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イギリスにいる方とYouTube配信してみた話

1.海外にいる方と配信したい!

おはようございます、che bunbun(チェ・ブンブン)です。

先ほど、生配信が終わりました。来ていただいた方ありがとうございます。

新人VTuberらしく、最初は毎回新しいことに挑戦しようと活動しています。今回は、「海外にいる方と繋いで配信をする」をミッションにしました。

昨年、VTuber動画研究している中で、にじさんじライバーの文野環さんが、インドと繋ぐ配信をしていました。流石に動画で繋ぐのはハードルが高そうだったので、今回は音声での挑戦をしてみようと思いました。

以前、コンゴ民主共和国在住のてんやわんやママさん(@aiko_in_africa)にインタビューするスペースを開いたことがある。これと同じようなことをDiscord×YouTubeの組み合わせでできたら良いかなと思いました。

折角なら、直接話したことのないフォロワーさんとやりたい。

探すと、今注目しているブロガーのSailさん(@Sailcinephile)がイギリスで映画の勉強をされているとのことだったので、DMを送ってみました。すると二つ返事でOKをもらいました。

2.事前準備

■YouTube Studioでテスト用の配信を立ち上げる(非公開設定の方法)

さて、コラボ配信が決まったとのことなので、準備を行う。

本職がエンジニアということもあり、事故りそうなところは徹底して潰さないと気が済まないのだ。まずは、SailさんとDiscordを繋いでみた。実際に、この手の配信に出るのは初めてということだったので、テスト配信を立ち上げ、どのように見えるのかを共有した。

しかし、テスト配信を「公開」で行っていたので、途中でリスナーが入ってきて、「音が入ってないのですが?」とコメントをいただいてしまった。

YouTube Studio「編集」>「公開設定」で設定できる。
「非公開」>「動画を非公開で共有する」から対象者にメール通知することができる。

後で調べると、YouTube Studio「編集」>「公開設定」>「動画を非公開で共有する」で検証用の配信環境を整えられるとのこと。

「メールで通知する」にチェックを入れ、「招待するユーザー」にメールアドレスを打ち込む。そして、完了を押すと、配信が始まった際に、関係者にメールが送付されるとのこと。実際にアクセスすると、関係者だけが動画の内容を確認できるのである。

また、今回はインタビュー、相手の個人情報に触れるため、どこまで開示可能かの打ち合わせも行いました。大学名は伏せるとのことでした。また、てっきり映画大学に通っているのかと思っていたら、とある大学の映画学部とのことだったので、当日は「イギリスの大学で映画を学んでいる方」として紹介しました。

この手の調整に厳しい会社に勤めているだけあって、経験が活かされました。一番重要かつ、後で揉める部分なので念入りに確認しました。

■質問を送ろう

以前、トークショーした時に、事前に質問リストが送られて来なかったので緊張しながら話したことがあります。対談やインタビューをする際には質問リストを送っておくと相手は安心します。また、YouTube配信なので、画像や動画が使えます。ざっくりとした質問を送り、必要な写真提供も依頼しました。実際に下記のリストをお送りしました。

1.イギリスの大学で映画を学ぼうと思ったきっかけは?
2.映画にハマったきっかけは?
3.大学入試の形式について
4.大学ではどのような映画の勉強をしているのか?
(授業スタイル、試験など伺いたいです)
5.イギリスの学生さんはどのように映画を観ているのか?
6.イギリスで生活する上で気づいた日本と違ったところ。
7.大学で研究してみたいことは何か?
(卒論のテーマや分析してみたい映画について教えてください。)
8.将来、どんな映画を撮ってみたいですか?
9.イギリスの映画館事情について
(料金は、エンドロールで観客は帰る?帰らない?などといった話をしたいです。)
10.最近観た映画で良かった作品について教えてください。

今回の質問の反省として、5番目が漠然としすぎていたことがある。主語が大きいことは自覚していたのですが、どのようなアプローチで話したら良いか質問をいただきました。日本では「共感」重視で観る傾向があるけど、イギリスはどうか?といったアプローチで話すことにしました。

大学の授業についてのスライド
この問題、分かるかな?
配信では強烈なイギリスの生活状況が伺えました。
濃い内容の関心ごとについての英文スライドが送られてきました。

また、スライドを作っていただきました。私がMacBook Proの小さい画面で配信していることもあり、Google Driveの共有機能からのYouTube配信画面投影が難しかったので、スクリーンショットを撮り、貼り付ける配信運用を行いました。

3.当日の流れ

Sailさんが、念のために大学からバックアップ用のPCを借りてくるとのことだったので、配信の1時間15分前にDiscordにて最終打ち合わせを行いました。テスト配信を行い、Sailさん本人に自分の声の音量や画面をチェックしていただきました。

また、雑談を行うことで落ち着いて配信できるようなムードづくりを行いました。その結果、実際の配信も特に問題なく行えました。

4.最後に(配信で言い忘れたこと)

大学の映像ライブラリ
ジャン=リュック・ゴダールや小津安二郎映画などがありました。

配信で言い忘れていたことがあったのでここで補足します。

Sailさんの大学ではライブラリがあります。なんと、Netflixのように配信で観られるプラットフォームがあり、学生の多くはそれを使っているとのことでしたが、物理的にレンタルできる場所もあるようです。ジャン=リュック・ゴダールや小津安二郎映画はもちろん、イギリスの大学だけあってイーリング・スタジオ(『ラベンダー・ヒル・モブ』、『白衣の男』などを製作した会社)のDVD-BOXがありました。

また、イギリスでは日本映画はあまり人気がないようで、映画学部でもドライブ・マイ・カーは数人しか観ていなかったとのこと。ひょっとすると、エリック・ロメール系の会話劇映画の人気がないのかもしれませんね。

その代わり、今イギリスでは韓国映画が熱いそうで、現地の方から韓国映画について訊かれることがあるそうです。

ということで、次回の配信も面白いコンテンツ作れるように楽しんでいきます!


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5.Sailさん情報

Twitter ▶︎ https://twitter.com/Sailcinephile

ブログ ▶︎ https://sailcinephile.hatenablog.com/

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