節分

今は亡き私の師でもある祖父は かねてから言い続けてきました 「なぜ、鬼は外で福は内なのか」と 「鬼も福も我々も外で宴を開けば より幸せな一年が訪れる気がしてならない」と 追い出す事は簡単です ですが追いやられるのは 追い出す側には分かりませんが 結構辛いものです 何ら危害を加えていないなら尚更です いつの日か同じ食卓で楽しめる日が 来ますように、ます 節分。

新しい世界の入り口

「にんげんっていいな」を 久しぶりに聞きました 小学生時代のあの頃 スマホやSNSはもちろんありません 子供が学校から帰ってくる時間 周りの大人たちはいつも気にかけてくれ 不便ではありましたが幸せな時代でした それから数年経ち 私たちはネットという 新しい世界への入り口に高揚し 注意書きには目を通さないまま 足を踏み入れてしまいました それからさらに数年経ち 私たちはパンドラの箱を開けてしまった事に ようやく気付きました いいな、いいな ニンゲ

摩訶不思議

何故でしょう 椅子に座ってぐっすり寝たり 重箱の隅を突くのに協力はしなかったり 今は不要な議題を提示し続けたり 権力を振りかざして玉座に座り続けるのに 札束は彼らの元にしか行きません 何故でしょう 最前線で戦い続けているのに 自分の命を削り続けているのに 何かできる事はないかと懸命になっているのに 札束は彼らの元を離れていきます 「ウイルスだ」「近寄らないで」… 彼らの元には偏見と差別がやって来ました 何故でしょう 懸命に戦う人たちが評価されないの

意味

特に意味は無いのに 「どういう意味ですか！」 「意味がわかりません！」と 意味の無いことに怒ったところで 意味がないので説明できません 深読みはおすすめしません 深読みは時として関係を壊しかねません 本人が言ったりしない限り あれこれ意味を見出すのは 心が壊れる原因になりかねません もう少し生きやすい世の中に もう少し澄んだ空気が漂う世の中に なれば良いのにと願うばかりです、でした 平静。

2020

ある人にとっては良い一年 ある人にとっては最悪の一年 今年は膿がたくさん出ました 人の優しさも人の醜さもたくさん出ました 素晴らしい一年だったでしょう 不安な一年だったでしょう 後悔先に立たずを学べたでしょう 学んだ事を生かせるのは我々の特権です 過ちを繰り返すのは学び足りない証拠です さようなら こんにちは 昨日も今日も明日も 私はずっと問い続けるでしょう、ます How Does it feel？を

生きています 生存確認 今もこれからも 今もこれからも 問いかけ続けます How does it feel？を

何故でしょう

何故私ばかり 何故僕ばかり 何故、何故、何故 もう試練なんていらない 何もかも辞めてしまいたくなった時 隣に一人の少年が座りました 義足を身につけていました 髪の毛もすっかり無いのに 彼はひたすら笑って言いました 「もう、うんざりしちゃうよ 毎日毎日、試練続きさ」 「あと少しだけ、時間があればなぁ」 彼はそう言い残して フッとそよ風になりました ネガティブは視野を狭めるようです 無理にポジティブにしなくても良いです 私もあなたも 何か大切なこ

たたたたた

叩くことはしません 叩いたら相手は痛がります 叩いたら自分の手も痛くなります 誰かが良くない事をしたら すぐに叩くのは 手を繋いで かごめかごめをしているみたいです どうして私もあなたも どうして人は 与えられた知恵を 愚かさに費やすのでしょう 命には限りがあります あなたはそれで満足ですか？ みんながするから自分もします 限られた人生はそれだけですか？ それで悔いはないか、ですか？ 定義。

伝えたい

本屋さんで本を買った時 お店でご飯を食べた時 スーパーで買い物をした時 「ありがとう」とか 「ごちそうさま」を 当たり前とか当然とか普通は たった一つの あなたの中にだけある定規です 本屋さんがあるから お店があるから スーパーがあるから 働く人がいるから みんないるから私は生きていられます 当たり前とか当然とか普通を 一度ロッカーに預けて 伝えたいのだ、です 有難う。

好きな曲シリーズ

さて 今回はSigur Rosから Hoppipollaを。 笑って ぐるぐる回って 手をつなぐんだ 世界がみんな霞んで見える だけど君はびしょ濡れで立ってて すっかり水浸し 長靴なんてないけど 一緒に行こう 自分の殻は破らなきゃ 大きく息をして 君の髪からは自然の匂い 早く見つけたいんだ この僕の鼻でね 水たまりを跳ね回ろう すっかり水浸し びしょ濡れだ 靴だって履いてないし 鼻血が出ることもあるけど 僕はいつだって立ち上がる (

チャップリン

かつてチャップリンは こう言いました 「貪欲さが人間の魂を汚し 世界を憎しみで囲い込み 私たちを悲惨な殺戮状態へと追い込んだ 私たちは速さを発達させたが 自らを閉じ込めてしまった 豊かさを与えてくれる機会は 私たちを欠乏状態にさせた 私たちの知識は私たちを冷笑的にさせ 私たちの賢さは私たちを 無常で不親切にさせた 私たちはあまりにも物を 考えすぎるようになり 物を感じなくなっている 機械以上に私たちが必要なのは人間性だ 賢さ以上に私たちが必要な

何故若者なのか

いずれ、それを聞いてくる人がいる人が いると思ったので先に言っておきますね。 私は一般社会から見れば若者です 以前言った理由がその全てなのですが 性的マイノリティーも 私は仲間だと思っている訳です。 誤解を与えてしまいそうなのですが 男女の区別は必要という意見も 私は理解出来ます 同性愛が理解出来ないという意見も 私は理解出来ます だからそういう人たちに 「もっと理解を示せ！」と 感情的に強制的に言いません そう言うスタンスの人には 何を言ったっ