文系卒IT未経験から3ヶ月でエンジニアになったおはなし ~転職活動編 #3(完)
はじめに
本投稿では未経験からエンジニアに転職するまでの転職活動についてお話します。今回でこのシリーズ完結です。最近、エンジニアになりたいなあと思っていらっしゃる方が多い気がしているので少しでもお役に立てればなと思います。
内定もらえた理由について分析していますが、あくまで個人的な考えです。企業の選考基準については存じ上げないのでその点ご了承ください。
こちらの記事のみご覧いただいても理解できる内容になっておりますが、#1からお読みいただけると嬉しいです。
受けた企業
私は1社しか受けていません。そもそも勉強方針あってるかもわからないし、相談がてら受けてみるか〜というマインドで受けてまさかの内定いただけたので少ない状況になってます。それならカジュアル面談受ければよかったやん!って思われるかと思います。実は最初、別の企業にカジュアル面談を申し込みました。しかし、カジュアル面談の段階でお断りされてしまいました。選考にも進んでないのにお祈り?とショックを受けて、同じお祈りなら応募という土俵に立ってお祈りされたい!ということで本選考を受けることにしました。
選考の流れ
書類選考 → コーディングチェック → 一次面接 → 最終面接
書類選考は本投稿では省略します
コーディングチェック
文系学部卒、一般企業で働いていた私にとって、馴染みがなくものすごく苦手意識のある選考過程でした。
最初にコーディングチェック課題をみた時、さっぱりわからなくて辞退しようと思いました。しかし、せっかくコーディングチェックまで進めたし、フィードバックもいただける機会なので出すだけ出そう!と思い取り組むことに決めました。
もし、完成できなくても必ず提出してください。意外とこの段階で提出せず、辞退される方が多いです。
私は締切ギリギリ、なんとか形にはなったけど、ダメだろうなという出来でした。提出の際のメールでも「すごく勉強になりました、ありがとうございました。」と落ちた気満々の文章で提出しました。
もちろん課題の品質も大切ですが、経験者の方に品質・スピード勝てるわけありません。未経験の場合見られているのは「ポテンシャル」です。入社してから超スピードで成長できるぞというアピールが大切になります。
一次面接
前回のコーディングチェックについての振り返りやどんなキャリアを積んでいきたいか等一般的な質問でした。特に選考されてる!という雰囲気でなく、雑談しているようなリラックスした感じで楽しく過ごすことができました。最終面接頑張って〜とおっしゃっていたので、最終面接が鬼門なんだなと感じました。
最終面接
事前に質問されることがわかっていたので、話す内容を整理して臨みました。30~45分ほどと伺っていましたが、15~20分ほどで終わったので、「全然興味なさそうやし、落ちたな」と思ってました。入社後同期と話したら同じことを言ってる方が多かったので、時間や態度はあまり気にしなくてもいいと思います。
内定いただいた理由について
まず、コーディングチェック通過理由はポテンシャルです。
コーディングチェックでフィードバックがいただけるのですが、かなりたくさん指摘事項はありました。ただメールにてポテンシャル感じたので通過ですとはっきり書かれていました笑
続いて一次面接
ここではコーディングチェック自力でちゃんとやったのか、人柄が会社にフィットしそうか等を見られていたのかなと思います。フィードバックでは学習に対する熱量とコミュニケーション能力を評価いただきました。
最後に代表面接
何を見られていたのかさっぱりわかりません。笑 事前に質問事項はわかっていたのでしっかりと準備して受け答えできるかが見られていたんでしょうか?フィードバックでは独学の学習力、学習について話している時が楽しそうだったから入社しても楽しく成長してくれそうと評価いただきました。
TIPS
ここで、内定をいただくにあたって自分が気をつけていたことをあげます
選考期間はなるべく予定入れない
メールは即レスポンス
コーディングチェックの指摘事項は1次面接前にできる範囲で修正入れる
ニコニコしながら話す
ゆっくりハキハキ話す
リアクションをしっかりとる
面接後はお礼のメールを出す
できるアピールしない
太字以外は社会人としてのマナー&読めばわかると思うので割愛します。
コーディングチェックの指摘事項は1次面接前にできる範囲で修正入れる
入社した後チーム開発していく際、レビューいただきながら進めていきます。レビューいただいたら修正しますよね?コーディングチェックも同じです。フィードバックが返ってきたらわかる範囲ですぐ修正入れましょう。ここのスピード感も大切です。(選考期間予定を入れないのもこのためです)
修正しておけば面接の時に、「修正入れたんですけど、ここの部分はわからなくて、、」と話してふんわりアピールに繋げられると思います。面接官もエンジニアの場合、方法を教えてくれることもあるので、もし選考はダメでも新しい知識が身につくのでぜひ面接内での話題にしてみましょう。
できるアピールしない
できない上にプライドが高い、個人的に自分が教育担当なら苦手なパターンです。教えた時に「それは知ってるんで次行ってもらっていいですか?」とかいわれると心折れちゃいます> <
基本的にあなたの技術力は入社する会社内で見ると低いです。かなり低いと思います。プライドは捨ててください。未経験の場合はそれを承知の上で採用してくださるので、無理にできるように見せる必要はないです。(かといってできないアピールする必要もないです。)
今はまだまだだけど、学習意欲はあるし、早く会社に貢献できるように頑張ります!いろいろ吸収させてください!とお伝えする方がベターだと思います。ぜひこの子にはいろいろと教えてあげたい!と思わせるような振る舞いを心がけてください。
また、選考内でわからない言葉を投げかけられた時にも、勉強不足で申し訳ないのですが等の枕詞をつけつつ、その言葉は知らないので教えてほしいとはっきり言いましょう。
さいごに
今回の方法を実践すれば必ず内定いただけるというものではありません。ただ、選考してくださるのは同じ人間です。技術力はすぐに補えるものではありません。自分が採用担当ならどういう人を採用したいか、という目線に立って考えてみると新たな見方もできるかもしれません。私は面接の数十分間は女優になりきって別人格の理想の自分を下ろすみたいなアホみたいなことを意識してやってます笑
末筆にはなりますが、この記事をお読みいただいたエンジニアを志す皆様がうまくいくことを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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