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ジャパニーズファストフード

お茶漬けをいただいてきましたー!


生魚が好きな自分としては
出汁の熱で火が入りすぎないように、
ささっと食べるのが好みです。


お茶漬けといえば、庶民の食事代表のような気がしますが、歴史を辿ると、今のお茶漬けは江戸時代からはじまっているようです。

お湯をかけるだけ

米に水分をかけて食べるという意味であれば、お茶漬けのルーツは平安時代に遡ります。

冷めたご飯にお湯をかけて食べる「湯漬け」と呼ばれるモノがあったそうです。この湯漬けは、室町時代にも続き、正式な宴会にも出されたそうです。

具材もほしい…

現代のお茶漬けは、ただお茶(出汁)をかけるだけでなく、何かしら具材が入っていますよね。そういう具材込みのお茶漬けの始まりは、江戸時代に入ってからだそうです。

栗や芋などと一緒にご飯を煮込んだ「奈良茶」というレシピが、江戸初期の書物に記載されているそうです。

白湯よりおいしいかも


白湯からお茶に切り替わったのは、江戸中期の頃。番茶や煎茶をごはんにかけた方が、白湯より美味しい!ということからお茶をかけ始めます。

元禄の頃には、「茶漬屋」というお店もでき始め、ささっと軽食をいただくメニューとしてお茶漬けが提供されるようになったそうです。

今でも手軽にささっと食べられるお茶漬け。
ハンバーガーや牛丼よりももっと昔からある歴史的なファストフードだったんですね!

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