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The Doors / L.A. Woman

ドアーズは自分にとって、ローリング・ストーンズと並ぶ、影響を受けた王道ロックバンドです。本来ドアーズといえば、「ハートに火をつけて」「Break on Through」「The End」の人気が高いですが、何気に私はこのロックンロール全開の「L.A. Woman」が好きだったりもします。ドアーズは全曲好きなんですが、この楽曲のヘビーな疾走感とロックよりもブルースを感じさせるドアーズ独特のリズム感が最高。ちなみにこのバンドは、ベースがいません。1stアルバムに関しては、オルガンのレイ・マンザレクが低音を兼ねていました。しかし、聴いてみればわかるのですが、ベースの不在を感じさせないグルーヴ感。ヴォーカルのジム・モリソンのカリスマ性は今更言うまでもないですね。伝説のミュージシャンの一人として名前を刻んでおります。

なぜか、私が60年代後半から70年代前半のバンドの中で、一番好きになったのは、ツェッペリンでもディープパープルでもクリームでもなく、ドアーズでした。(ローリング・ストーンズは、いったん省いて。)ちなみにドアーズはアメリカのバンド。ブルースやネイティブアメリカンの文化など、アメリカ独自の土着感があり、ブルースに憧れた当時のイギリスのバンドよりも黒い現実味があるのかもしれませんね。独自のうねり感があります。

MVの注目ポイントは、ガソリンスタンドでタバコを吸い始めるモリソン。
ハートに火をつけるどころか、ガソスタは火気厳禁だぜ!
そこにシビれるあこがれるゥ!



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