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地方移住してちょっと困ったこと

地方移住していました。九州のど田舎に。山と限界集落に囲まれたその場所は、人口減少と少子高齢化の進んだ未来の日本でした。

今回はそこで生活していてちょっとだけ困ったことを書いていきます。

壊れたコインランドリー。

コインランドリーはあったらサンキュー的存在。子どもの洗濯物を急いで乾かさないといけないときなど、いざというときにあったらありがたいもの。

で、あったんです。見つけたときはほっとしました。古びたコインランドリーですが、いざというときはここに来ればいい。と。

で、そのときがきたんです。明日の朝までに乾かさなくてはいけないときが。

さあコインランドリーの出番です。幸いにも乾燥機は空いていました。洗濯物を乾燥機に詰めて、硬貨を投入。これで一安心。

のはずが、動かないのよ。これが。いくらやっても。

どういうこと? 周りを見ると、張り紙がありました。

「苦情はこちら。」〇〇ー〇〇〇〇(電話番号)

いや、苦情じゃねーし。

移住前では当たり前に運んでいたことでも、ど田舎ではことごとくうまくいかないんです。

薄暗い暗闇を歩いている感じ。普通ここに段差なんて無いんだけど、おそるおそる歩こう。となります。

次第に慣れますが。

靴下が買えない。

次です。子どもの入園式。ドレスコードというほどのことではありませんが、子どもの靴下は黒のハイソックスをはいて臨むよう言われました。

で、どこで買えるの?

周囲に尋ねたところ、買えるお店は近くにはないとのことでした。

ないんかーい。

お店で購入するには、車で1時間以上かかる町まで行く必要があるとのことでした。

そこまで行くのか。。黒のハイソックスを買うのに車で1時間て。

その頃はネットで購入する感覚もあまり持ち合わせていなかったのですが、こちらの人たちはそうでもなかったんです。

そう、ネットなら買えるんです。ど田舎でもネットで買ったものを届けてくれるんです。こんな山奥のへんぴな所まで届けてくれるのです。

これはほんとうに助かりました。すごいですね、日本の物流は。

物流は、日本を支えるインフラですね。

ど田舎ではお店で購入できるものが限られています。お店自体がなかったり、少なかったりして、商品も限られています。自分の気に入ったものを手に取って選ぶなんてなかなかできません。

そこで、ど田舎ではネットで購入となります。ど田舎ほど進んでいるかもしれません。

実際、移住前に関わった人たちよりも、ど田舎の人たちのほうが、ネットで購入することに意欲的だったり、慣れていたりしているように感じました。

ど田舎でもネットがあればなんとかなる、こともありました。

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