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自然とインスピレーションと快画

絵はあまり得意じゃないと思っていた。
今でも、絵が上手になりたいから毎日描こうとか、これを描こうって頭が先行しているときはうまく描けない。というか、上手く描かなきゃいけないと思っていた。

でも無性に絵が描きたくなることがある。
初めてこういう衝動が訪れたのは白馬村で自然と戯れた直後だった。
基本誰に見せるわけでもない自己満足な活動で、風呂場で歌を熱唱するのと同じである。だから写実的かどうかや他の人の評価は一切考えない。実際に見た風景を描くとも限らない。
こういう「快画」とでも呼ぶべき活動が本当に気持ちがいいことを最近知った。

無性に描きたいときには、もうイメージは頭の中にある。そのまんまに手を動かすだけである。自分が自己満足的に拘りたいところに拘って、大雑把なところは大雑把なまま残して。

それで、これの何がアウトドアに関係があるって、こういうインスピレーションはアウトドア活動からやってくることがほとんどだったからだ。経験した美しい時間が思い出され、それが心の中で受け止めるには大きすぎて紙に吐き出したくなる。文章で書き表すにはぼんやりしすぎていて、できるだけそのまんまを表現したくなる。そういう時間が山の上では、自然の中では多いのか、ほとんどがアウトドアの絵なのである。

そういう私の絵をいくつか紹介しよう。

一緒に焚き火を囲んだ大好きた友人を想って。
ずっと向こうにかすかに見える山々が美しかったりする。
野原を眺めるのんびりとした時間
どこかにいたお昼寝中の猫
夕日が沈む頃、女王の威厳を感じて美しかった
どこでもない峰々


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