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結婚30年の夫婦がパーソナルコーチングを受けて気づいたこと・変わったこと(中編)

こんにちは!橋本ゆり香です。
前編から引き続き、ご夫婦でそれぞれにコーチングを受けているうめちゃん&みなこさん夫妻にご協力いただいて、コーチングのリアルな感想をお伺いしていきます。
前編をまだお読みになっていない方はこちらからどうぞ。

橋本ゆり香(以下、橋本):是非みなこさんのお話も聞かせてください。うめちゃんの変化を見てコーチングに興味を持たれたということでしたが、コーチングを受ける前はどんな状況だったんですか?


コーチングを受ける前と受けた後の変化

みなこさん:同じところをずっとぐるぐるしてるっていうか。私の場合は、思いがけず自分の母親を地元に引き取ることになったんです。 傍から見るとそんなに悪い親子関係ではなかったとは思うんだけども、私自身の方でちょっと抱えてる、両親や兄弟に対する気持ちがあって、そのまんまで親の面倒見続けるっていうのは厳しいというのがあって、それで、 なんかすごく変化してる夫を見て、私も変化するかどうかはわからないけれども、ちょっと何か自分の考えるヒントとかあり方っていうのを見つめるきっかけっていうか、そういう風になればいいなと思ってコーチングをお願いしたんです。

橋本:実際に受けてみて、どうでしたか?

みなこさん:ぐるぐるすることはまだあるにはあるんだけども、割とそのサイクルから早く抜けられるようになってきたっていうところがあって、気が楽になったんですよね。ねぇ?(うめちゃんに向いて)

うめちゃん:どうだろ。家族のこと喋る時かな、その感じがなんか、、そのことを話す頻度とか、話しっぷりも、なんか変わってきたかなっていう気もする。

うめちゃん:そうそう、ある日のクラス終わった後、コーチングを受けてよかったねみたいなこと、喋ってたんだよな。楽になったよね、僕も見ててそんな感じがするって言って、そんな話を2人で夜中の1時ぐらいまで、 次の日も仕事があるのに盛り上がってね

橋本:深夜にそんなことが(笑) 私から見てもね、使う言葉や考える方向性が随分変わったように見えています。

みなこさん:え、そうなんですね!

橋本:初めの頃はぐるぐるしていたし、同じところに何度も戻っていく感じがしてたんだけど、今ってどんどんご自身で考えて、ご自身で進んでいくっていう感じに変わりましたよね。

みなこさん:そうなんだ・・。(うめちゃんに)何を横目で見てるんですか。

うめちゃん:いや、そうだね、どうなんだろうな。自分で決めて、自分でやっていく感じ。そして、変えられないものは変えられないっていうところになんか、たどり着いている感じがしますね。 ちょっとインタビューになっちゃうんだけど、なんかさ、ある時急にぱっとなんか変わったじゃないですか。あれは何が起こったの?

コーチングの中で何が起きていたか

みなこさん:あの一番悩んでた頃って、自分のことだけじゃなくって、 自分、家族、主に母親だけども、についても自分がちゃんとしなきゃいけない、自分が自分がってなってて、そうじゃなきゃ他人にどう思われるかわからない、なんてところまで思い詰めていたところがあって。なんかね、それが突然ぱっとなくなった。急に視点が切り替わったんです。

橋本:コーチ的に振り返ると、あの時はご自身の過去からの痛みに向き合われていましたね。

みなこさん:はい、それを握りしめてさえいれば、私はいつでも誰かを責められる、 誰かのせいにできるっていうのがずっとあって、本気出さなくても生きていけるみたいなところがあったと思うんですよ。でもそれをやってるから変わらないんだって、どっかで納得して捨てられたんです。それもね、なんかごく自然に、ものすごい引き剥がしてどうのこうのっていうじゃなくて、ポロっと落ちた感じで。なんかすごく楽になって。ポロっと落とせたから、傷にもなってないわけですよ。

もし無理に引き剥がすようにしてたら、それがまた傷になって、かさぶたができてっていう風に、治していく時間がすごく必要だったと思うんだけど、なんかもう、ころころっと落ちていった。だからもう全然、回復する時間も必要なかったし、それがすごく楽だった。そうか、痛くなくても変化は起こせるんだって

痛みによらない成功体験の獲得へ

逆に言えば、ある意味痛み中毒みたいな状態だったのかもしれない。苦しい思いをしたからこそ今の私がいて、ここの位置にいるんだみたいな。なんかその痛い思いをするっていうのが、成功体験みたいなのになってるから、その成功体験をしなきゃいけない、でも痛いのは嫌だから、 もう成功しなくていいやっていうところで、多分止まってたんじゃないかな。そんな気がするんですよね。だから、ポロっと剥がれて何にも傷ないじゃんっていうのがすごく快感というか、そういう変化の仕方があるんだって気が付いたのが1番大きかったのかもしれないです。

橋本:変化に必ずしも痛みは必要がないって、目から鱗が落ちるようです。体験者だからこそ言える重みを感じます。今日はとても大切なご自身の内面のお話をシェアしてくださってありがとうございます。

(後編に続きます。後編はこちらから)


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