ビジネス力の弱い中間層が企業の足を引っ張る

お久しぶりです。くろさらです。

日本のGDPがやばい昨今、労働人口も減少して、少子化対策も進まないで、移民に頼りたいも海外のワーカーからみても魅力薄な日本。。。

色々こうしたら良いのになぁと思いながらも、自分ができることをガムシャラに実践している毎日です。

さて今日は「ビジネス力の弱い中間層が企業の足を引っ張る」という話題で雑談していきます。

よくIT導入の際にフローズンなんちゃらとか言われている中間管理層のとこです。笑

年齢で言えば40代半ばから50代前半がボリュームゾーンでしょうか。

実際、50代以上も正直経験重視の知識軽視世代なので今のビジネスシーンに対応出来ないのはその通りですが、経営層に近くなり、実はIT導入には積極的です。(自分で導入するとは言ってない)

経験世代に背中をみて学べとか言われて、文字通り背中しか見てなかった人たちが今になって日本のビジネスの足を引っ張っていることはよく聞きます。

彼らの世代はすでに経済成長真っ只中に就職を行い、仕事が山のように溢れ経済が経済を半ば自動的に発達させていたシステム上に存在していたので実は今になって仕事が出来ないのは当たり前なのです。

今の時代は情報通信産業が日本のGDPを支えています。

昔のメイン産業たちはこの情報通信産業をうまく活用し、業務を遂行したり市場を開拓することで難なく低迷状況を改善出来たりしますが、この情報通信産業は彼らには厄介な代物なのです。

体を動かした経験を重視し常に新しいことを勉強することが身についていておらず、進化進歩が早く、自分の経験が全く役に立たないテクノロジーが嫌いでしょうがないのです。

そのかれらが定量的でかつ論理的な説明も受け入れられないレベルだったりするので現場は大変になるのは当然ですよね。。。

ではどのようにIT導入や革新的な取り組みに賛同してもらえるのでしょうか。

ポイントは3つあります

1.中間世代の発言を肯定して「IT導入の起案者」に仕立て上げる

2.企画と同時にシステムなどのモックやプロトタイプを持っていく

3.中間世代とさらに上席がいる会議の場で導入賛成の流れを作る

1については非常に効果が高いです。中間世代は論理的に筋を通して話すことが苦手な人が多く、意見を否定していても他の誰かがそれに対して肯定した瞬間に誤りを認めもせず、意見を180°変える人が多いです。(本当によくあることでめっちゃ困ります)

なのでそれを逆手に取ると、こちらの意見がきちんと論理だてていれば最後にはなんちゃって賛同することがあるので、その賛同を見逃さす、持ち上げた上で「〇〇さんが先ほど行っていた案って〜ですよね!自分も協力します!」とか行ってしまえば勝手に神輿に乗ってくれることは多々あります。

2に関してはプログラミングや社内ルールでシステムの無料トライアルに許可がいらない場合に有効です。話が通じなくても実際物を持っていくと意外とすんなり理解されます。百聞は一見に如かずというように物を見せると多少企画がしょぼくても人は考えやすいのです。

3は長いものに巻かれろな精神がある中間層よりも偉い階級の方にトップダウンしてもらう方針です。これは自分の対話スキルや企画力に自身がある場合におすすめします。トップダウンだと企画を実行するフェーズでは中間層は自ら動こうとはしないので、プロジェクトマネジメントも含め全工程で実力を発揮できる上級者むけですね。

このように昨今企画が進まないのには理由があります。

自身のスキルも見直す必要はありますが、何が原因かキチンと見極め周りの環境が悪い場合はこのnoteを思い出してアプローチしてみてはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?