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【登坂アナ】俳優に挑戦!?フリー後の変化

NHKを退職し、フリーアナウンサーとして活動している現在の登坂アナ。

局員時代と何が変わったのか?最近は俳優としてドラマにも出演してる?!

そんな、フリー後のキャリアについて伺いました!


ーーフリーアナウンサーになって6年ほど経ちましたが、お仕事の幅にはどんな変化がありましたか?

本当に色々なことに挑戦させていただきました。

フリーアナウンサーという肩書きですと、ニュース番組でニュースを読んだり、イベントの司会をしたりしているイメージがあるかもしれませんが、今は比率としては、アナウンサーとあまり関係のない仕事の方が多くなっている気がしますね。マネージャーの仕事の取り方が影響しているのかもしれませんが(笑)

もちろんNHK時代に身につけたスキルや経験が活かされるお仕事もありますが、全く違うスキルが求められるバラエティ番組に出たり、ドラマに挑戦したりと初挑戦ばかりの日々ですね。SNSと言われるアプリもほぼ全部やっています。


ーーNHKと民放ではかなり違いがありそうですが、印象に残ってることはありますか?

同じテレビの世界で生きてきた感覚でいましたが、全然違う世界があったんだ!と思うぐらいのたくさんの衝撃を受けました。

バラエティ番組に出演すると、ダウンタウンさんをはじめ、たくさんの芸人さんたちと共演する機会があります。子供の頃からテレビで見ていた明石家さんまさんともお会いできて、これはフリーにならなかったら実現しなかったことだろうと思います。



ーー最近は俳優業のお仕事もあり、ドラマ主演もされたと伺いました。

そうなんですよ!ドッキリみたいな本当の話なんです!(笑)

ドラマ内の報道シーンのリポーター役や司会者役など、おかげ様でドラマや映画の仕事もいくつか頂けるようになりました。

昨年には主演ドラマの話まで頂いて(笑)マネージャーから話をされた時には、本当にドッキリかと思いました。

隠しカメラがあって、僕のリアクションをどこかスタジオで見られているのではないかと思いましたね。気が気で無かったです。


ーー以前とは全く畑の違うお仕事ですが、戸惑いなどはありませんでしたか?

僕自身、幼少期からドラマが大好きで、テレビドラマを観て育ちました。しかし、まさか自分が演じる側になるとは、ましてや主演をさせていただけることになるとは夢にも思いませんでした。

アナウンサーの仕事は「情報を伝える」ことだと思っています。大きく「表現」と括れば、アナウンサーの仕事も「表現」をする仕事といえます。

ただし、俳優は「表現そのもの」ですよね。自らの身体全部を使って「表現そのもの」になる仕事です。これは大きな違いで、撮影を終えた今でも「あの表現で正しかったのだろうか」と思い悩むことがあります。

撮影前も、果たして自分にはできるのだろうかという疑問と苦悩がなかったかというと全く逆で、むしろその感情が脳を支配していました。

一方で人生は本当に挑戦の連続だとも思っています。

ポジティブにそう捉えて、今まで無縁だったことに、新しいことに、ためらわずチャレンジするべきだと決心し、引き受けさせていただきました。


ーー人生は一度だから、悔いなく生きよう

僕が主演をするということは、果たして本当に無謀なのか、無鉄砲なのか。

この悩みは常につきまとっていますが、僕がもう少し賢ければ「いやいや!私には荷が重すぎます」と断ったかもしれません。

しかし、この主演のお話に限らず、せっかくいただいたお話でもありますし、人生は一度しかないのだから、悔いなく生きてみよう。悔いのない選択をしていこう。そんな風に思ってチャレンジしています。

演技をいざやってみると、本当に難しさしか感じません(笑)やはり僕には厳しいなとも思います。

それでも、引き受けた以上は、自分の持てる全てを尽くして何とかしよう、監督の期待に少しでも応えようと毎日もがいていました。


次回#5予告

ーー将来アナウンサーを目指している人にアドバイスをお願いします。

僕の意見はこれまでの経緯から全く参考にならなそうですが(笑)

今になって分かることを僭越ながらお話ししますと、アナウンサーを目指そうとしてる人たちは、〇〇からまず始めてみてください。...



【編集者コメント】
ついに登坂さんがバラエティー、ドラマ等多方面で活躍し始めましたね!

登坂さんの自分には荷が重すぎるのではないか、表現とは何か、葛藤しつつも、人生一度きりとチャレンジしていく姿は本当に感服します。


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