深夜のかりすま名画座:Wake Up, Girls!七人のアイドル
Wake Up, Girls!七人のアイドル
仙台の弱小芸能事務所、グリーンリーヴズ・エンターテインメントは所属タレントに逃げられ廃業の危機に瀕していました。
社長の丹下はアイドルで一儲けすべく、マネージャーの松田に人材集めを命令します。無茶振りに途方に暮れる松田。目の前に現れた少女が口ずさんだ歌。その声は、儚いながら強い輝きを放ちました。
旅行地、仙台に関わる作品という事で今一度向き合いました。
主人公である島田真夢は「アイドルは人を幸せに出来る」と信じ頂点に上り詰めました。しかし、直面した現実。周囲の人々を傷付けた事実に苛まれ、アイドルである意味を見失ってしまいます。殻を破れるか。彼女はどんな答えを見つけるのでしょうか。
見つけた「答え」はとてもシンプルで幼稚にさえ聞こえるけれど、これからも忘れては行けない「自分の答え」になりました。躓いた際に観たい作品です。岐路に立った若者にこそ触れて欲しい。背中を押す口実に誰かの物語を借りても構わないと、おじさんは思います(偉そうに……笑)
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