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ハードコア系ファンタジーを詰め込みすぎた映画「悪魔の協定」

アルゼンチンのB級アクション映画、2015年。
Netflix
で配信中。

荒廃した近未来、魔法、ゾンビ、クリーチャー、ハイテク兵器、銃撃、格闘、異世界と、とにかくハードコア系のファンタジー要素が目一杯詰まってます。出てこないのは宇宙人と吸血鬼くらい?
マトリクスとリベリオン、アンダーワールドあたりを一纏めにした感じでしょうか。監督or制作陣がめっちゃ好きなのが伝わってきます:)
一箇所だけですがスター・ウォーズのマニアックなネタも入ってますしw。

逆にファンタジー要素を詰め込みすぎているのと、時系列が前後するせいで特に前半はストーリーが掴みにくく、ぶっちゃけ誰が主人公なのかよく分かりませんw。

ですがこの映画はストーリーよりも一つ一つの設定に面白いところがあります。
個人的には2つ面白い所があって、一つはネタバレになるので言いませんが、もう一つはレザースーツの上に赤いロープで亀甲縛りという出立ちで、紐を武器にして戦う「シバリ」がいい感じです。必殺仕事人的なんですが、ちょっとリベリオン的カッコよさを感じました(初回だけですが)w。このちょっとオカシイ設定がまたいいですね:)

アクション出来る役者さんをがんばって揃えたみたいでそれなりに魅せてくれるもののキレがもう一つって所もありますが、まぁB級なのでその辺は大目に見てもいいでしょう。

意外に楽しめた一本でした;)


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