デジタル化で紙が減る

 日経記事から。紙の生産は大きく分けると梱包などに使う板紙と印刷向け中心の紙に分かれ、以前は紙が圧倒的だったが、今は板紙の方が多いという。米国では板紙が紙の2倍であるという。

 電子商取引の普及で段ボールの様な梱包材は堅調に伸びているが、書籍やパンフレット用は書籍の売上減・新聞折込チラシの減・電子版パンフレット等電子データの一般化により緩やかに減っているという。

 パソコンやインターネットが普及し始めた頃、これからは電子データの時代だから紙データはどんどん要らなくなると言われた。ところがビジネスの世界では色々なデータが紙で出せるので、かえってアウトプットが増えた。しかしビジネスの世界から紙重視世代が少しずつ減り、デジタルデータに抵抗感の少ない世代の割合が増えたことで、ようやく紙が減ってきているという気もする。

 おじさんはまだ電車で文庫本を読んでいる。そのうちこれも過去の遺物になるのかな。

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