夜の博物館
6月1日は、ナジェージタさんの誕生日
ということで、今日は、ナジェージタさん関連のことを書きます。
2024年は、65歳の誕生日です。
5月18日は、国際博物館の日でした。
そのため、毎年、そのあたりの土曜日の夜に、『夜の博物館』のイベントが行われます。
2024年は、5月18日が土曜日だったので、その日の18時から『夜の博物館』のイベントがスタートしました。
いつもは有料のところが、18時以降は無料になったり、無料にならなくても、割引価格になったり、マスタークラスやツアーなどのイベントが行われたりします。
2024年はどこの博物館でどんなイベントがあるかな?と調べていました。
すると、私の好きな歌手のナジェージタ・カドゥイシェワさんの衣装の展示が始まるというのを見つけました。18日の12時からとありました。
どこで展覧会があるのかな?と見ていたら、全ロシア装飾芸術博物館で行われることが分かりました。
それで、博物館のサイトを見ました。
こちらのサイトは、18日の18時からとあります。18時から無料になるので、先ほどの12時から行かなくてもいいやと思いました。
さらに、このサイトを読んでいると、『夜の博物館』のイベントに参加するとあります。
同じ博物館のサイトなのに、こちらは、21時に展覧会が開き、ショーもあると書いてあります。
18時なのか?、21時なのか?分からなかったので、夫に問い合わせてもらいたかったけれども、夫は、「18時から展覧会が始まって、21時からはショーがあるよ。」と言っただけで終わってしまいました。
2018年にこの博物館に行ったことがあり、その時は、3時間滞在していたので、万が一21時からしか展覧会は開かないよと言われても、他の展覧会を見ていれば、充分時間つぶしはできると思い、18時過ぎに着くように出かけました。
こちらが、博物館の入り口です。
入り口の横では、『黄金の輪』劇場のアーティストが歌っています。
12月にコンサートを聴きに行ったときに、上手だなと思った歌手です。この時、マイクなしで歌っていて、やはり基礎がしっかりしていて、上手な人でした。バヤンを弾いている人は、疲れたようで、「疲れた」と言っていました。
劇場の人が来ているということは、もしかして、ナジェージタさんも来るのかな?と思いました。
荷物検査をして、中に入ると、ツアーに参加する人と、私みたいに自由に見学する人が混雑していました。
博物館の職員もお客さん一人一人に声をかけていて、私のところにも来たので、無料のチケットを無事にもらいました。
まず、クロークに上着を預けようと思って行きましたが、係の人がいなくて、勝手にかけて置いておくだけだったので、カバンに入れて、持ち歩くことにしました。
展覧会はいくつも行われているから、ナジェージタさんの衣装の会場を先にみたいなあと思い、チケットを渡してくれた職員に訊いてみました。
すると、「残念ながら、今は見ることができなくて、21時から展示を見ることができます。」と言われました。
やはり、サイトと実際が違うロシアらしい出来事です。まあ、そんな気もしていたので、他の展示を見て時間をつぶそうと思いました。
ただ、21時からのショーに向けて、早めに会場に行っておきたいと思ったので、会場の場所も訊いておきました。
場所が分かったので、常設展と特別展を順番に見ていきました。
外では、先ほどの劇団の人が歌っていて、一度外に出て、歌を聴こうかな?と思いつつ、展示を見たので、そわそわしていました。
展示を見ているうちに、いつの間にか歌声が聴こえなくなっていました。
常設展などは、ざっと見たりしながら、一通り展示を見終えました。
その時、20時。
21時まであと1時間くらいあります。
1時間くらい会場の入り口前の椅子に座って、本を読んで待つかと思って、2階へ行きました。
すると、音楽が聞こえてきます。これは、ナジェージタさんが歌っていると確信しました。
3階への階段のところは、ロープがあり、係の人が門番をしています。
私がうろうろしていたら、「名簿に名前がある?」と訊かれました。「いや、ないです。」と言ったら、「21時になったら、展覧会が開くよ。」と言われました。
それで、待つことにしました。
待っていても、3階のホールで歌っているナジェージタさんの声は聴こえてきます。
その後、音楽が終わり、しばらくしたら、大きなスーツケースを2つずつ持った劇団の人たちが降りてきました。
衣装や、楽器などが入っているものです。
ここで待っていれば、帰るナジェージタさんが通るかもしれないと思い始めました。
20時50分。突如。ロープが外され、「入っていいよ。」と言われたので、私はすぐに階段を上って行きました。
3階には、先ほどのコンサートに招待された人たちが、まだ、残っています。
とりあえず、展覧会の会場に行ったら、マスコミもいます。
ナジェージタさんは、いないかあと少しがっかりして、展示を見始めようとしたら、ナジェージタさんが着替えを終えて出てきました。
インタビューが始まり、マスコミに囲まれています。私は、少し出遅れましたが、写真を撮りに行きました。
その後、ナジェージタさんと目が何回かあいました。マスコミもミーハーな人がいて、インタビューが終わったあと、一緒に写真を撮ったりしていました。私は、きれいな衣装を着たナジェージタさんの写真が撮れれば満足なので、何枚か撮っていました。もう帰るとなった時に、ナジェージタさんが、しっかりカメラ目線になって、手を振ってくれました。
別に話をしたわけではないけれども、目と目で通じ合えたなあと思いました。
どうして、目と目で通じ合える仲なのか?と思った方はこちらの記事をご覧ください。
その後、座席には、招待された人たちが持っていたパンフレットが置いたままになっていたので、1冊もらいました。
サイトには21時からショーがあるとあったけれども、19時半くらいからショーをやっていたと思います。
まったく、サイトの情報は何1つあっていませんでした。人が少ないので、衣装の展示を見始めました。
会場の衣装の写真を撮っていたら、先ほどのコンサートの曲目の紙が床に置いてありました。
おそらく、太字の曲は、ナジェージタさんが歌い、細字の曲は、入り口で歌っていた男性歌手が歌ったと思いました。
VKのナジェージタさんのグループに入っていないと、見ることができないかもしれないけれども、貼ります。
ここに、18日のセレモニーとコンサ―トの様子のビデオがあります。
もしかしたら、VKを見ることができないかもしれないので、YouTubeで1曲ずつ探してみました。
3,4曲目は、男性歌手が歌い、それを見つけることはできませんでした。
2024年12月31日までこの展覧会は続くので、展示されていた衣装の紹介は、来年以降にしようと思います。
と書きましたが、7月3日になんとなくホームページを見たら、7月28日までとなっていました。
衣装の紹介は、予定より早くすることになると思いますが、実際に博物館へ行こうとしている方は、7月28日までです。
【6月1日の過去記事】
2024年6月1日は、グリンカ生誕220周年の記念の年です。
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