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働く人のメンタルケアとヘルスケアの実態調査の中間報告【80名】

みなさん、こんにちは。
社会人大学生として心理学を研究しており、働く人に注目して個人・企業・社会全体としてのヘルスケア・メンタルケアの実態調査アンケートを行なっています。

2022年9月13日からアンケートを開始して9月23日現在、80人以上の方にご協力いただいております。アンケートにお答えいただいたみなさま、本当にありがとうございます!!!

前回のnoteでは約40名の時の考察をさせていただきました。

アンケート収集目標は100名以上と設定しており、目標まで後20名弱となりましたので、今までご協力いただいた方と、これからご協力いただくかもしれない方向けに簡単ですが、アンケートの中間報告をしたいと思います。


1.年齢

アンケートにご協力いただいた人の割合ですが、最も多く協力いただいたのが28~33歳で28%、次に50~60歳の24.4%、3番目に40~49歳18.3%となります。上位3位までの合計は70.7%です。
最もアンケートが収集できていないのは17歳以下です。また18~22歳、23~27歳もアンケートを収集できていません。収集方法を検討することが次回の課題と言えそうです。

ちなみに今回アンケートのお願いは以下の方法で行なっています。
・Facebookでの投稿
・メッセンジャーやLINEでの直接お願い
・noteでの投稿
・linkedInでの投稿
・Twitterでの投稿

この中で最もアンケート回答が高かったのはFacebookでした。次にメッセンジャーやLINEの直接お願いです。

逆に最も反応が悪かったのがlinkedInでした。
ビジネスSNSなので意外とアンケートに協力いただけるかと思いましたが、ビジネスライクすぎておそらくアカデミックなコミュニケーションを積極的に取るようなSNSとしては使われていないのではと考察しています。

若年層についてもプラットフォームをみつけなければならないですが、例えばTikTokではエンタメ色がかなり強いのでこのようなアンケートは適さない可能性が高いため検討が必要です。

2.会社規模

回答いただいた人の所属する会社規模です。1~100人が47%、14.5%が会社無所属、5001人以上が12%となり、上位3位で73.5%となっています。小中規模の企業に勤めている方が約半数となり、会社に所属していない方も回答いただいています。

年齢で61歳以上の方もアンケートにお答えいただいているので、高齢者のヘルスケア・メンタルケアについての研究もできそうです。

3.会社におけるヘルスケアメンタルケアの取り組み

会社に勤めているとお答えいただいた人の中で、ヘルスケア・メンタルケアに会社が取り組んでいるかのアンケート結果です。
実施していると答えた方は46.5%、実施していないと答えた方が42.3%、わからないと答えた方が11.3%でした。

こちらの結果は私の予想とは異なっていました。私は実施していない、わからないと回答する方が多いと思っていましたが、実態はわからない人は全体の10%ほどで、90%の方は実態について把握されているようです。
ただ、どんなことを実施しているかは聞いていませんので、次の調査課題としたいと思います。

会社規模からも考察すると1~100名規模の会社が多い中、約半数が実施していることから、社会全体でのヘルスケア・メンタルケアの意識はあるのではと思います。また小中規模ではベンチャーや自由度の高い中小企業が積極的に独自のヘルスケア・メンタルケア対策をしているのではと考察しています。

ここで気づきですが、ヘルスケア・メンタルケアとはどんな取り組みをスコープとしているのかが曖昧でした。例えば通勤で自転車や徒歩通勤を選択すると手当が出るなどもヘルスケア対策にあたりますね。大手企業では管理者向けのメンタルマネジメント講習や全社員向けの定期なストレスチェックも行なっているので、そういった視点で実施していると回答いただいたのかもしれません。

上記取り組みはあくまでマネジメントの一環なので、直接的にヘルスケア・メンタルケアの取り組みとするかは要検討が必要です。

そのほかには企業規模やその経営状況、業界、スタートアップか否かなどによっても特徴が異なりそうなので研究の軸とすると面白そうです。


まだまだアンケートを実施中ですので、もしこのnoteをみて興味を持っていただいたり、参考になった方が入ればスキやアンケート回答にご協力いただければ幸いです。

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