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【最近のモスクワ】2024年10月

10月31日の日の出時刻は、7時35分、日没時刻は、16時50分です。
天気が悪い日もあり、今年は、黄金の秋を見そびれました。
3200字を超えて、長いので、お時間のある時に、目次を見て、気になるところからご覧ください。


義母とのスイカ争奪戦

9月もそうでしたが、10月も義母がよくスイカを買ってきました。

夫はスイカを食べないので、食べるのは、義母と私。義母はスイカを切りながら、かなりつまみ食いをしています。
それを見越して、私もスイカを食べます。
しかし、ちょっとお腹が空いていないから、あとで食べようと思っていたのに、義母に食べられた日もありました。
そんなスイカですが、10月29日まで義母と毎日食べました。
こんなにも連日スイカを食べたのは人生で初めてでした。

義母との会話でロシアと日本のスケールの違いを感じた

スイカもよく食べましたが、メロンも少し食べました。
義母に「メロンは好きか?」と訊かれ、「好き」と答えました。
好きと言えば、たくさん買ってきてくれるかと思ったからです。
何しろ小学生の頃の私の一番好きな果物は、メロンでした。
しかし、日本だとメロンは高くて、滅多に食べられません。ロシアでは、スイカほどではないけれども、日本と比べてかなり安く売られています。
だから、たくさん食べたかったけれども、買ってきたのは1度でした。
そのうち、シーズンが終わり、メロンがスーパーの棚から消えました。

そんな時、義母が「日本では、メロンのシーズンはいつ?」と訊いてきました。
はて?メロンは進物用でもらったときにしか食べなかった私は、細かい旬を答えられませんでした。
そのため、「日本ではビニールハウスで作るからいつでもあるよ。」なんて、答えました。
すると、義母が不思議そうな顔をします。
しばらくして、もう一度、義母が訊いています。「いつ収穫できるのか?」と。
知らないものは答えられないなあと思っていると、義母は続けます。
「故郷の庭でメロンを作るよ。日本のチェブラーシカの家の庭で作らないの?」と言い出しました。
メロンを庭で作る!!!
義母の生まれた家の庭は、日本の私の家の敷地よりも広いです。そこで、ジャガイモやニンジンを作っているのは知っていましたが、メロンまで作っていたとは。

さらに、義母は続けます。
「庭で、ジャガイモ、人参、玉ねぎ、キュウリ、トマト、ナス、ズッキーニ、メロン、スイカ、イチゴなど作るよ。夏に帰省した時は、4つのスイカを一気に食べたよ。」
たしかに、義母とスイカの争奪戦をしたけれども、スイカを1人で4つも食べたの?とびっくりしました。
よく話を聞いたら、小玉スイカで、スーパーで見かける巨大スイカではなく、義理の妹家族(6人)も帰省していたときに食べたようなので、普通でした。
「日本のチェブラーシカの家の庭で、野菜を作らないの?」と言われたので、「うちは花を育てているだけだよ。土が汚れていて、食べ物を作れないのと、庭もそんなに広くないからね。」と話しました。

以前家を貸していた人が、仕事柄出る液体を流していたようで、土壌汚染は深刻になっています。ひまわりが土をきれいにするということで、ひまわりを植えて、土も入れ替えたけれども、どこまで除去できたか分からないので、野菜は作れません。
あとは、猫、犬の糞尿も気になるし。犬の散歩をしている人が、わざわざうちの庭に犬を入れて糞尿させる場合も時々あります。

義母の故郷の庭で作る野菜の数の多さが日本と段違いに違いました。
さらに、義母は続けます。
「きのこを森にとりに行くし、祖父は、狩りもしたよ。うさぎ、ガチョウなどを捕まえて、食べたよ。ウサギはおいしいんだ。日本のチェブラーシカの家でも鶏を飼っている?」と。
「母が子供の頃は鶏を飼っていたけれども、今の家では鶏をかっていないよ。」と答えました。

