしょう。

また、今日やることをリストにしておくと、やらなければならないことが視覚的に確認できるので、おすすめです。

4.家族で一緒に楽しむ

一人で動画を見続けているお子様には、家族で一緒に動画を見る時間を設けましょう。

お子様が何に関心を持っているのか分かりますし、コミュニケーションのきっかけにもなります。

また、保護者が動画を確認することは、お子様を不適切なコンテンツから守ることにもつながります。保護者が不適切だと判断する場合は、その動画のどこがいけないと思ったのか、親子で話し合うと良いでしょう。

5.ルールを明確にする

ここまでで、視聴時間や視聴内容などの提案をしてきましたが、家庭内のルールは明確にしましょう。

その時々によってルールが変わったり、保護者が忘れてしまったりすると、お子様はルールを守る価値を感じなくなります。親も子も確認できるように、紙に書いておきましょう。

そのルールは、時には保護者が一方的に決めることも必要ですが、できれば親子で話し合って決めましょう。自分で決めたルールであれば、守らなければならないという責任感が生まれます。

その他の注意点

その他の心がけると良いことをまとめます。

  • 子ども用のアカウント制限機能を利用する。

  • 視聴履歴や視聴時間を保護者が確認できることを伝える。

  • コメント欄や広告に注意し、不適切な内容を見せないようにする。

  • 不適切な内容を見たときは、親子で話し合う。

  • 情報に振り回されないよう、正しい情報の見分け方を教える。

動画や動画視聴サービス自体は便利で楽しいものですが、視聴時間を増やすように、さまざまな工夫がされています。

試行錯誤して、上手な付き合い方をしていくことが大切です。

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