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アラフォー看護師2年目 ~これからの展望~

 看護師2年目となり、早くも夏を迎えようとしています。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?入浴係に割り当てられた日なんか、もう汗だくで30人とか入浴介助していると、三途の川を渡りそうになりますね。

 今回は2年目となった事で駆り出される「病棟の係の仕事」や「これから始まる委員会の仕事」を中心に、今後の展望と結び付けつつ、現状を整理して行こうと思います。

 

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はじまる病棟の「係のお仕事」。え?2年目なのにリーダー?

 

病棟研修係のリーダーに任命されました(;^ω^)

 さてそんなわけで、2年目となり、係や委員会の仕事が始まっています。病棟の研修担当のリーダーを「人がいないからどうしてもやってほしい」と言われ、基本的に2年目が割り当てられる事はない「病棟係業務のリーダーのポジション」を任されることとなり、それに伴って先輩や管理職とのコミュニケーション頻度が多くなってきています。

 病棟勉強係の仕事とは? …それは、日々の業務にまつわるスキルアップ、新人研修の一端を担う割と責任重い感じの係です。日々の業務の中で研修ニーズを把握し、皮膚褥瘡ケア・口腔ケア・摂食嚥下・感染などの院内認定ナースの方や、それに関連する委員会(WOC、NST、RST、ICT、退院支援など)メンバー、そしてリハ職種や検査技師、MEなどとも必要時連絡を取って勉強会への協力依頼、企画開催をする役目を負っています。(こわっ)

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 係の仕事をやっていると感じるのが「勤務中、通常の業務が忙しすぎて、係の仕事やる時間なんて無くね?」ってやつですね。研修係は各種委員会メンバー・院内認定を持つ各分野の認定ナース、そして他職種に研修を依頼し、調整・開催をするというもので、それだけで一日仕事できちゃうんですが、まあそれを通常業務の合間にやれという事らしい。

 そんな状況なので、片手間でやりつつも「ある程度の水準」をキープして、参加される皆さん的にも「業務時間内でコンパクトに終わる」研修を心がけていきたいですね。当面はコロナの影響で集団研修が無くなった「1年目の方たちへのミニ研修+OJT」をプリセプターさん達にお声を掛けつつ少し手伝う事で「共同開催」とし、研修開催数を稼ぐスタイルでやっています。笑

 コロナにより集団研修の開催ができないため、それが緩和したら、他職種や医療機器・医薬品メーカーなど業者さんを呼んでの研修も調整していきたいですね。ニーズはもうたくさん上がってて、ネタはいくらでもあるのですw

  

 

委員会とそれぞれの専門性! 迷う…! 在宅へ戻る前に、手に入れたいスキル。

 

師長「アナタにRSTをやってもらってもいいと思うの」

 係の仕事はそんな感じなのですが、在宅分野へ戻るまでのそんなに長くない今後の病棟看護師の時間で、「何をやっていくか問題」なわけです。

 上でも述べたように委員会なるものがあって、個人の希望(ボクこれやりたいです!)と病棟のニーズ(人員采配)を天秤にかけて、毎年決定されていくようですが、やはり強い希望があると管理職へ意見が通りやすいようですね。

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 在宅に戻るまでに、病院で何をやるかという視点で1年目から考えていましたが、「病棟ならでは」で「在宅でも大いに役立つもの」というところで考えていったとき、退院支援部門RST(呼吸ケアサポートチーム)、の2つを考えつつも、どちらにするか迷っていたんですね。

 前の記事 アラフォー看護師1年目。まもなく2年目となるにあたって。 でも書いているように、「病院の中から、地域在宅生活を見通す力を得る」という目標があったので、①退院支援部門への参加はかなり初期から考えていました。

 ②RSTは、同じ在宅介護出身の先輩から「病院ならではの経験・スキル」「在宅でも役に立つ」と言われ、ぜひやってみなよ!とオススメされていました。(この先輩は私にRSTやらせて、レスピ関係のことを聞きやすい人間を作りたかっただけらしいがw)

 新年度の面談時、師長さんに上記2つで迷っていると伝えつつも、「病棟人員的な問題や割り振りもあると思いますので、それに従うつもりです」と伝えておいたのだった。

 ところが先日、師長さんによばれ「委員会活動は3年目からなんだけど、あなたはもうRSTに関わってもらっていいと思うの。病棟としても助かるし。」と、ある種の業務命令みたいな形でRSTの研修・院内認定試験について説明を受ける事になりました。

 今年一年かけて、RST院内認定の為の研修参加と、それに必要な様々な動きが始まる予定です。この研修は時間外扱いでお給料が発生しないのが超絶不満ですが、しょうがねぇ。

 

 

で、いつごろ在宅に戻るのか? ジョブコマンドとアビリティ?

「3年目を待たずして、訪問看護の道へ進む。」って言ってはいたが…

 

 前の記事で、3年目を待たずして訪問看護、と考えてはいたけれど、少し仕事をする上で気持ちの余裕が出てきたこともあり、少しでもウリというかスキルを持って、在宅分野に戻りたい、病院を出たいという気持ちが強くなったんですね。

 日々の看護業務、そしてRSTとしての活動を通して、病棟看護師というジョブで得られるアビリティFF5的職業観w)を、なにかしら得たいという気持ちが出てきました。

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イメージは、以下のように脳内メニュー画面に表示される予定w

!こきゅうりょうほう

(呼吸療法ね)

 

 在宅へ戻るのは、少し先になるかもしれないけれど、最短で4年目あたりを意識して、目的意識を持って病棟看護師をやっていきたいと思います。

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 在宅分野で、おそらく訪問看護にまず最初に腰を落ち着け、障害や難病の方に特化した訪問看護という現場で、強みを生かしていきたいと考えています。途中でまた、気が変わるかもしれないし、何かしら新しい扉が開くかもしれないので、あまり硬くならずに、視野は広く、開いた扉にはすぐに反応できる瞬発力を、余裕を残してゆるりとケア人生を謳歌していきたいですね。

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