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【展覧会】モスクワアニメーション博物館

9月15日は、モスクワアニメーション博物館の創立記念日

ということで、モスクワアニメーション博物館の中の様子を紹介します。

詳しい行き方は、たびこふれの記事に書きました。

モスクワアニメーション博物館は、イズマイロヴォのクレムリンの中にあります。

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博物館の入り口横には、チェブラーシカのお話の世界そのままの電話ボックスがあります。

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エレベーターで5階に行くと、入り口はこうなっています。

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ノルシュテインさんの似顔絵です。

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シュワルツマンさんの自筆です。

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ノルシュテインさんの自筆です。

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プーチン大統領とシュワルツマンさんです。

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モスクワアニメーション博物館は、シュワルツマンさんが名誉館長です。

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サユーズムリトフィルムスタジオでアニメーション制作にかかわった人たちの似顔絵が壁にあります。

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『チェブラーシカ』の監督のロマン・カチャーノフさんの似顔絵です。

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入口です。

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ВХОДは、ロシア語で「入口」のことです。

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ライオンみたいな人の足の右側を見てください。子供たちは、ここを通り抜けていました。ここの他にも、こういう秘密基地のような、子供のトンネルのような、迷路のようなところがあり、子供たちが楽しめる博物館になっています。

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博物館について、説明が書いてあります。

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このライオンみたいな人は、デッド・ムリトフィリムィチという名前のようです。

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シュワルツマンさん関連の展示

私が訪れたのは、シュワルツマンさんの100歳の誕生日の日だったので、シュワルツマンさん関連の展示が充実していました。

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シュワルツマンさんは、チェブラーシカをあのようなかわいい姿にデザインした人です。

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その他、たくさんの名作を生みだし、101歳で、亡くなる1か月前まで絵を描いて仕事をしていました。

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2022年7月2日にシュワルツマンさんは、101歳で亡くなりました。

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中央の上にあるのが、チェブラーシカの姿を思いついたときの絵です。

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シュワルツマンさんについて書いてあります。

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2回訪れたので、訪れた時によって、人形の並び方が違いました。

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シュワルツマンさんがデザインしたキャラクターの人形が並んでいます。

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「ガブという名の子猫」です。

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夫が子供の時に好きだったアニメーションです。

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チェブラーシカのことが書いてある新聞です。

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『雪の女王』です。

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『ガブという名の子猫』です。

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ロマン・カチャーノフ監督の『ミトン』です。

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ここまでが、シュワルツマンさんの展示です。

ソビエトアニメ関連の展示

ソビエトアニメ、サユーズムリトフィルムスタジオで作られたアニメーションの展示もたくさんあります。

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これは、『覚えていろよ』という有名で、おもしろくて、子供に大人気のアニメーションです。

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スタレーヴィチ監督の『撮影監督の復讐』の一場面です。

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スタレーヴィチ監督の作品をいくつか見つけたので、近いうちに書きます。

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ノルシュテインさんの『話の話』や『霧の中のはりねずみ』の展示もあります。

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サユーズムリトフィルムスタジオ40周年の記念誌です。

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ぼけてしまいましたが、ウスペンスキーさんのプロスタクワーシナ村のイラストです。

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見ているだけで癒されるソビエト時代のはがきや切手などです。

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今は教会になっていますが、サユーズムリトフィルムスタジオの昔の建物です。ここで、名作が生まれました。
シュワルツマンさんの葬儀は、ここの教会で行われました。

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伝説をつくったサユーズムリトフィルムの相当たる顔ぶれが勢ぞろいしています。

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スタジオで使われていた机の展示もあります。

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私が訪れた数日後に元フィギュアスケート選手のヤグディンさんが訪れ、この椅子に座って、特別に写真を撮っていました。

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また、チェブラーシカのセットもあります。

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右にある戸棚の中を見てみましょう。

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真ん中はチェブラーシカを中心に展示しています。

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チェブラーシカの棚をアップに撮ってみました。

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上の写真と下の写真と同じ場所をとっていますが、1週間で少し変わりました。

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どうして、少し変わったかは、館長さんと私が知っています。

