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算数が苦手な子に試してほしい5つのこと

算数が嫌いな子はいませんか?
算数に苦手意識を持ってしまったら試してほしいことが5つあります。


1.わかるところまで戻る

算数がよく分からなくなってしまったら、スラスラ解けるところまで戻って、やり直してみましょう。

思い切って、「簡単すぎて退屈!」と思うくらいさかのぼるのがコツです。スイスイ解けると自信がつき、解ける喜びを思い出すことができます。

やさしいところから順にやり直していくと、どこかで「ちょっと難しいな」「よく分からないな」と思うところにぶつかります。そこからは、時間をかけて、じっくり理解させましょう。

簡単なところまでさかのぼるのは、ふだん前進しかしない授業を受けている小学生のプライドを傷つけてしまうかもしれません。やってもらう理由づけに注意が必要ですが、算数力アップには、とても効果がある方法です。

こんな声かけをしてみませんか?
「あなたには簡単すぎるんだけど、計算が速くなるワザなんだって。ちょっと我慢してやってみない?」

2.計算力を上げる

計算力は、算数の土台。計算力が上がると、こんな効果が期待できます。

  • 計算問題が、速く正確に解ける

  • 計算でミスしていた図形や文章題も、正解できる

  • 計算が速いと、テストで考える時間が増える

こんな声かけをしてみませんか?
「時間を測って、計算ドリルの競争をしよう」
「九九の歌、パパにも教えて」(正確に覚えているか、歌わせて確認する)

3.生活に取り入れる

暮らしの中に、算数はたくさん使われています。生活の中の算数を意識してみましょう。

例えば、お買物の合計金額、お釣り、割引率。
スポーツの秒数、勝率、長さ、高さ、角度。
天気予報の気温、湿度、降水確率、降水量。

身近な数、図形、時間などを意識して、数への関わり合いを増やしましょう。

こんな声かけをしてみませんか?
「いま何時? 7時まであと何分ある?」
「お釣り、いくらもらえるかな?」
「みんなにチョコを配ったら、1人何個ずつになりそう?」

4.コンテンツを使う

算数を知る方法は、教科書だけではありません。

アプリやタブレット学習、ボードゲームや授業動画、プログラミング、漫画……。さまざまなコンテンツやツールを使って、楽しく算数を克服しましょう。

こんな声かけをしてみませんか?
「新しいアプリ入れたよ」(算数のアプリを入れておく)
「アルゴで遊ぼう」(ボードゲーム)
「マンガ、読んでもいいよ」(学習マンガ)

5.勉強する理由を知る

算数は、社会のさまざまなことに使われています。

算数は暮らしに必要な学び。生活に根差した学問だと教えましょう。

お金を計算したり、時間を測ったりすることも算数。ビルを建てたり、病気を研究したり、スポーツで強くなるのも算数ができないと難しいものです。お子様に将来の夢があるなら、それに関連づけて伝えるのも良いでしょう。

考える力を育てるためにも、算数はとても大切な教科です。

こんな声かけをしてみませんか?
「算数で勉強したから、お金の計算ができるようになったね」
「チームの勝率は、わり算で計算するんだよ」
「ゲームを作るためには、算数の勉強が必要だよ」

算数は積み重ねが大切な教科です。

一度つまずいてしまうと苦手意識を持ってしまいがちですが、しっかり確認して楽しく学んでいきましょう。

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