チャズ

岐阜から沖縄、東京に移り住んだのち、栃木に移住した流浪の農家です。これからどう楽しんでいこうか画策中。食べることが大好きです!

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岐阜から沖縄、東京に移り住んだのち、栃木に移住した流浪の農家です。これからどう楽しんでいこうか画策中。食べることが大好きです!

マガジン

  • 軽トラモバイルハウスで行く農をめぐる旅

    農や食をテーマに、モバイルハウス化した軽トラで寝泊まりしながら各地を旅した一ヶ月の記録です。

  • やえやま雑記

    せっかく住んでいるのだから散歩でもしてみようかな。もっとよく知ってみたいな、から始まった、その記録としてのマガジンです。

  • 有機農家のつくる小松菜栽培マガジン

    〜【有機農家がつくる野菜栽培の手引き】 小松菜編(温暖地向け) 〜【有機農家がつくる野菜栽培の手引き】ポイント集〜  これら二つの記事をセットにした、小松菜を育ててみたい方向けのマガジンです。初心者の方向けの小松菜の栽培方法に、育てる上での「なぜ?」を農家視点で解消する内容のポイント集を組み合わせました。お役に立てていただけると嬉しいです!

  • 日々の一皿

    岐阜県の農家・ちゃずのつくる日々のごはんやおやつ。 特別上手な訳ではないけれど、自分が旨いと思えた一皿をまとめてみました。

最近の記事

#11 まんまる農園さん滞在記

帰農志塾でのひとときの後は栃木県真岡市のまんまる農園さんに滞在させていただくことに。ご厚意に甘え数日間滞在させていただきました。 骨太な中堅有機農業者こちらの丸山さんは研修時代の先輩。彼はぼくが帰農志塾に入って1年後くらいで新規就農したためそれほど長くは一緒に研修しませんでしつが、同級生ということもあり塾を出てからも懇意にしてくれていました。 私の中の丸山さんのイメージは『骨太な中堅有機農業者』。 仕事ぶりは堅実。地に足が着いた、ぶれない農業経営をしている人という印象で

    • #10 農の原点に帰る

      茨城県の環の花さんの農場を離れ、今度の目的地は再び栃木県の那須烏山市にある古巣、帰農志塾です。 帰農志塾ここは有機農業の栽培技術から経営まで学べる、国内でも有数の農の学び舎です。わたしもこちらでお世話になって研修していましたが、全国に100を越える有機農業者を排出するという実績を持っています。 お世話になった師匠は3年前に亡くなり、今は世代交代して新しい体制で運営されています。しかし今も農業を志す人々の学びの場である事に変わりはありません。 わたし自身最後の訪問から10年

      • #9 環の花さん訪問

        農旅9日目 午前中は再び月nocoさんの田んぼで除草作業をお手伝い。その後お昼ごはんをいただいて次の目的地へ。 何日かぶりのお布団での睡眠も、やさしい食事にもすっかり癒されました。おもてなしに感謝! 環の花さんへ今度は茨城県の常陸大宮市で養鶏をされている「環の花」さんへ。 こちらの宮永さんはわたしの農業研修時代の先輩で、現在は平飼い養鶏と呼ばれるスタイルで鶏を育てて卵を出荷されている他、その卵を加工したプリンの製造出荷をされています。 宮永さんは昔からセンスの光る方で、

        • パーラーターミーさんに救われた。【竹富島】

          行こうと思っていたお店が閉まっていて行き場を無くした、ある日の我々。 カフェ難民状態でウロウロしていたら、バスの運転手さんに「あそこは11時から空くよ」とパーラーターミーさんを教えていただきました。 お店の近くまで行くと紫色のソフトクリームのオブジェが店舗の外に運び出されている姿を発見。 助かった!営業中だ!! 暑さに慣れておらずバテていた友人たちを連れていたので喜び勇んで入店、そして注文。 壁にはジュースにかき氷、ソフトクリームなどのメニューが貼ってありました。 色々

        マガジン

        • 軽トラモバイルハウスで行く農をめぐる旅
          13本
        • やえやま雑記
          1本
        • 有機農家のつくる小松菜栽培マガジン
          2本
          ¥150
        • 日々の一皿
          8本

