note_くろさら_会社評価_図

会社で評価されるたった少しのポイント 3

自分より1段上位の目的を明確に認識することで、なぜ評価されやすくなるか解説していきます。

ここでの基本的な考え方は

上司もサラリーマンである

上司が欲しい成果を与える

この2つになります。

まず、少人数の会社でない場合や社長あるいは経営幹部直轄の組織に属していない場合は、あなたを評価する立場にある上司もまたさらに上の立場の方に評価される立場にあるということです。

ここで言う上司には複数のタスクが存在します。プロジェクトが失敗しないように裏からプロジェクト管理に近い工程を把握したり、関係各所や顧客へのネゴシエーション、予算や期間が合わなければ会社と調整し開発期間や追加予算の確保などを行います。

実は売上を向上させるというミッション達成にむけて水面下で様々な調整をこなしているため、サービス展開の構成や将来構想などを描く暇がないと言うのが世の管理職ではないでしょうか。

そんななか、部下が自分と目的を共有し、経営幹部に報告できる内容に落とし込んだ回答をくれるだけで手間が大分減ります。

つまり多忙な調整の中、上司の欲しい成果とは何も手を入れなくとも経営幹部へ報告できる言い回しなのです。

また目的を共有し違和感なく業務をこなせる人材だと理解してもらえることで、その上司が評価されるミッションを与えられたときには必ずメンバーに入れてもらえます。

会社へアピールできる機会が大幅に増えていくという副作用もあるのです。


次のセクションでは、上司が経営幹部にどのような報告をする必要があるのか、サービス開発担当者が報告しがちな例を元に実用できる解説を行います。

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