サモワールフェスト
夜の博物館から帰ってきて、
余韻に浸っているときに、ザラトエ・カリツォのSNSのお知らせが来ました。
なんと、6月16日にサモワールフェストがあり、出演するというのです。
しかも、入場は無料。
2時からオープニングセレモニーで、2時20分から3時50分までコンサートだそうです。
1時間半もコンサートということは、劇場でやっているコンサートと同じ規模のものが無料になるって、すごいことです。
屋外コンサートだから、悪天候だときついし、ずっと立っているから、大変だけど、それでも、無料って、嬉しいので、聴きに行くことにしました。
人気のあるグループなので、前列を死守したいと思い、早めに着くように行き、すりすりと前列までたどり着きました。
隣のおばちゃんもファンのようで、「待っているんだ」と話していました。
前列を死守したものの、左隣のおばちゃんが押してくるし、右隣のおばちゃんは足元にリュックを置いているから、私の足のスペースは狭まり、しんどい姿勢の時もあったけれども、すべて前列で聴くことができました。右隣のおばちゃんは、途中ごそごそしているなあと思ったら、ジュースを飲んでいたり、パンを食べていたりしました。
しかし、残念だったのは、柵と舞台の間に、カメラマンなどがウロウロ入って、その人たちに邪魔されたことです。
せっかく前列を死守したけれども、写真にその人たちの頭が入っています。
イベントの様子は、ライブ中継もしていました。
1:51:14くらいから3:26:41くらいまでがセレモニーとザラトエ・カリツォのコンサートです。
これから、私が紹介する写真と上の動画と合わせて見ていただくと、どんな様子だったかよりよく分かると思います。
オープニングセレモニーが始まりました。
セレモニーでもナジェージタさんが1曲歌って下さいました。
初めて見る衣装と、後ろの映像が素敵です。
挨拶です。
この眼鏡をかけた女性は、「間に合った」と、息を切らして挨拶していたようです。
地下鉄で向かったものの、ВДНХの駅が大混雑で、遅れたようです。しかも、ここまで地下鉄駅から歩いてくるしかないし、大変だったと思います。
開会宣言です。
コンサートが始まりました。
どういう人がここに入れたのか分かりませんが、この人たちの頭が邪魔でした。
劇場のダンサーたちの小道具も豊富です。ロシアの伝統的な民芸品も屋根に描かれているし、プラトークを使っての動きです。
後ろの映像は私が好きなロシアの原風景です。
夜の博物館で分かりましたが、ナジェージタさんの衣装は、民族衣装の価値があるということで、衣装も注目して聴きました。
退場時に、衣装の後ろ姿を写真に撮りました。
12月のコンサートの時に初めて聴いて上手だなと思った男性の歌です。
背景の絵もロシアらしくて好きです。
マトリョーシカの服を着たダンサーが出てきました。
大きいマトリョーシカの着ぐるみを着た人もいます。
くるくる回っているから写真に撮るのが難しくて、やっと撮れました。
この前の男性たち、ステージを見ていないのなら、少ししゃがむか、どくかしてくれと思いました。
曲名は分かりませんが、第2次世界大戦の映像が流れたので、そのような曲だと思います。
この衣装も初めて見ます。ビーズが縫い付けてあり、ロシアらしいデザインです。
後ろの映像は、激戦地だったスターリングラード(現在のヴォルゴグラード)です。
民芸品の衣装です。
ティーポットとカップも出てきました。
大きい人形も動くので、写真を撮るのは難しかったです。
エプロンの刺繍の模様も素敵だけど、とにかくじっとしていないので、たなびいてうまく撮れませんでした。
舞台の準備中ですが、こういう演出の仕方は、うまいなと思います。
目隠しのための布もロシアらしいものが描かれていて、素敵です。もしかしたら、夫の故郷の町で作った布かもしれません。
この2人の男性は、竹馬みたいなものに乗っていると思います。じっとしていると立ってられないので、ずっと歩いていました。
後ろでは、準備がだいぶ進んでいます。
トランポリンのステージを作っていました。
トランポリンの写真を撮るのは初めてで、タイミングはさっぱり合いませんでした。
トランポリンの下の布もメゼニ塗りの柄で、素敵です。この布は、3人目の義母が働く工場で作っている気がしました。
ロシア国内の新記録に挑戦中です。カメラを構えていましたが、新記録が出た瞬間に写真を撮れず、あっという間に終わりました。
5m17㎝の新記録のようです。
コンサートはまだ続きます。
ロシアの国の花のひまわりです。
私が好きなロシアの風景です。
待っていました。『Широка река』です。
渋谷ロゴスキーでこの曲を聴いて、好きになり、この音楽を聴きたくて、渋谷ロゴスキーに行ったこともありました。
背景は、クインジの絵のような月夜です。
『カチューシャ』です。モスクワ音楽院で歌ったことがあるので、これは、一緒に歌いました。
熊の着ぐるみも出てきました。
背景が、私の好きな木造教会です。
メダルを渡されました。
今回のコンサートは無料でしたが、ステージ衣装がいつもと違う物や着ぐるみもあったりして、このフェスティバルのためにあらたに作ったんだろうなあと思うものがいくつもありました。
油断すると両隣のおばちゃんが押してきて、大変だったけれども、楽しい2時間でした。
このサモワールフェストは、今回が第1回で、10時から21時まで行われました。
最初から最後まで立ち見で見ていたら大変なので、2時間だけ見ましたが、YouTubeにビデオになっているので、他の人の歌や踊りも見られたら見ると、ロシアの各地の音楽や踊りなどを見ることができ楽しめると思います。
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