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【多摩ニュータウン近隣街歩き】②府中駅周辺を歩く

多摩ニュータウン近隣の街歩き。今回は府中市にやってきました。前回は稲城市を巡りました。

なぜ稲城・府中を巡ったかというと、京王線の駅にあった謎解きイベントのパンフレットを手に取ったからです(笑)。多摩地区の多摩市、稲城市、府中市、日野市が京王電鉄とタイアップして、謎解きイベントを開催しています。いつも降りない駅に降り立って、楽しい街歩きをできるきっかけになると思います。11月末まで開催されているので、近くの方はぜひ参加してみてください。

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では、府中の町を紹介したいと思います、府中には、京王線の特急で新宿から20分ちょっとで到着します。

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府中の駅前は、ペデストリアンデッキが発達しています。大きなバスターミナルもあります。

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ラグビーの町をアピールしています。昔から東芝府中のチームがあったりと、ラグビーが盛んな街です。

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街中に立派なケヤキ並木があります。

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ケヤキ並木は、古くからあるもので、「天然記念物 馬場大門欅並木」として、大正13年には天然記念物に指定されています。街のシンボル的存在です。

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古い時代からのお地蔵さんも表通りの真ん中で大切にされています。

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源義家公の銅像が建っています。大昔から栄えた場所だったのですね。「府中」とは、武蔵の国の国府があったところ。武蔵の国の政庁跡や、大國魂神社があり、甲州街道の宿場町としてもにぎわったところです。

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万葉集の歌碑もあります。

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ごく最近の話としては、東京オリンピックの自転車競技コースになりました。この欅並木と大國魂神社の参道を自転車が駆け抜けました。その記念碑的なものを残そうとしているようです。
(下記は、五輪の自転車中継のキャプチャー映像です。大國魂神社に世界のトップ選手が走り抜けました。神職の人がお迎えする映像、世界の人たちには印象に残ったのでしょうか。)多摩ニュータウンを走り抜けた自転車レース、できれば沿道で観戦したかったです。

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大國魂神社は、ケヤキ並木を歩いた先に参道があります。

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他の神社よりも、立派な常夜燈があります。江戸時代のものでした。

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ふるさと府中歴史館。境内の一角にあります。

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ここは、国史跡 武蔵国府跡に建てられています。

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隣に府中小唄の碑がありました。地域自慢がたくさん並んでいるのでしょうね。

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大國魂神社の奉納相撲の舞台もありました。

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大きな石碑は、日露戦役の記念碑。いろいろな時代の記念物がこの境内には残っています。

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これは、木遣の顕彰碑です。

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こちらは、旧日本海軍の軍艦多摩の慰霊碑。太平洋戦争のレイテ沖の海戦で沈没したとのことです。大國魂神社が、戦艦の艦内神社だった関係で、慰霊碑が設置されたとのことです。

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いざ、境内へ。当日は七五三を祝う人や、結婚式を挙げる人でにぎわっており、華やいだ雰囲気でした。

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【府中 番場宿 箱屋 願主政吉】と書かれています。

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反対側は、【府中 新宿 東屋 願主秀吉】とあります。同じ時期に宿場の豪商同士で協力し合って(ライバル関係?)建てたのでしょうか。

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いろんな時代の寄進によって神社が守られ、進化しているようです。これは明治時代の門の屋根補修の寄進記念碑。

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干支の絵馬がすでに展示されていました。年賀状にどうぞ、ということでした(笑)。

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府中町の道路元標を発見。いつの時代もここは街の中心だったようですね。

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デザインマンホールを発見。ゆるキャラの古都美ちゃんに、まんが「ちはやふる」に、自転車ロードレース。いろいろと名物がありますね。近くにはラグビーのマンホールもあったようですが、事情あって通過。

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その事情とは・・・、ちょうど通りがかりに、選挙戦終盤の街頭演説で人だかりが。誰かと思ったら、菅前総理。マンホールは人だかりの中心あたりにあったようなので、やむなく素通り。選挙中の一コマでした。

【終わりに】
府中の町、駅前をぶらりと歩いただけですが、もっとゆっくり巡ったら楽しそうな場所がたくさんありました。街の真ん中にケヤキ並木がシンボルのようにあり、大きな神社が街中に溶け込んだ街。商業施設にも歩行者デッキで行き来でき、たくさんの人でにぎわっています。ぶらりと訪れるにはすごく楽しいところでした。

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