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ハンドメイド初心者さんこそ「刺し子のススメ」

こんにちは、手づくりキットシリーズ「キャラとハンドメイドで」プランナーのA子です。

「刺し子」って聞いたことがありますか?

布地にさまざまな模様を糸で縫い刺す、日本の伝統的な刺しゅう技法です。今ハンドメイドの世界ではこの「刺し子」が大人気。Instagramでは「#刺し子」で約50万件も投稿がされているほどです。

「キャラとハンドメイドで」チームの中にも、刺し子の「さ」の字も知らなかったのに今ではすっかり刺し子に魅了されたスタッフがちらほら。

今回はこの「刺し子」についてその歴史や魅力などを書いてみようと思います。

刺し子とは?

刺し子の歴史

刺し子は、古くから日本に伝わる刺しゅうのひとつ。16世紀初めごろに生まれ、主に東北地方で広まりました。寒さをしのぐために衣類の補強や防寒として、重ねた布を縫い刺したのが始まりだと言われています。本来は生活の知恵として営まれてきたものですが、現代では手芸ジャンルのひとつとして親しまれています。

刺し子の種類

刺し子には各地方で作られてきたさまざまな技法がありますが、そのなかでも特に有名な2つをご紹介します。

模様刺し

最も簡単で一般的なのが「模様刺し」。布に描いた線の上をそのままちくちく刺していきます。和の伝統文様のほかに、最近ではイラストやキャラクターを刺し描くものも増えてきました。

一目刺し

刺し子好きさんの中でも特に有名なのが「一目刺し」。決まった針目で、縦・横・斜めと同じ方向を順に刺していく技法です。

どうやって作るの?

刺し子は、主にひと針ひと針 等間隔で布に針を通していく「運針(うんしん)」だけで刺していきます。むずかしい刺しゅうのテクニックは必要なし。普段はハンドメイドをしない方でも、気軽にチャレンジできます。

刺し子の魅力

お昼休みに刺し子をするスタッフ

「キャラとハンドメイドで」のスタッフたちもみんな刺し子が大好き。男性も女性も、先輩も後輩も、お昼休みにはみんなでちくちくタイムです。
どうしてそこまで刺し子に魅了されるのでしょうか?

(1)簡単&かわいい

まずはやっぱり、ちくちく針を動かすだけでできる手軽さ。針と糸と布さえあれば、集中したい時も、何かの待ち時間にちょっと気晴らししたい時もすぐに刺し子をすることができます。点々と単純な針目の繰り返しから生まれる素朴な見た目は、いくつも集めたくなるかわいさ。

(2)普段の暮らしに取り入れられる

できあがった刺し子は、日々の生活で使ういろいろなものに仕立てることができます。ふきんとしてキッチンを彩ったり、お弁当包みや小ものの目隠しにしたり、端を結んでバッグにしたり…作って終わりではなく、実用的なアイテムにできるのも魅力のひとつです。

(3)夢中になれる

そして、何といってもちくちく没頭して作業ができること。日常の雑事を忘れ、集中して一定のリズムで手を動かす時間はリラックスタイムにもなります。「キャラとハンドメイドで」のスタッフも、お昼休みに刺し子をして、午後も仕事を頑張ろう!という活力につなげています。

気負わずに始められて、さまざまな魅力がある刺し子。

ハンドメイドが初めて、という方でもきっと大丈夫。素朴でかわいく、奥が深い刺し子の世界に浸ってみませんか?

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「キャラとハンドメイドで」では、キャラクターを刺し子で描く楽しみや新発売の刺し子キット、そのほか手芸のお役立ち情報を発信しています。


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