本当に自然と共に生き、自給自足ができる生活力があります。義母は日本へ行ったことがないし、今後も行くことはないけれども、もし日本の我が家を見たら、びっくりすると思います。

スケールの違い過ぎる話を聞きました。そして、こういう話を義母とするのは、結構楽しいです。

パンに塗るクリーム

義母がよく買ってくるようになったのは、パンに塗るクリームです。
これは、イカとエビのクリームです。

カニのクリームもあります。

私はイカとエビのクリームの方が好きです。

お土産市場で買い物

プーチンが好きな友達を連れて、お土産市場へプーチングッズを探しに出かけました。
プーチングッズ以外にもすべての露店を見て、値段などを訊きながら、安いお店で買いました。
お店では値段表示がないので、店員さんに一つずつ値段を確かめます。私は水曜日にも事前の下見をしていたので、水曜日と値段が違う場合もありました。「水曜日にはこの値段だったよ」と言おうとしたら、すかさず水曜日と同じ値段に言い直していました。
そこで、いろいろ物色し、プーチングッズを友達は爆買いしました。
お会計の時に、すべてプーチングッズばかりだから、店員さんもびっくり!あなたたちはどこから来た?と訊かれ、「日本から。」というと、これまたびっくり!
すかさず、「明日は、プーチンさんの誕生日だからね。」と言うと、これまたびっくりしていました。
日本人がプーチングッズを大量に買い、好きな人がいるんだと店員さんは思ったと思います。日本人の多くがそうではないかもしれないけれども、この店員さんは、日本人にプーチンさんを愛する人がいると知れたわけで、微々たるものだけど、日露交流です。

ウズベキスタン料理

友だちとお土産市場に行った後は、ウズベキスタンレストランでご飯を食べました。
レストランの内装も素敵です。

民族楽器が壁にかけてあります。

テーブルクロスも素敵です。

ラグマンです。日本で食べたことがあったけれども、モスクワに来てから食べる機会がなかったので、モスクワで初めてラグマンを食べました。

プロフもおいしかったです。

マントゥーも。

まだ、噴水が稼働していた

10月上旬だけど、まだ噴水が稼働していました。

大きいチェブラーシカのぬいぐるみのユーフォ―キャッチャー

大きいからとるのが難しそうだけど、ユーフォ―キャッチャーの中にチェブラーシカがありました。

こんなお店もありました!

トトロなどが壁にかかれているお店もありました。

セントラルヒーティングがついたのは今までで一番遅かった

我が家のセントラルヒーティングがついたのは、私が住んでから一番遅かったです。
10日の夕方4時についたと思い、義母も1階のパイプが熱いのを確認して帰って来たのに、6時頃には消えていました。
その後、10日はつくことはありませんでした。
11日に義母が帰ってくる直前に、10日と同じようにパイプの音がしたので、もしや?と思って、パイプを触りました。
すると、暖かくなっていて、セントラルヒーティングがつきました。
10月11日でした。

初雪は14日

例年より早い初雪でした。セントラルヒーティングがついてから間もない日の初雪です。

少し白くなりました。

読みたい本

私がフォローしているnoteで紹介されていた本です。
帰国したら読みたいけれども、公立図書館に所蔵していませんでした。

国会図書館にあるので、そこで読むことになるかな?と思います。

日没後のお出かけ

日没後に外にいることも多かったです。

満月を見ることもできました。

本屋さんの25%引きセールの日に行った日も日没後になっていました。

この教会は、内部の撮影ができませんが、お手本のようなイコンの並び方と、入り口からの見事な彫刻と、見ごたえがあります。
地下鉄のパリャンカ駅前の前にあるし、無料で入れるので、近くを通りかかったら、中に入ることをおすすめします。
タイミングがあえば、教会の鐘の音を聴くこともできます。
次の記事に、この教会の鐘の音の動画を載せています。


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チェブラーシカ
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