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「エモい」が人生を輝かせる

ちゃるめらです。
わたし、BiSHが好きなんです。


そんな大好きなBiSHは、この2023年6月29日をもって解散するんですよ。
2021年12月に解散を発表してからたくさんライブやイベントがあったわけですが、今が解散前の1番盛り上がるタイミングで、「わ、エモいな」と思う瞬間が多々あるのです。

なんかちゃらくてミーハーな言い方で嫌だけど、「エモい」って最高だよねという話をします。

青春はエモいし、エモいが青春

アイドルって、卒業や引退前が1番きらきらして綺麗になる気がするんです。
乃木坂やAKB然り、終わりが見えるからなのかすっきりとした表情で去って行く印象があって。

これって、学生時代の卒業前の濃密な時間と一緒な気がするんですよね。何かが終わるのがエモいし、終わるのが青春。

寂しいとか悲しいの先に、それでも終わらせる美しさや、過去の輝きを思い出して幸せになる未来を想像して「エモい」が生まれるわけですね。

つまり、この「エモい」の一連の流れを作り出せば青春になるし、青春は人生のきらめきの塊なのだから増やしたら人生の彩りが増えたも同然。人生を豊かに生きて行くために、エモいを増やしていくべきだなと感じております。

エモさを擬似体験して自らを奮い立たせる

エモいを増やせとはいえ、なかなか人生にエモいものを増やすのは難しいもので。

ただ、自分が好きなドラマを振り返ってみると、「エモい」ものが多いんですよね。益田エミリの『永遠のおでかけ』という本の中に、「言葉が感情を連れてくるんだ」という表現が出てくるんですが、卵が先かにわとりが先かという話と同じで、「エモい」という感情を引き出す鍵を増やせばいい。

だから、そのドラマを観て擬似エモを感じたいと思います。

すぐに思い出される「エモい」作品はこの辺です。

  • お笑いコンビが解散するまでを描いた『コントがはじまる。』

  • 悲しさを抱く人たちの出会いと別れを描いた『anone』

  • 青春のきらめきをまざまざと描いた『Nのために』

  • 大切な人を守る大人の青春、そして愛を描いた『最愛』

好きなドラマはたくさんあるけど、「終わり」や「過去のきらめき」を描いた「エモい」ドラマを観て自分を奮い立たせたいのです。

セルフ卒業宣言をして青春を生成せよ

ちなみに、BiSHは解散の発表前から、エモいグループなのです。今にもいなくなってしまいそうな不安定さ、ライブごとに変化するパフォーマンス、青春ロックからバラード、パンクまである楽曲の幅からも、「今ここにしかない儚さ」が感じられてエモい。だからいい。

日々生きて行く中で、終わりを意識しないとだらだらしてしまうけれど、自分の中でここまでにこれを卒業する、みたいに「セルフ卒業宣言」をして勝手にエモさを醸し出しながら、青春をたくさん作り出して生きていきたいと思っている今日この頃です。

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