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読書感想文

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che bunbunや知り合いの読書感想文をまとめたマガジンです。
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2022年10月の記事一覧

『パプリカ』感想

 高度な技術は時として魔法に見える。ここ数ヶ月、Twitterを賑わせているAI描画ツールは、も…

CHE BUNBUN
1年前
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アリストテレス『形而上学(上)』のメモ

今、アリストテレスの『形而上学』を読んでいる。本書に挑む前にマルティン・ハイデッガーの『…

CHE BUNBUN
1年前
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『ゼロからトースターを作ってみた結果』感想

 星新一のショートショートにこんな話があった。未来人だか、宇宙人だか高度な文明を持つ世界…

CHE BUNBUN
1年前
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『オン・ザ・ロード』感想※ネタバレ

 noteの企画「 #読書の秋2022 」の推薦図書に私のバイブルとも言える『オン・ザ・ロード』が…

CHE BUNBUN
1年前
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『Réflexion faite』感想

 初めて、フランス語の本を一冊読み切った。  きっかけは、VTuberを哲学の領域から研究して…

CHE BUNBUN
1年前
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『羊飼いの暮らし イギリス湖水地方の四季』感想

 世界遺産「イギリス湖水地方」は、自然遺産に見えるが文化遺産である。18世紀以降、風景に絵…

CHE BUNBUN
1年前
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ウィリアム・キャッスル「STEP RIGHT UP!」感想

おはようございます、チェ・ブンブンです。 みなさんは、ウィリアム・キャッスルをご存知だろうか? ウィリアム・キャッスルは映画に様々なギミックを持ち込んだ監督である。『13ゴースト』では赤いセロファンが貼られた3Dメガネをかけると幽霊が浮かび上がり、青のセロファンが貼られた3Dメガネをかけると幽霊が消えるギミックを導入した。『第三の犯罪』では映画が怖くて途中退場した場合に全額返金されるキャンペーンを行った。 彼の考案するギミックの数々は、テクノロジーを使って様々なスペクタ

「チェンソーマン」第1部公安編の感想

こんにちは、チェ・ブンブンです。 藤本タツキ「チェンソーマン」のアニメがもうそろそろ放送…

CHE BUNBUN
1年前
1

マルティン・ハイデッガー「技術への問い」感想

 哲学書は、スッと入る時と入らない時がある。それが入門書だとしても侮ってはいけない。マル…

CHE BUNBUN
1年前
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「読書の秋」に読みたい100選

おはようございます、チェ・ブンブンです。先日、Twitterで自分の好きな本100冊選んだので、こ…

CHE BUNBUN
1年前
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スタニスワフ・レム「泰平ヨンの未来学会議」感想

アリ・フォルマンが手がけた『コングレス未来学会議』は公開当時、よく分からない映画であった…

CHE BUNBUN
1年前
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高野秀行「語学の天才まで1億光年」感想

語学をマスターするとは?語学をマスターするとはどういうことだろう? その言語を母語とする者…

CHE BUNBUN
1年前
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