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簡単に関係を許してはいけない、というちょっと突っ込んだお話し②

婚活中の女性の皆さん、お元気ですか?

昨日は、なぜ簡単に関係を許してはいけないのかということについて、男性心理という視点から書かせて頂きました。私が男性ということもあり、この男性心理については真実とかけ離れてはいないと思います。
今日は角度を変えて違う視点から書かせて頂きます。

10年近く前になりますが、ある会社経営者の方と出会いました。出会った当時はもうすでに成功を収められていて、かなりのお金持ちの方でした。
一緒に仕事をさせて頂き、だんだんと懇意にさせて頂くようになりました。過去のお話しもお聞きするようになると、かなりの苦労をされていることが分かりました。私がお会いした中でも一番の苦労をされていました。苦労を重ねてその後大成功をされて、巨万の富を得ていました。
陽気で明るく、いつも笑顔を絶やさない方でしたが、とにかく謙虚な方でした。私は仕事上お金持ちの社長と会うことが多いのですが、傲慢な方も中にはいらっしゃいます。傲慢とまではいかなくても、贅沢好きで、見栄を張ることも好きという方がやはり多いです。
しかし、その方は謙虚ですし、贅沢をしません。見栄を張るなんてことは全然ありません。ケチということもなく、自然体が身についているような方でした。
私はどうして贅沢をしないのか不思議でした。車も普通、着ているものも普通。他の社長のようにどうしていい車に乗らないのか不思議でした。ある時どうして贅沢をしないのかと思い切って聞いてみました。いつも陽気で笑顔の社長が、真面目な顔になり私に教えてくれました。
「人間はね、苦労して手に入れたものは大事にするし、手放さないものなんだよ。」
強烈な一言でした。その時の社長の顔、声、雰囲気を10年たった今でもしっかりと覚えています。脳裏に焼き付いている感じです。
私は子供の頃、なぜか自転車をなかなか買ってもらえず、周りの友達が持っているのに私だけ持っていないという時期が長く続きました。やっと買ってもらえた時、大喜びしました。私は性格上あまり物を大事にするほうではないのですが、その自転車は雨に濡れたら錆びるのが嫌ですぐにタオルで拭き、こまめに油を差したりしていました。大事にしていましたし、愛着がありました。
似たような経験がある方は、多いのではないでしょうか。

手に入れるまでが大変だった時と、簡単に手に入った時の自分を思い出してみてください。やはり手に入れるまで大変だった時は、手に入れてから大事にされていたのではないでしょうか。
これは女性に対してでも同じだと思うんです。
付き合うまでに時間がかかり、手間がかかり、ようやくお付き合いをすることができたら、男性はどうしたってその女性を大事にするし、手放さないと思います。
女性には、愛する喜びも当然あるでしょうが、愛される喜びのほうが大きいような気がします。愛される喜びは、女性としての幸せなのではと思います。
勢いで付き合うということもあると思いますが、簡単に関係を許すということとはまた違うと思います。
男性から大事にされて愛される女性が一人でも多くなることを願っています。

あなたに幸が訪れますように。

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