[読書]対岸の彼女 角田光代
スクールカースト・職場の女性同士・ママ友等等このお話だけではなく、女性間の付き合いは難しいのだろうと感じる。
著者の本にはそういう女性特有の付き合いに馴染めない人物が多く登場する。ここに登場する主婦小夜子と彼女が出会う社長葵もそういう女性。
お話は、葵を作った過去と自分に悩む小夜子の今を巡り展開。もしかしたら若い頃の小夜子の側にナナコがいれば、小夜子も葵だったのかもしれないとも思える。
打ち解けそうで打ち解けない小夜子と葵。小夜子にとって葵の存在は何なのか?そのことを知りたくて読み進むが、果たして答えは?
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