        記事

          #8 まるで童話の世界

          「雑穀農家のパンと宿 月noco」さんを訪問農旅8日目 群馬を後にして今度は栃木県へ。この日は茂木町の月nocoさんを訪問。 「雑穀農家のパンと宿 月noco」さん。 名前の通り、雑穀農家さんであり、パン屋さんであり、宿屋さんでもあるという多足の草鞋を履くお店です。 今回が初めての訪問でしたが、Instagramなどを通じて彼らの活動やお店の様子は眺めており、ぜひ訪問したいと思っていました。 後で知ったことですが、わたしの友人たちにも知っている人が多く、みんなにとっても“

          #8 まるで童話の世界

          #7 一期一会の宴

          農旅7日目。 群馬県桐生市に到着。岐阜でわたしたちの野菜を食べてくれていた友人夫妻に会いにきました。 「食と器 ming」というカフェを営んでいて、お昼ごはんはこちらでいただきました。野菜たっぷりの優しいランチをいただいた後はコーヒーとプリンのおもてなし。素材をきちんと活かす料理は流石でした。 出会いと縁彼らとの最初の出会いは「ミツバチの羽音と地球の回転」という映画の上映会でした。上映会の企画運営側に立つという経験をさせてもらったことも貴重でしたが、そこで出会った人たち

          #7 一期一会の宴

          #6 家族

          神奈川を離れ東京、埼玉へ。うちの奥さんの実家と妹夫妻のお宅へのご挨拶です。 お昼は手巻き寿司、夜は野菜たっぷり料理に舌鼓。 両家とも農家になって、辞めて、移住して、旅をしてと、なかなか普通でないわたしたちのことをずっと応援し続けてくれた、本当にありがたい存在です。そんな身内に恵まれたことはすごい幸運なんじゃないかと思います。 頑張ろうと、そう思う次第です。 感謝。

          #5 つながる。

          農旅5日目。 神奈川県内を今度は横須賀へ移動。朝銭湯でさっぱりしてから前々日会ったうちの奥さんの従兄弟と一緒に、彼のお父さんである伯父さん夫妻の待つお宅へ向かいました。 「元祖」実はこの伯父さん、前回チラッとふれた岐阜で私たちが開催していた「雑草塾」の元祖であり、御嵩で雑草塾を始める際に名前とその看板を譲ってくれた方なのです(暖簾分け?)。 熱血教師を地でいく尊敬すべき人物であり、前向きで情熱的、そして真摯な姿勢はこちらをも前向きにしてくれます。 机の上の勉強だけに留まら

          #5 つながる。

          #4 再会

          農旅4日目 神奈川県内を移動し逗子、葉山エリアへ。この日は友人の和食の料理人さんに会い行きました。 食卓を囲む彼女との出会いは、農園で開催していた農と食のプログラム「雑草塾」でした。 「雑草塾」は"生きるを学ぶ"をテーマに、自分たちで食べ物をつくり、食卓を囲むことを軸にしたプログラムです。野菜を育てて収穫し、それを調理して食べるところまで参加メンバーみんなで行います。彼女もそのメンバーの一人で、御多分に洩れず一緒に料理をつくってくれていました。 今回お昼時にお邪魔する

          #3 ルーツを辿る

          農旅3日目。 この日は静岡から神奈川に大きく移動。 その道すがら、ついでに自分のルーツを辿ることにしました。 原体験と原風景一箇所目は海岸。 小学校3年生までは静岡県に住んでいたわたし。海からも近く、1人で遊びに行っていたこともありました。その際にサンダルを離岸流に攫われ震え上がるという恐怖体験をしてちょっとトラウマ化しましたが、石垣に移住することはもしかしたら海に帰ろうとしているのかもしれないなと思ったりもしました。 もう一箇所、昔住んでいた地域にある公園にも行って