チェブラーシカの棚の左側をアップに撮ってみました。

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いろんなチェブラーシカがいます。

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ピオネールの子供たちもいます。

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下の棚には、ウスペンスキーさんも番組に参加していた「おやすみなさい、小さい子供たち」のうさぎや、ウスペンスキーさん原作のプロスタクワーシナ村の絵本もあります。

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ここまでソビエトのアニメを紹介してきましたが、次の写真を見ると、日本とアメリカの国旗があります。
モスクワアニメーション博物館には、日本とアメリカのアニメーションの展示もあります。

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日本のアニメ関連の展示

では、日本のアニメーションの展示もたくさんあるので、紹介します。

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手塚治虫さんのアトムと宮崎駿さんです。

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セーラームーンもあります。

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鉄腕アトムというか、手塚治虫さんについて冊子になっていました。

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全ページを写真に撮ってきました。

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ピカチュウもあります。右側は、中国の孫悟空のアニメーションの展示です。

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セーラームーンのフィギュアもあります。

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キティちゃんも。

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アメリカ映画の展示

アメリカのアニメーションの展示もあります。

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子どもたちが、学校の見学で来た時は、ここで何かを見ることもできます。

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アメリカのアニメーションと言えば、ディズニーです。

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非公開部分

この博物館の1階上の非公開部分を紹介します。

塔なので、天井は角錐になっています。

その部分に、館長の旦那さんが描いた絵があります。

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チェブラーシカです。

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電気が着くと、キラキラ光ると思います。ミッキーの絵もあります。

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さらに、屋上に出ることもできます。ここも非公開部分ですが、イベントの時に訪れたし、館長さんと知り合いなので、特別に行くことができました。

МЦКの車両も見えます。

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左側には、オスタンキノタワーが見えます。

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モスクワシティーの高層ビルと、スターリン建築(右から、レニングラードホテル、真ん中の遠くに見えるのが外務省、左が運輸省だと思います。)が見えます。

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スターリン建築は4つ見えます。右は、レニングラードホテル、右から2番目の遠くに見えるのが、外務省、右から3番目は、運輸省、左の小さく見えるものは、芸術家アパートだと思います。

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イズマイロボのカラフルなクレムリンの屋根です。

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旅行で来ているときによく泊まった、ヴェガホテルが、右側です。真ん中がデルタホテルとガンマホテルで、デルタホテル内には郵便局があるので、日本へ記念にはがきを出すのに利用していました。左は、アルファホテルです。

ツアーだと利用することが多いホテルです。

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どこまでも平原が続く、こういう景色がロシア連邦らしくて好きです。

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それから、2021年9月15日の開館15周年の日にもモスクワアニメーション博物館へ出かけました。

その時に、シュワルツマンさんが挿絵を描いた絵本を頂きました。

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館長さんがサインもしてくださいました。

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非売品です。

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また、アニメーション博物館の子供と両親のための雑誌も頂きました。

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シュワルツマンさんの100歳のイベントの時に使った、シルエットクイズとポスターです。

シルエットクイズは、シュワルツマンさんが作り出したキャラクターです。

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1957年に小学校2年生だった母が、学校の教室で見たアニメーションです。『黄金のカモシカ』は、ソビエトで1954年に完成したので、国交回復後1年で、アニメーション完成から3年で日本に届いていて、学校で見たということがすごいです。
全国的に学校で見た訳ではないようなので、母が通っていた公立校の先生がすごかったと思います。

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母は、小学校2年生の時に、シュワルツマンさんが美術を担当したなんてことは、もちろん知りません。私がチェブラーシカを知って、いろいろ見ているうちに、このアニメーションを小学校で見たと母が思い出しました。私が旅行で来た時にDVDを探し、シュワルツマンさんが美術を担当したということにたどり着きました。

そのため、シュワルツマンさんのアニメーションに親子でお世話になっています。

夫が子供の時に好きだったアニメーションの『ガブという名の子猫』です。

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日本でも上映されたので知っている人も多いと思いますが、ロマン・カチャーノフ監督の『ミトン』です。

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そして、『チェブラーシカ』です。

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ホームページ

モスクワアニメーション博物館のホームページはこちらです。


最寄り駅

地下鉄の最寄り駅は、パルチザンスカヤ駅です。


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