          #3 ルーツを辿る

          #2 大阪農園さんでしゃべりまくる

          農旅2日目。 この日は静岡県藤枝市で有機農業を営む大阪農園さんを訪問。彼は農業研修時代の同期で、以前岐阜の農園に訪ねてきてくれていましたがこちらからの訪問は初めて。 朝から訪問し、午前中は農作業をお手伝いしました。 昔話に花が咲き、ジャガイモの収穫作業の最中から昼食、その後と喋り続けて8時間。体よりも喉が疲れる事態に。ホント、よく話したなと。笑 「提携」という関係性午前の作業後はお昼ごはんを食べがてら大阪さんが農産物を出荷しているお店に連れて行ってもらい、少しお話を伺いま

          #2 大阪農園さんでしゃべりまくる

          #1 浜松でパーマカルチャーを体験する

          いよいよ待ちに待った「軽トラモバイルハウスで行く農をめぐる旅」の始まりです。早朝に出発し目指すは静岡県浜松市の「パーマカルチャーデザインラボ(以降PCDL)」さん。友人の紹介でこちらを知り、ガーデンツアーに参加させていただいたのが2021年の3月。この日はガーデンツアーの後管理作業にも参加させていただきましたが、その後のガーデンが知りたくて再度訪問させていただくことにしました。 道すがらの出会い浜松までの移動の途中で不思議な光景に出会いました。これなんだかわかりますか?

          #1 浜松でパーマカルチャーを体験する

          #0 「モバイルハウス誕生」

          移住を決めてからずーっと温めていたモバイルハウスでの旅。旅のルート設定に訪問先との調整、そしてモバイルハウスの設計・製作と、忙しい引っ越し準備で時間が無い中での旅の段取りは何だかんだで大変でした。それでもやり遂げられたのは旅へのワクワク感と、仲間たちの助けがあってこそでした。 モバイルハウスの製作については、特に大工の友人Kちゃんが大いに助けてくれました。 簡単におこした図面に細かい寸法を落とし込んで解像度を上げてくれたり、大雨の日に作業を手伝ってくれたり、ごはんや差し入れ

          #0 「モバイルハウス誕生」

          「軽トラモバイルハウスで行く農をめぐる旅」を振り返る

          2021年は激動の年でした。 12年間の岐阜での農業に終止符を打ち、沖縄の石垣島へ移住。そして新生活のスタート… 言葉で書くとこれだけですが、農業をやめるにあたっての借りていた農地の現場復帰と返還、資材の処分、事務手続き、それと同時進行での最後の作物の栽培・出荷、収入が無くなることに備えたアルバイト、さらに引っ越しのための片付けや荷造り、それに関わる諸手続き、ご近所さんたちやお世話になった方々へのご挨拶などで、借家を引き払う5月末は大パニック状態!! 結局予定期日までに終

          「軽トラモバイルハウスで行く農をめぐる旅」を振り返る

          【有機農家がつくる野菜栽培の手引き】 小松菜編(温暖地向け)

          みなさんお馴染みの葉物野菜の小松菜。 小松菜は大根やカブ、白菜などアブラナ科の野菜の仲間です。葉っぱを食べるのはもちろん、春になるとニョキニョキ伸びてくる花芽を摘んで食べてもまたおいしい(いわゆる菜の花です)。 栽培が始まったのは江戸時代。暴れん坊将軍として有名な江戸幕府8代目の将軍様・徳川慶喜が地名をとって名前をつけたんだそうです。 今回はそんな小松菜の栽培の仕方をシェアします。 なお、この手引きは温暖地向け、農法は堆肥・肥料を使う有機栽培です。あらかじめご了承ください。

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          【有機農家がつくる野菜栽培の手引き】 小松菜編(温暖地向け)

          ¥100〜

          【有機農家がつくる野菜栽培の手引き】ポイント集

          有機農家がつくる野菜栽培の手引き、こちらでは色々な野菜に共通する基礎的な知識や技術についてまとめた基本編です。各野菜ごとの手引きの補完的な内容ですので、一緒にお役に立てていただければ嬉しいです(これも入れた方が良いかな?という情報は随時入れて更新していく予定です)。 ちなみに、こちらでご紹介するのは堆肥・肥料を使う有機栽培が基本です。あらかじめご承知ください。 【用語辞典】この手引きの本文中にも登場する、よく見聞きするような専門用語をまとめました。ご参照ください(50音順

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          【有機農家がつくる野菜栽培の手引き】ポイント集

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